ブログSEOにおいて「内部リンク」は重要ですが「内部リンクって何?なんで使わなきゃいけないの?」という方のために内部リンクの仕組みや基本原則についてまとめてみました。
「内部リンクってなんなの?」
「どんな役割やメリットがあるの?」
「具体的にどんな場面で使われてるの?」
などのSEO初心者にありがちな疑問点も解説していますので、是非じっくり読んでみてください。
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内部リンクとは?
内部リンクを一言でいうと
自分のサイトから自分のサイトの別ページへ移動するためのリンクのことです。
↓↓↓【内部リンクの例】↓↓↓
上記のリンクをクリックすると当サイト内の別の記事に移動します(内部→内部)。
これが内部リンクです。
- 内部リンク=自分のサイトから自分のサイトへのリンク
- 外部リンク=自分のサイトから外部サイトへのリンク
自分のサイトから自分のサイトの別ページへ移動させるリンクを総称して内部リンクと呼ばれています。当サイトは内部リンクを使ってから、ブログのアクセス数が数倍に増えました(月間2万→10万PVくらい)。
内部リンクの役割
内部リンクの主な役割は下記の通りです。
- サイト内をクローラーが巡回しやすくする
- クローラーがリンク先の内容を理解しやすくする
- リンク先のSEO評価を上げる
- 関連コンテンツへのリンクで読者の満足度を高める
などの役割があります。詳しく解説しましょう。
1.サイト内をクローラーが巡回しやすくなる
検索エンジンがWEBサイトから情報を集める際、クローラー(検索エンジンから情報を集めているロボット)がリンクをたどってサイトを巡回します。AからB、BからCとリンクを辿ってページを渡り歩いています。
適切な内部リンクを貼ることでクローラーが上手くページからページへと巡回することができます。逆にリンクが全くないとページ同士を巡回しづらくなり、SEO上のマイナスに繋がります。
検索エンジンの仕組みやクローラーの役割については[初心者必見!]まずは検索エンジンの仕組みを理解しよう!の記事でご紹介していますのでお読みください。
2.クローラーがリンク先の内容を理解しやすくなる
内部リンクによってよりページの内容を理解し、検索エンジンから適切な評価を得やすくなります。特に関連性の高いコンテンツ同士のリンクは相互にSEO評価を高めてくれます。
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[内部リンクがある記事とない記事の違い]
- 内部リンクがない記事→ページの内容を理解しにくい
- 内部リンクがある記事→前後の内部リンクを巡回し、よりページ内容を理解してくれる
検索エンジンがリンク同士の関連性でページを評価し、SEO効果が上がりやすくなる。
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3.リンク元・リンク先のSEO評価を上げることができる
適切な内部リンクはSEO評価を上げることができます。
SEOには「被リンクをもらうとSEOが強くなる」なんてことがよく言われますが、内部リンクでも同様の効果があります。
- A記事から関連B記事へリンクを送る
- B記事から関連C記事へリンクを送る
- C記事から関連D記事へリンクを…
と関連記事からリンクを送ることで、送り元・送り先共にリンクパワーを与えることができます。普段、ライバルのリサーチをしていると、良質なコンテンツなのに検索順位が上がってない記事ありますよね。
そういう記事を見ていくと内部リンクが貼られていないことが多いです。その場合、関連コンテンツ同士で内部リンクを貼るだけで順位が上がります。
4.関連コンテンツへのリンクで読者への満足度を高める
コンテンツから関連コンテンツへのリンクを貼ることでSEO評価が上がります。
例えば「ラーメン 栃木」のようなキーワードだったら「ラーメン 栃木」系の関連コンテンツを作って内部リンクを貼ることでSEOを強化することが出来ます。
【検証】内部リンクは本当にSEO効果があるのか?
ただ、内部リンクを貼ったことがない人には「本当にSEO効果があるの?」という方も多いと思います。
そこで今回、実際にGoogle検索で
検索上位と下位コンテンツの内部リンク数を比較してみました。
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【リサーチ条件】
- キーワード:適当に思いついた3語キーワード3つくらい
- リサーチ範囲:1位~10位と50位~60位の個別記事
- 対象ページ:記事ページのみ(問い合わせやQ&Aコンテンツは除く)
- カウント条件:記事上・記事中・記事直下で手動リンクのみ(プラグインなどによる関連コンテンツは除く)
[1位~10位]
- 内部リンク総数:114
- 記事上の割合:1(0.8%)
- 記事中の割合:90(79.2%)
- 記事直下の割合:23(20%)
[50位~60位]
- 内部リンク総数:60
- 記事上の割合:0(0%)
- 記事中の割合:37(62%)
- 記事直下の割合:23(38%)
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検索上位コンテンツほど「関連コンテンツ+記事中の内部リンク」が多かったです。適切な内部リンクと関連コンテンツがあれば
- 読者に満足してもらい
- 回遊率も上がって
- SEOも強くなりアクセスアップ!
という一石三鳥の効果を生むことができます。
内部リンクの具体例
内部リンクがサイト内で使われている具体例です。
トップページからの内部リンク
トップページ内にある主な内部リンクは以下の通りです。
- グローバルメニュー
- ヘッダー内リンク(WordPressテーマによる)
- フッターメニュー
- 新着記事一覧
- 関連記事一覧
- カテゴリー
- アーカイブ
- プロフィールへのリンク
- メルマガ登録ページへのリンク
記事(固定ページ・投稿含む)からの内部リンク
個別記事の内部リンクには
- 目次
- 記事中
- 記事下
などがあります。
基本的に記事中の内部リンクは、読者がより早く情報を探すためのナビゲーションです。
「読者にとって価値ある内部リンクを貼る」
という意識を持つことが大切です。
内部リンクの貼り過ぎはデメリットもある
内部リンクはSEOの強化に有効ですが、過剰な内部リンク(記事中に意味なく20以上など)や関連性のないコンテンツへの内部リンクは逆効果です。読者のためにならない過剰な内部リンクはペナルティがあるので気をつけましょう。
「この内部リンクは読者にとって適切か?」という視点を忘れないようにしましょう。
まとめ
内部リンクを最適化することでSEOが強化され、アクセスを最大化できます。
「毎日記事を書いてるのにアクセスが伸びない…」と悩んでいる場合は、内部リンクを使うだけで検索順位が上がることが多いです。
「読者の満足度を上げ、なおかつアクセスも増やせる」
内部リンクを是非あなたも使ってみてくださいね。
次は記事中に内部リンクを貼る際に守るべき6つのポイントへGO!
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