「検索上位のコンテンツは記事中の内部リンクが多い」
というのを内部リンクって何?SEOで検索上位に上げるための基礎知識で書きましたが、ただ適当に内部リンクを貼りまくればSEOが強くなるわけではありません。
読者にとって価値があり、Googleにも評価される内部リンクを貼る必要があります。そこでこの記事では「内部リンクを記事中に貼る際に気をつけるべきポイント」を6つに分けて解説します。
あなたが今後、内部リンクを使用する際にご参考ください。
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内部リンクの個数とSEO評価は関係ない
先に注意点を挙げておくと
内部リンクの個数とSEO評価は関係ありません。
そもそも「内部リンクの本数でSEO評価が決まる」なら誰も苦労しません。
内部リンクの本質は
「適切な位置に必要な分だけ貼る」ことです。
そのためには常に読者第一で考える必要があります。
あくまで内部リンクをクリックするのも読者であり、リンク先の記事を読むのも読者です。読者が全く利用しない内部リンクを大量に設置していたらペナルティを受けるのは当然ですよね。
「読者がより満足してくれるような内部リンクを用意する」
これを内部リンクの基本原則として覚えておきましょう。
内部リンクを貼る際に守るべき6つのポイント
内部リンクは貼るだけでも読者に効果的ですが
よりSEO効果を高めるために守るべき6つのポイントを学んでいきましょう。
1.関連コンテンツへのリンクを貼る
内部リンクは関連コンテンツへのリンクを貼るのが基本です。
全く無関係な内部リンクを貼ることは読者にもGoogleにも好ましくありません。
★良くない例★
- 「ラーメンの食べ方」→「仕事術」
- 「スマホの使い方」→「おすすめプリンタ」
無関係なリンクは読者にとってもGoogleにとっても不要であり、SEO上マイナスに働くことが多いです。
★良い例★
- 「ラーメンの食べ方」→「ラーメンのカロリー」
- 「スマホの使い方」→「スマホの基本用語」
関連性の高いコンテンツへのリンクは読者の満足度を上げ、Google側も情報をより理解しやすくなります。内部リンクは関連性を常に意識しましょう。
2.リンクテキスト(別名:アンカーテキスト)にSEOキーワードを入れる
リンクテキストにはSEOキーワードを入れましょう。
例えばリンク先が「スマホ 操作 方法」というキーワードを含んでいるとしたら、リンクテキストにも同じく「スマホ 操作 方法」というキーワードを含めるようにします。
リンクテキストにSEOキーワードを入れることで、Googleがリンク先のページをより正確に理解してくれます。
注意点としては
- キーワードのみ
- 過剰にキーワードを埋め込む
などはマイナスに働く可能性が高いのでやめておきましょう。
あくまでリンク先の内容に沿ったキーワードを入れるのが無難です。
3.リンク先の内容がわかるようにする
リンクテキストはリンク先の記事の内容がわかるようにしましょう。Googleはリンクテキストの文字列を読んで内容を理解しようとします。
例えば
- 「こちら」
- 「前回の記事では」
- 「おすすめはコレ」
などの文字ではリンク先の内容を理解できません。基本原則としてリンクテキストを見るだけで内容が想像できるような文字列にする必要があります。
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例:
「こちら」→「ラーメン横浜家系の大阪なんば店に行ってきた話」「前回の記事では」→「ノートの書き方(社会人編)」「おすすめはコレ」→「勉強できるおすすめカフェ!」
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上記のテキストなら中身が想像できると思います。「誰が見ても中身がイメージできるか?」は内部リンクを貼る上でかなり重要です。
リンクテキストは「中身が想像できる」もしくは「リンク先の記事タイトルをそのまま入れる」のいずれかにしておくといいでしょう。
4.画像リンクを使う場合は、別途テキストリンクを用意する
画像に大してリンクを使用する際は、別途テキストリンクを用意しましょう。
例えばこんなイメージです。
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上記を見ると「画像リンク+テキストリンク」になっています。何故こうするのか?というと、Googleは画像の周辺にあるテキストを見てSEO評価をしている(らしい)からです。
もっと言うと「画像を上手く認識できない」とも言えます。
もし画像リンクを使用する場合は
- 画像の下にリンクテキストを別途用意する
- 画像にはalt、キャプションを必ず入れる
などの対策をすると良いと思います。
5.タブの開き方を統一する(新規タブ or 同一タブ)
個人的な意見ですが、内部リンクを設定する際のタブの開き方を統一しましょう。
「このリンクは新規タブが開いたけど、このリンクは同一タブだった」となると、読者が迷ってしまう原因になります。
- 内部リンク→同一タブ
- 外部リンク→新規タブ
など、使い方を統一して読者が迷わないようにしましょう。
6.本文中にテキストリンクと同色の文字は使わない
本文中にテキストリンクと同色の文字色は使わないようにしましょう。
【NG例】
これはリンクです。
これはリンクかもしれません。
これはリンクではありません。
でももしかしたらリンクかもしれません。
※リンクと同じ文字色の装飾をすると、リンクがわかりづらくなってしまう。
なんだか腹が立ちますね。
「リンクだと思ってタップしたらリンクではなかった」
というのはユーザーにとってかなりのストレスです。それが原因で離脱したら、リピーターになってくれる可能性はなくなるでしょう。
リンクと本文のテキストを切り分けるためにも、リンクテキストの色は本文中では使用しないのがベターです。
まとめ
内部リンクは読者とGoogle両方のためです。
読者にとってはより詳しく情報を知るためのナビゲート、Googleにとってはページをより正確に理解する手助けになります。
この記事でご紹介した
- 関連コンテンツへのリンクを貼る
- リンクテキスト(別名:アンカーテキスト)にSEOキーワードを入れる
- リンク先の内容がわかるようにする
- 画像リンクを使う場合は、別途テキストリンクを用意する
- タブの開き方を統一する(新規タブ or 同一タブ)
- 本文中にテキストリンクと同色の文字は使わない
の6つのポイントはいずれも基本ですが
これらのポイントを抑えるだけでブログ全体のアクセス数は確実に変わってきます。
是非、あなたも内部リンクでSEO効果を体感してみて下さいね。
次はSEOライティングの超基本!初心者が絶対に抑えておくべき12のポイントへGO!
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