この記事は2023年4月19日にリライト(書き直し)しました。書いた当時よりも遥かにSEOライティングスキルが上がっているので、ほぼ全部書き直しになってます。笑
どうも、株式会社SNACのまつです。
SEOライティングとは何か?や、初心者が押さえておくべきポイントや基本的な書き方について解説します。
SEOライティングとは、Googleから正しく評価されやすい記述で文章を書くスキルのことです。
SEOライティングを身につけることで検索でブログを上位表示させ、安定的にアクセスを集めることができます。
上記は2018年から2022年までサボりきって下がった順位を復活させた例です。
SEOライティングを使えば下がりきった順位を回復させることも可能です。ブログでアクセスを集める上でSEOライティングは真っ先に身につけるべきスキルです。
この記事ではブロガーやアフィリエイター、WEBライターとして稼ぐ人の99%が備えている、SEOライティングスキルを身につける方法を説明していきます。
SEOライティングとは?
SEOライティングとは、あなたの書いた記事を検索エンジンで上位表示させるためのスキルです。
なぜブログを書くのか?それは売上につなげるためですよね。
では売上につなげるためには?それは売上につながるキーワードで上位表示させることです。
では売上につながるキーワードで上位表示させるためには?それは「検索ユーザーにとって有益なコンテンツを作ること」です。
Googleは特定のキーワードで検索した際、「ユーザーにとって最も好ましいと判断したコンテンツ」を表示させる仕組みになっています。ユーザーに好ましいコンテンツとは検索ユーザーが求めている情報のことです。
例えばどんなに長い文章でも求めている情報とズレていたら読まれませんよね。逆に短くても求めている情報があれば読まれます。
Googleは「ユーザーにとって有益であるか」を判断するため、検索上位表示をさせるためには最も優れたコンテンツを作る必要があります。
SEOライティングを正しく身に付けることによって
- Googleが理解しやすい
- ユーザーにとって有益性が高い
というGoogle、ユーザー両方にとって優れたコンテンツを作ることができます。
WEBライターにせよブロガーにせよ、アフィリエイターにせよ、検索エンジンを使った売上を獲得するためにはSEOライティングは必須となります。
【注意】SEOライティング=文章術ではない
SEOライティングについて注意したいのは、SEOライティングは単に文章を書く技術ではないということです。
「ライティング」と聞くと文章を書く作業をイメージしやすいですが、実際には
- 競合リサーチ
- キーワード選定
- タイトルやh2、画像altタグ等の実装
なども含まれます。
SEO対策の基本を満たした上でコンテンツライティングを行うということです。
SEOライティングの3つの基本
SEOライティングを行う上で絶対に押さえておきたい基本事項は以下の3つになります。
①Google がコンテンツを見つけられるようにする
1つ目の基本はGoogleがコンテンツを見つけられるようにすることです。
Googleは最も優れているページを検索上位に表示する仕組みですが、そもそも検索エンジンに並べるコンテンツはどうやって見つけるのか?というと、キーワードを元に見つけています。
例えばこの記事は「SEOライティング 初心者」というキーワードで書いていますが、タイトルやh2タグを見ると「SEOライティング 初心者」というキーワードが含まれているのがわかると思います。
こういったタイトル、h2などにキーワードを含めることによって「この記事はSEOライティングの初心者向けに書いた記事ですよー」とGoogleに伝えることができるのです。
Googleにページを見つけてもらうことで、あなたの書いた記事を検索エンジンに並べてもらうことができます。
②検索意図に沿ったコンテンツをつくる
検索意図に沿ったコンテンツを作ることが重要です。
検索意図とは「ユーザーが検索をした目的」のことで、詰まるところ検索ニーズとなります。Googleは可能な限り検索意図に沿ったコンテンツをユーザーに表示したいと考えているので、SEOで上位表示するためには検索意図に合わせるのが大前提です。
たとえば僕の直近の検索意図は「腰痛用の筋膜ローラーが欲しい」です。毎日8時間くらいのデスクワークで腰痛に悩まされていたので「筋膜ローラー」と検索しました。
出てきた検索結果がこちら。
筋膜ローラーの通販サイトが一覧で表示されました。
この検索結果からわかるのは「筋膜ローラー」と検索する人の多くは「筋膜ローラーを買いたい」という意図があるということです。
検索意図はGoogleの検索結果から読み取れるので、記事を書くまでに検索結果のコンテンツを調べるようにしましょう。
③どのサイトよりも優れた情報を提供する
SEOの基本概念として「どのサイトよりも優れた情報を提供する」という意識を持ちましょう。
検索一位を獲得するということは、既に存在する記事よりも確実に優れたコンテンツを作る必要があります。
例えば
- わかりやすさ&丁寧さ
- 網羅性
- 深掘り(具体例や実例)
などです。
感覚的には200%くらいのクオリティのコンテンツを作ると高い確率で検索上位を奪取できます。
「どのサイトよりも優れたコンテンツ」というとハードルが高そうですが、狙っているキーワードで最も優れていれば良いのでさほど難しい話ではありません。
例えば以下のようなイメージです。
競合 | 自サイト | |
文字数 | 5000文字 | 10,000文字 |
画像数 | 10枚 | 30枚 |
具体例 | なし | あり |
コンテンツが優れているメリットはアップデートに強いし、パクられるリスクが減ります(パクるのすら難しい)。
競合があきらめて撤退するくらい優れたコンテンツが作れると最高ですね。
SEOライティング初心者が抑えるべき12のポイント
SEOライティング初心者が抑えるポイントです。以下の項目を用意しました。
【SEOライティングのポイント】
それぞれSEOライティングのやり方について解説しますので、1つずつチェックしてみてください。
①タイトルキーワードは左詰めにする
まずタイトルキーワードは左詰めにしましょう。
Googleがページを読み取る際にもっとも重要視するのがタイトルであり、更に前半に含まれているキーワードが重要であると判断しやすいです。
例えばこの記事のキーワードは「SEOライティング 初心者」なので、なるべくタイトルの前半に「SEOライティング 初心者」を入れるように意識しました。
良い例と悪い例はこちら。
良い例 | SEOライティング初心者が抑えておくべきポイント |
悪い例 | 初心者が抑えておくべきSEOライティングのポイント |
良い例が前半にキーワードが収まっているのに対し、悪い例では「SEOライティング」のキーワードが後半になってしまっています。
Googleに正しく評価してもらうためには重要なキーワードを左詰めにしましょう。
②ディスクリプションにもキーワードを入れる
ディスクリプションにキーワードを入れるようにしましょう。
ディスクリプションとはメタディスクリプションのことで、記事の説明文にあたります。以下はGoogleの検索結果です。
メタディスクリプションではタイトルと共に表示されます。
タイトルほどではないものの、SEOに影響を及ぼす部分なのでかならず設定しておきたいですね。含めるべきキーワードは以下のものを入れます。
- タイトル
- h2
タイトルやh2はGoogleが重要視するポイントなので、これらのキーワードを入れることでGoogleからの評価が得られやすいです。
文字数は60~120文字程度で作っておけば問題ないと思います。
文字数によって順位が大きく変動することはないので、文字数よりもキーワードが入っているかどうかの方を重要視してください。
③リード文にもキーワードを入れる
リード文にもキーワードを入れるようにしましょう。
リード文とは一番最初に書く部分で、記事の概要について説明する部分です。たとえばこの記事では以下がリード分です。
どうも、株式会社SNACのまつです。
SEOライティングを覚えた初心者が押さえておくべきポイントや基本的な書き方について解説します。SEOライティングとは、Googleから正しく評価されやすい記述で文章を書くスキルのことです。
SEOライティングを身につけることで検索エンジンでブログを上位表示させ、安定的にアクセスを集めることができます。
このようにさりげなくキーワードを含めながらリード文を作成します。
上記のリード文を見ると「SEOライティング 初心者」の他、「ポイント」「基本」「書き方」などの関連キーワードが含まれているのがわかると思います。
リード文にキーワードを含めることで、複数のキーワードで上位表示を狙っていくイメージですね。含めるべきキーワードは以下になります。
- タイトル
- h2
タイトルやh2はGoogleが重要視するポイントなので、これらのキーワードを入れてGoogleからの評価を狙っていきましょう。
文字数は60~120文字程度で問題ありません。
文字数によって順位が大きく変動することはないので、文字数よりもキーワードが入っているかどうかの方を重要視しましょう。
④h2にキーワードを入れる
h2タグにキーワードを入れましょう。
Googleはh2のキーワードを元に記事の内容を読み取っているので、h2に適切なキーワードを含める必要があります。
例えばこの記事のh2キーワードを見てください。
キーワードの部分を赤文字にしています。
このようにメインキーワード、関連キーワードをh2タグに入れています。
例外としてh2で見出しを作ると不自然になる場合はh3に入れることもあります。そこらへんは臨機応変って感じですが、h3でも検索にヒットすることがあるので不思議なもんです。
ただ原則としては「メイン、関連キーワード両方をすべてh2に入れ込む」が基本だと思っていいと思います。
⑤箇条書き
箇条書きタグは積極的に使いましょう。
僕も箇条書きはかなりの頻度で使っており、Google・ユーザー両方にとってメリットがあるのでおすすめです。
この記事ではこんな風に使ってますよね。
【SEOライティングのポイント】
- タイトルキーワード
- ディスクリプション
- リード文
- h2
- 箇条書き
上記のように箇条書きを使うと、Googleが強調スニペットで表示してくれることもあります。
強調スニペットとはこういうやつです。
こんな風に一部分を強調して表示してくれるのでサイトを目立たせることができます。
例えば「~選」「~つの方法」など複数の見出しを使って解説する記事は、箇条書きを入れると強調スニペットを出してくれる確率が上がるのでおすすめです。
⑥引用タグを使う
他サイトや書籍などの情報をブログで使用する場合はかならず引用タグを付けましょう。
引用タグを付けないと、Googleからコピーコンテンツとみなされペナルティを受ける可能性があります。
引用タグを付ければ「この部分は引用ですよ」と伝えることができ、ペナルティの回避につながります。
SEO評価の直接的な向上はありませんが、引用によってコンテンツの質を上がって間接的な貢献がされることはあると思います。
⑦内部リンクテキストにキーワードを入れる
自サイトの記事から別記事に内部リンクを張る際には、SEOキーワードを入れるようにしましょう。
Googleは
- 内部リンクのキーワード
- 内部リンク先のキーワード
の関連性を見ているため、元記事と別記事に関連性があることを伝えることが重要です。
テキストリンクを「こちら」などにしているケースをたまに見かけますが、かならず内部リンク先のタイトルキーワードを含めるようにしてください。基本的にはタイトルキーワードをそのまま入れておけば問題ないでしょう。
⑧パーマリンク
パーマリンクは記事の内容と関連性の高い文字列を入れましょう。パーマリンクは記事で個別に設定するURLのことで、以下の部分を言います。
https://arata01.info/target-shiboru-riyu-9170
パーマリンクには読み手が内容を読み取りやすい文字列を付けるのがおすすめです。
例えば「コーヒーの飲み方」というタイトルだったら「coffee-how-to-drink」などでも良いですし「勉強の方法」だったら「study-method」などでも良いでしょう。
SEO評価が上がる訳ではありませんが、ユーザー観点としては重要と考えています。
⑨画像altタグを入れる
画像を使う場合は画像alt(代替)タグを入れるようにしましょう。
画像altタグとはGoogleから見れば画像の名前のようなものです。
Googleは画像を識別する際にaltタグを参考にしており、altタグに付けている内容によって中身を判断しています。
画像altタグはさほどSEOにおいて重要ではありませんが、僕は記事のタイトルやh2のキーワードを入れるようにしています。
画像altタグはやらないよりはやったほうがましというレベルなので、具体的に実感できるほどの効果はありません。
現時点でまったくaltタグの設定をしたことがないならやってみるのもありですね(多少は効果があるかもしれないレベル)。
⑩オリジナル画像を入れる
オリジナル画像を入れるようにしましょう。
オリジナル画像とはウェブ上にまだ存在していない画像のことです。たとえば以下のような画像、ありますよね。
上記の画像は自分でスクショと加工をしてアップロードした画像なので完全オリジナルです。
オリジナル画像を入れることでGoogleからオリジナルコンテンツとしての評価が得られる上、ユーザーにとってもありがたいです。
オリジナル画像を入れる際は以下の2点をクリアしていると、より高評価が得られやすいです。
- 画像を使う必然性がある
- 画像だけで伝えたいことが伝わる
オリジナル画像は普段の記事から積極的に使っていきましょう。
⑪具体例を入れる
具体例を入れるとページ滞在時間の観点からSEO評価が上がりやすいです。
なんでもそうですが、具体例が入っていたほうが何事もわかりやすいです。たとえば僕は猫を飼っていますが「二匹とも仲が良いです!」とテキストで伝えるより動画で見せたほうが早いですよね。
具体例があることで情報の信憑性も上がりますし、サイト全体の信頼性の向上にもつながります。
信頼を得るには何事も実例、具体例、そして根拠が重要です。具体例はオリジナルコンテンツとしての評価も高まるのでおすすめです。
⑫ページ内リンクを設置する
ページ内にリンクを設置するとページの機能性が高まるのでおすすめです。例えば以下のリンクをクリック or タップしてみてください。
※ブラウザの戻るでここに戻ってこれます
クリック or タップで一番目の見出しにジャンプしたかと思います。
このように好きな箇所へユーザーを飛ばすことができるので、ユーザーを検索意図ごとにナビゲートするのに役立ちます。
SEOを意識した記事ってどうしても長くなりがちです。5000文字、1万文字、レッドオーシャンなジャンルだと5万文字なんてのもあります(読めねーよ)。
長文(超文)記事を書く場合は、細かいニーズに合わせた箇所に飛べるような目次を用意してあげるのが親切です。
まとめ
最後にSEOライティング初心者が意識すべきポイントについてまとめてみました。
【SEOライティングの基本】
【SEOライティングのポイント】
SEOライティング初心者がまず抑えておくべきことは「常に検索ユーザーファースト」で考えることです。
どんなスキルであろうがその根底にあるのはユーザー視点であり、ユーザーを無視したコンテンツはいずれ淘汰されてしまいます。
圧倒的なユーザー視点の優れたコンテンツを作り続けることを意識して日々、ライティングに励みましょう。