リード文はブログを書く上で重要ですが「記事の書き出しってどうすればいいの?」と悩んでいる方は多いと思います。
もしリード文がすらすら迷わず書けるようになったら嬉しいですよね。
そこでこの記事では「リード文とは何か?そしてどんな書き方をすれば良いのか?」を具体例付きで解説します。この方法に沿って書くだけでブログで使えるリード文が作れるので、リード文作成テンプレートとしてご利用ください。
リード文(導入文)とは?
リード文とは記事の冒頭部分の文章のことです。
例えば以下のような文章がリード文です。
【リード文:例】
SEO対策をする上でコンテンツは最も重要です。
Googleは検索ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供したいと考えていますし、検索ユーザーが求める情報があれば積極的に上位表示させたいと考えるでしょう(多分)。
現に僕も検索意図とマッチしたコンテンツを作ることで
たった1記事で3万アクセス以上を集めることが出来ています。検索意図を正確に把握できれば、長期的に大量のアクセスを集めることも可能です。この記事では検索意図の基本的な概念や把握する方法を詳しく解説します。
リード文は記事を読む前の前置きのようなものです。主に記事全体の概要を説明したり、ターゲットに対する悩みの共感や問題提起をするのが一般的です。
僕の場合は
- リード文=冒頭から目次の手前までの文章
と定義しています(あくまでブログの場合)。
リード文の役割=読者に心構えをしてもらうこと
リード文の役割は諸説ありますが、僕が考えるリード文の役割は「読者に記事を読む前の心構えを作ること」だと思っています。
悪い意味で言えば刷り込みです。
前提意識を刷り込むことで、読む前の読者の心構えを作ります。
例えば同じ記事でも
- 「記事の書き方を教えます」
というリード文と
- 「10記事以下のブログ初心者向けに記事の書き方を解説します。具体的な手順付きで書いていきますので記事を読みながら実際に記事を書いてみてくださいね」
というリード文では全然、捉え方が変わりますよね。
前者は定義がふわっとしていますが、後者は記事の内容がイメージしやすく「なるほど、そういう意識で読めばいいのか!」と心構えができます。
リード文の書き方(具体例付き)
ブログのリード文の書き方は基本的に自由形式ですが「それじゃ書けないよ!」という方のために具体的なリード文の書き方をご紹介します。
このやり方に沿って書くだけでリード文が書けるようになりますので、是非試してみてください。
【大前提】リード文に文字数は関係ない
1つ注意点を挙げておくと、リード文に文字数などの文章の長さは関係ありません。100文字の時もあれば300文字の時もあります。
- 記事自体が長文の時
- 記事自体が短文の時
ではリード文の長さは変わるのが普通なので、文字数そのものは全く気にしなくていいと思います(あまりに余計なことは書かないほうが良いと思いますが)。
1.リード文の内容をテンプレートで作る
まずはリード文の内容を作りましょう。
今回使うテンプレートは下記のものです。
- こんな悩みを持っている人向けに(ターゲット)
- こういうことが書いてあるよ(記事の要約)
- こういう気持ちで読んでね(心構え)
- 「1・2・3」を1つの文章でまとめる
この3要素を使ってリード文で読者に心構え(前提意識)を作っていきます。
こんな悩みを持っている人向けに(ターゲット)
まずはターゲットを決めましょう。ブログの場合はキーワード検索をしているユーザーが読むことを前提とします。
ユーザーが検索したSEOキーワードから悩みを逆算していきましょう。
例えば「仕事 集中できない 理由」という検索キーワードであれば「仕事に集中できないんだけど、その理由がわからない。できれば解消する方法が知りたい」という悩みが予測できます。そういった検索ユーザーの悩みを踏まえて文章を作ってみましょう。
こういうことが書いてあるよ(記事の要約)
次は記事の要約をストレートに伝えます。
記事の要約とは「この記事で提供する情報を一言でまとめるイメージ」です。ここでは回りくどい言い方は抜きに、ズバッとシンプルに伝えましょう。
こういう気持ちで読んでね(心構え)
3つ目は読者に心構え(前提意識を持つ)をしてもらいます。
読者に何の心構えもさせない場合、好き勝手な意識で読もうとします。でもそれでは伝えたいことがちゃんと伝わりませんよね。
「こういうスタンスで読んでください」と明確に定義することで、読者は前提意識を持って記事を読んでくれやすくなります。
「1・2・3」を1つの文章でまとめる
最後は「1・2・3」で書いた文章を1つにまとめましょう。
もし読みづらい部分や文節が長くなってしまった場合は、推敲して削ったり足したりします。
今回完成したリード文はこちらです。
【1・2・3の文章をまとめた完成例】
「最近、全然仕事が集中できない…」
「頭がぼーっとしてミスばっかりしてしまう…」
「なんでこんなに仕事が進まないんだろう…」と思いながら理由がわからず困っていませんか?この記事ではあなたが仕事に集中できない3つの理由と、どこでも出来るお手軽な対処法をご紹介します。どこでも出来るカンタンな方法なので、是非1つずつ試してみてください。
これでターゲット、記事の要約、心構えがすべて揃いました。
2.リード文の前半にSEOキーワードを入れる
これはブログ特有ですが、リード文(できれば前半)にはSEOキーワードを入れましょう。例えば今回の具体例では「仕事 集中できない 理由」というキーワードを使っていますね。
その場合、リード文に「仕事 集中できない 理由」を埋め込むことでSEO効果が上がります。
個人的に最初からキーワードを意識すると文章が書きづらくなるので、リード文を書いた後にキーワードを埋め込むのが良いと思います。
上記の文章を見てみると、リード文にSEOキーワードはありますが「理由」が後半部分になっています。キーワードが後半に入っているのがちょっと勿体無いですね。
このキーワードをリード文前半に入れたほうがSEO効果が高くなります。
前者と比べてキーワードを前半に移動させたことでSEO効果が上がりやすくなりました。タイトルや見出し同様、リード文もSEOに重要な要素です。
リード文前半には、意識的にSEOキーワードを入れるようにしましょう。
★リード文にSEOキーワードを入れる方法を動画で観たい方はこちら★
3.リード文は最後に作ってもOK
ちなみにリード文は最後に作ってもOKです。
僕の場合、記事全体を書いてからリード文を作るようにしています。その方が記事に合ったリード文が作れるからです。
リード文を先に作る場合、リード文に沿った内容で書く必要がありますが、最後に作る場合は内容に沿ったリード文を作ればOKなので楽です(僕の場合)。
- リード文が最初→リード文に合わせた記事内容にする
- リード文が最後→記事内容に合わせたリード文にする(まつはこっち)
これはどちらでも良いので、自分に合った方法を選ぶのが良いと思います。
まとめ
リード文を毎回頭の中だけで考えるのは大変ですが、
テンプレートを使うことで思考を補助してくれます。
書き方や作業手順をパターン化することで、記事を書く作業も早くなっていきます。
今回の方法なら迷わずリード文が作れるようになるので、是非リード文作成テンプレートとしてご利用ください。
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