どうも、まつです。
この記事では飲食店のブログのネタ探しのポイントや書き方のコツについて解説をします。飲食店ブログは料理のイメージが強いかなと思いますが、実は料理にこだわらなくてもブログを書いてアクセスを集めることは可能です。
ではどのようなブログを書いていけばいいのか?について学んでいきましょう。
飲食店ブログのネタ探しのポイント
まず飲食店のブログのネタ探しの最大のポイントは
- 料理ネタにこだわり過ぎない
ということです。
これは自論でもあるし、ネタ数の問題も踏まえての結論です。
飲食店オーナーさんの中には「自分のお店に関係あることしか書いてはいけない」と思ってしまってる方も多いです。
でも「料理のことしか書いてはいけない!」とか、「お酒のこと書かなきゃいけない!」とか思っているとどうしてもネタ数に制限が出てきます。
ブログにおける専門性は大事ですし、僕もこのブログ自体は「ブログ集客」というテーマに絞っていますが、本来ブログは「何を書いてもいいもの」です。
料理ネタじゃなくても全く構いません。
例えば地元の観光地やよく行くランチ、遊び場の情報でもいいし、料理ネタ以外でも書けるネタは無数にありますよね。
あなたの人間性や魅力が伝わるものであれば、それはどんなネタでも集客の材料になります。あなたの地域に訪れるお客さんは、何もお酒や料理にしか興味がないわけじゃないからです。
地域ネタでアクセスを集めたら、ユーザーは「このブログを書いてる人、居酒屋もやってるんだ、行ってみよ!」というなる可能性は十分ありますし、話のネタにもなります。
- これは書いていい
- これは書いてはいけない!
ではなく「本来は何を書いてもいいが、どうせならお客さんになりそうな人に向けて書いた方がいいよね」という発想が重要です。
飲食店ブログのネタの探し方
ではどうやってブログのネタを探していけばいいのか?ですが
- 切り口
- 検索需要ボリューム
- 検索ニーズにマッチしたコンテンツ
の2つの観点からネタを探していきます。
①ブログの切り口を考える
まずはブログの切り口を考えます。
切り口とは例えば
- 地元ネタ
- 趣味ネタ
- 仕事ネタ
などのネタの方向性です。
地元ネタなら観光地やおすすめランチ、おすすめの飲み屋(居酒屋さんだったらおすすめスナックとか)、旅館、ホテルなどの情報は役に立つでしょう。
趣味ネタは漫画でもアニメでも、スポーツネタでもいいと思います。好きな漫画があればひたすらネタにしてみるのもおすすめです。
もちろん仕事ネタでもいいので、自分のお店でよく出す料理のおいしい食べ方などでも喜ばれるかもしれません。
僕は特化しすぎると途中で嫌になってしまうので、ちょくちょく切り口を変えたりして脳に刺激を加えています。いくらブログ書くのが好きでもずっと同じこと書いてると飽きますよね。笑
②検索需要を見る
切り口の次は検索需要を見てみます。
例えば切り口で「ビールに合うおつまみ」のような単語が思いついたとしましょう。そうしたらまずはそのキーワードを検索バーに入れてみましょう。
キーワードに関連するキーワードが出てきました。これらの一覧のキーワードは関連キーワード(サジェストとも言う)、検索する単語に関連するキーワードを出してくれる機能です。
SEO的にはキーワード数が多いほうが上位表示難易度が下がるため、最初は2語より3語、3語より4語を選んだ方が賢明です。
ではこの記事では「ビールに合うおつまみ コンビニ」で検索してみましょう。
検索結果が出てきました。80選まとめは草。全部食ったんですか。
この検索結果は「ビールに合うおつまみ コンビニ」というキーワードでGoogleから評価の高いサイトや記事ページが1位から順番に並んでいます。
画面下にスクロールすると他の関連性が高いキーワードも見ることができます。
こんな感じですね。これらはユーザーが実際に検索しているキーワードなので需要があると言えます。
月間検索数を数字で見たい場合はツールを使おう
もし検索需要を数字で見たい場合はツールを使います。
僕は有料のAhrefsというツールを使っています。
ただ有料で月1万くらいかかるので、無料ならGoogleが提供している広告用ツール「キーワードプランナー」か、Google広告を使用していない場合はUbersuggestを使ってみるといいと思います。
この記事ではUbersuggestを使用して月間検索数を調べてみましょう。
「ビールに合うおつまみ」と言われて「SUBMIT」をクリックしましょう。
「ビールに合うおつまみ」は検索ボリューム3600となっています。
つまりこのキーワードでは月に3600回検索されているということですね。ちなみにこの数字はツールによってズレることも多いので、複数のツール(Googleキーワードプランナーと併用するなど)を使うと精度が上がります。
下にスクロールをすると関連キーワードなども出してくれます。検索ボリュームが大きいキーワードはアクセスが集まりやすいですが、ライバルも増える傾向があります。
検索ボリュームが0(非表示)の場合は検索需要がない可能性が高いのでやめておいたほうが無難です。50以上あれば書いてみてもいいと思います。
③検索ニーズにマッチしたコンテンツを考える
検索需要を調べたら、次は検索ニーズにマッチしたコンテンツを考えていきます。例えば「ビールに合うおつまみ コンビニ」のキーワードの場合は、
- ビールに合うコンビニのおつまみって何があるかな?
という需要なのはわかると思います。
またこのキーワードで上位表示されている記事は、検索ニーズにマッチしたコンテンツである可能性が高いということです。
80選だと一生書けない気がするのでやめたほうがよさそうですが、「おすすめのコンビニおつまみをリストアップして紹介する記事」というスタンスで書けば検索需要にマッチしたコンテンツになりそうですね。
ブログ初心者の頃はどのように書けばいいかがわからないため、検索上位の記事の構成を参考にしながら書いてみるのがいいです。
面白い飲食店ブログの書き方
ではどのようにして飲食店で面白いブログを書くのか?について書いていきます。
実体験を元に記事を書く
実体験を元に記事を書けると独自性がでて面白くなります。
例えばコンビニのおつまみにしても「ネットで人気があるよ」と言われるのと「全部買って試したけどこれがとにかく神推しだよ」と言われるのでは説得力が違いますよね。
特に検索ユーザーは「このブログでしか読めない体験」を求めています。
この記事もSEO対策はしていますが、あくまで中身の文章は自分の主張や意見も織り交ぜています。実体験をベースに、読んでいる読者が疑似体験できるような記事が書けるとファンが増えやすいですね。
明確かつ具体的に書く
文章は明確かつ具体的に書くようにしましょう。例えばブログを始めたての人や、文章力がない人はこういう書き方になりがちです。
「この前コンビニに行ってお菓子を買ってたんですが、やっぱコーヒーと合うわー」
こんな感じ。
この時あなたの脳内では「近所のファミマに行ってお菓子、例えばアルフォート(110円のやつ)を買った。」という風景が浮かんでるかもしれません。
でも検索ユーザーはあなたの事は1ミリも知らないし、どこに行って何をしたのかも知らないので
- この前っていつ
- コンビニってどこの何の?
- お菓子って何の?
と3連チャンで疑問が生まれてしまいます。
この疑問点が解消されないまま次の文章に進んでしまうと、全くイメージがないまま読ませることになり「何が言いたいか全くわからん」で離脱してしまいます。
この場合は
つい1週間前(2021年9月30日)に近所のファミマに行ってアルフォート(板チョコサイズのやつ)を買ったんですけど、アルフォートとコーヒーって死ぬほど合うよね。
こんな感じにして具体的に書くようにしましょう。具体的に書くことができると、どんな場面でもわかりやすく人に説明できるようになります。
【PS】文章力を伸ばしてから道の説明とかめちゃくちゃ上手くなりました。頭の中のイメージをすべてわかりやすく言語化できるので、ブログで培った特殊能力だなと実感してます。
ビジュアルで伝える
文章よりも画像のほうが伝わりやすい場合は画像を取り入れてみましょう。
特に「コンビニのお菓子」ならスマホで実際の写真を入れるだけでオリジナルコンテンツですし、美味しそうな絵面も撮りやすいです。
この記事も画面で伝えたほうがわかりやすい部分はすべて画像を入れています。
- お菓子
- ビール
- おつまみ
など絵で伝えたほうがわかりやすい部分は積極的に画像を入れて行きましょう。
まとめ
それでは内容まとめです。
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【飲食店ブログのネタ探しのポイント】
料理ネタにこだわりすぎないこと。
料理ネタでなくても地元ネタや趣味などでも自由に書いていいのがブログ。「~でなければならない」は選択肢を狭めるので、最初は自由に考えよう。
【飲食店ブログのネタの探し方】
- ブログの切り口を考える
- 検索需要を見る
- 検索ニーズにマッチしたコンテンツを考える
ネタの探し方は無限にあるが「需要があるかどうか?」は別のはなしなので、求められるネタなのかどうかは必ず調べること!
【面白い飲食店ブログの書き方】
- 実体験を元に記事を書く
- 明確かつ具体的に書く
- ビジュアルで伝える
ブログネタで実体験に勝るものはない。実体験を具体的に表現するだけでかなり価値の高いコンテンツになるので、とにかくあなた自身をネタにして価値を高めていきましょう。
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