ブログライティングの読まれる構成とは?事例とテンプレート付きで解説!

ブログライティングは
SEO集客やPVアップにも直結します。
こちらはアナリティクスのデータですが
ライティングを意識していなかった1年前と意識し始めた直近ではかなり数字が変わりました。
今回はブログ初心者でも使える
ライティングテンプレートと
読まれる構成をご紹介します。
目次
ブログ初心者におすすめのライティングテンプレートとは?
まず、今回お伝えする
ライティングテンプレートがこちらです。
だいぶシンプルになっていますが
意識するのはこれくらいで大丈夫です。
大きく分けると
- タイトル:SEOキーワードを含める+得られる結果の提示
- リード文:問題提起+得られる結果の提示+根拠
- 見出し:結果を得るためのポイント
- 見出し:結果を得るための方法
- まとめ:全体の復習と結論
の5つになります。
このテンプレートの通りに
書くだけで、十分読まれる記事が完成します。
もしかすると
起承転結の文章が当たり前の人には
『結果を先に言うの?』と不思議に感じるかもしれません。
なぜ結果を先に置くのか?
も含めて解説をします。
ブログライティングで最も大切なのは『順番』
実はブログライティングで
気を付けなければいけないのは
書き方よりも『伝える順番』です。
伝える順番とは何か?というと
- 記事の始まり(導入文)
- 記事の中身(中身を伝える)
- 記事の終わり(結論)
の情報を伝える流れです。
大抵ブログ初心者の人は
伝える順番を”起承転結”にする傾向があります。もちろん順序立てて書けば時系列で理解しやすくなりますし、読みやすさも上がります。
ですが、それはあくまで
読む意志のある人に対してです。
既に読むことを決めている人には
順序立てて伝えるのは効果的ですが、
そもそも興味のないユーザーに読ませる上ではあまり効果がありません。
読んでくれる人の為の書き方と
そもそも読む気がない人に対する書き方は全くの別物です。
ブログが読まれない典型パターン
これはブログが読まれない典型です。
下の画像を見てみてください。
ここで見て欲しいのは
全部ではなく、タイトルから見出し~まとめまでの流れです。
おそらくはこの流れを見ても
不自然だと思う人はいないと思います。
だって日本語的にも文章の順番を見てもおかしな点はないからです。
ただ一見よくまとまっていても、
これでは検索ユーザーは読んでくれません。
ブログが読まれるパターン
次は読まれやすいブログのパターンです。
先ほどと同じくタイトル~リード文~見出し~まとめの流れに注目してみてください。
だいぶ流れが変わったのが
わかると思います。
大まかに変わった点は
『得られる結果』
が先に来ていることです。
得られるメリットを先に提示したことで興味性を高めています。
今までの経験上、この形の方が読まれやすいです。
ブログが読まれない決定的な理由
基本的に
ブログが読まれない理由は、
単純に興味がないからです。
ブログを読むのは
興味があるから読むのであり
興味がないブログを読むほどユーザーは暇ではありません。
『この記事を読んでも何も得られないし何も感じられないけど一応タメになるかもしれないから読んでおこう』なんて人はいません。
興味がない時点で
読む気すら起きません。
検索ユーザーが
『お?これなんか良いかも!』
と思うような引きがなければクリックすらしません。
ブログを書く上では
”ユーザーはまず読まない”
という前提を理解する必要があります。
※最初から読まれるタイプの人は何か他のファクターがあることがほとんどです(カワイイ、イケメン、主張が強い、コンセプトが明確、キャラ突き抜けすぎ、行動力ありすぎ、他の分野での下積みや実績があるetc…)。僕は特に何もなかったので地道に積み上げていきました。
検索ユーザーはいち早く結果が知りたい
検索ユーザーが知りたいのは
前置きでもノウハウでもなく
結果です。
- 自分の悩みを解決するという結果
- 自分の問題が解消されるという結果
- 自分が欲しいものが手に入るという結果
何事も結果が欲しいから読みます。
ノウハウが欲しいのではなく、「結果を得るためにはノウハウが必要なんだ!」と認識してようやくノウハウを学びます。
検索ユーザーが欲しいのは
自分の人生の質が上がるという
結果です。
ライティングのコツ=先に結果を提示すること
ここまで読めば
もう十分に理解したかもしれませんが
ライティングで最も大切なのは
- 先に結果を提示すること
です。
ダラダラとした
前置きもいりませんし、
起承転結で上手くまとめる必要もありません。
起承転結をしなくても
あなたが提示した結果(読むことで得られるもの)に興味を持ってくれれば中身も見てくれます。
つまり、記事を読んでもらう為には
検索ユーザーが興味を持てる結果を用意できるか?にかかっているということです。
ブログライティングの構成と意識すべきポイント
では前提知識を踏まえた上で
ブログライティングのコツをお伝えします。
使うのは先ほどもお見せしたライティングテンプレートです。
このテンプレートでは、
- タイトル:SEOキーワードを含める+得られる結果の提示
- リード文:問題提起+得られる結果の提示+根拠
- 見出し:結果を得るためのポイント
- 見出し:結果を得るための方法
- まとめ:全体の復習と結論
に分かれているので、
それぞれの役割と意識すべきポイントを説明します。
タイトル:SEOキーワードを含めた”具体的に得られる結果”の提示
タイトルには
SEOキーワードを含めます。
例えば
- 偏差値 上げる 方法
などです。
ただこれをそのままつなげると
『偏差値を上げる方法』
という味気ないタイトルになってしまいます。もっと具体的に得られる結果を提示することで、興味性の高いタイトルになります。
- 例:受験生必読!たった1カ月で偏差値を20上げる方法
などです。
一目で変化がわかるような
言葉を入れると興味性が増すので
『もっと明確に表現できないか?』
という意識を持つと良いです。
尚、更に詳しいタイトルの付け方に関しては[絶対保存版]ブログ記事の反応率を引き上げるタイトルの付け方20で紹介しているのでぜひ読んでみてください。
リード文:問題提起+得られる結果の提示+根拠
リード文は記事の始まりから
内容に引き込むために存在します。
ざっくりいうと
「この記事を読めば問題が解決できそう!」
と思ってもらえれば読んでくれます。
以下の例文を見てみましょう。
例:勉強しても勉強しても偏差値が上がらず、途方に暮れていませんか?(問題提起)今回は僕が1カ月で偏差値を10上げた独自の勉強法(得られる結果の提示)をお伝えします。※偏差値が上がった写真(根拠)
などです。
読んでもらう上で重要なのは
『解決すること』よりも『解決できそうだと思ってもらうこと』です。読み手に明確にイメージしてもらえばもらうほど読まれる確率が上がります。
見出し:結果を得るためのポイント(全体像)
次に結果を得る上で
意識すべきポイントを説明します。
これはジャンルによっても
違いますが例えば、
- 見出し:偏差値を上げるための3つのポイント
- 小見出し:参考書は1冊まで
- 小見出し:スマホは電源を切る
- 小見出し:タイマーをセットする
などとポイントをまとめておけばOKです。
見出し:結果を得るための方法(ノウハウ)
ここは記事の中身の部分です。
ここに来た時点で読む気満々なので、
わかりやすく書いてあればOKです。
とにかく結果を得るための
作業手順をステップバイステップで
解説してあげましょう。
- 見出し:偏差値を上げる勉強方法5ステップ
- 小見出し:ステップ1
- 小見出し:ステップ2
- 小見出し:ステップ3
- 小見出し:ステップ4
- 小見出し:ステップ5
こんな風に順序立てて
書いていけばいいと思います。
※特に5ステップである必要もないので3ステップや1つだけでもOKです。
まとめ=全体の復習と結論
そして最後に
全体の復習と結論でまとめます。
例:偏差値を上げるためには
やることを絞るのがポイントです。
- 小見出し:参考書は1冊まで
- 小見出し:スマホは電源を切る
- 小見出し:タイマーをセットする
そして具体的な手順は
- 小見出し:ステップ1
- 小見出し:ステップ2
- 小見出し:ステップ3
- 小見出し:ステップ4
- 小見出し:ステップ5
となります。
この方法を使えば集中して
勉強に取り組むことができます。
今回の方法を活用すれば1か月後に偏差値を10上げるのも夢ではありません。
ぜひお試しください。
まとめのコツとしては
まとめを見れば記事の大まかな内容がわかるようにすることです。
また、前半に伝えたことを
後半にも伝えることで
頭に残りやすくなります。
相手の印象に残すためにも
前半と後半で結論を繰り返し伝えることが大切です。
まとめ
まとめると
ライティングで読まれるコツは
『先に結果を提示すること』
です。
今回ご用意した
ライティングテンプレートを使って
- タイトル:SEOキーワードを含める+得られる結果の提示
- リード文:問題提起+得られる結果の提示+根拠
- 見出し:結果を得るためのポイント
- 見出し:結果を得るための方法
- まとめ:全体の復習と結論
にそれぞれ
必要な要素を当てはめれば
ある程度読まれやすい記事を書くことができます。
ぜひテンプレートを活用して
あなたの記事にて実践してみてくださいね。それではこの辺で。