まとめ記事の構成と作り方!回遊率を最大化する内部リンク構造とは?

どうも、株式会社SNACのまつです。
まとめ記事はサイトやブログにアクセスを集める上で有効ですが「まとめ記事の作り方がイマイチわからない」という方のために、まとめ記事の基本構成と作り方について書いてみました。
「SEOに強くしたい」「まとめ記事で回遊率を上げたい」という方におすすめしたい記事ですので、じっくり読んでみてくださいね。
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目次
まとめ記事とは
まとめ記事とは下記のようなスタイルの記事を言います。
特定のテーマの記事を複数まとめたページをまとめ記事と呼びます。「まとめ記事」と聞くとNAVERまとめをイメージする方もいるかもしれませんが、NAVERまとめはあくまで他サイトの引用のまとめページです。
この記事でいうまとめ記事とは、「自分が書いた複数の記事を1つのページにまとめたもの」と定義しています。
参考:クロネのブログ講座
まとめ記事の具体例
まとめ記事の具体例を挙げると、下記のような記事です。
上記を見てみると、特定のテーマで書かれた複数記事をまとめているのがわかりますね。上記の記事の内部リンク”のみ”に注目してみると
- まとめ記事から個別記事への内部リンク
- 個別記事からまとめ記事への内部リンク
の両方が張り巡らされているのがわかると思います。内部リンク構造は下記のようになっているはずです。
まとめ記事は相互に内部リンクを張り合うのが基本です。
まとめ記事のメリット3つ
僕が考えるまとめ記事のメリットとしては
- 長文記事を書く必要がなくなる
- 読者にとって適切な情報量に抑えられる
- 回遊率がアップし、SEO評価が上がる
の3つです。
1.長文記事を書く必要がなくなる
まとめ記事を活用することで無理な長文を書く必要がなくなります。
「無理な長文」とは、情報を詰め込みすぎて検索意図から大きくハズレた記事のことです。
例えば「バッグ 選び方」のようなキーワードで記事を書いたとしましょう。「バッグ 選び方」ですから「買い方」でもなく「通販サイト」でもなく「選び方」を伝えるべきですね。
でも記事を書いている最中に「あ、買い方の情報も必要だ」「バッグ購入の通販サイトも伝えなきゃ」と情報を足していくと、軸がブレブレになった上に異様な長文記事が出来上がってしまいます。「バッグ 選び方」なら相手が求める情報は「バッグの選び方」に絞るべきです。
- 「バッグ 選び方」の記事に全部詰め込んで伝える←×
- 「バッグ 選び方」+「バッグ 購入 通販」+「バッグ 買い方」+「まとめ記事」の4記事を使って伝える←◎
の方が検索ニーズ毎の記事の切り分けができます。また一記事に書ける労力が分散され、楽に書けるようになります。
2.読者にとって適切な情報量に抑えられる
まとめ記事を作ることで、読者にとって適切な情報量に抑えられます。
SEOコンテンツで大切なのは自分が必要だと思う情報を何でもかんでも与えることではありません。「検索した人が求める情報を伝えること」です。
- 相手にとって必要な情報
- 相手が求める情報←SEO上、重要なのはこっち
もしSEO集客がしたい場合は、「相手に必要」ではなく「相手が求める」情報に絞りましょう。
3.回遊率がアップし、SEO評価が上がる
まとめ記事を上手く活用することで回遊率(ページを巡回してくれる確率)が上がります。
例えば今まで1ページしか見られなかった記事が2ページ、3ページと読んでくれるようになれば、単純にアクセスが2倍、3倍と増えます。
現にただの個別記事とまとめ記事では回遊率に30%以上差が開くこともあります。
まとめ記事が離脱率57%で、個別記事が離脱率91%です(34%差)。
仮に月間1万PVのブログだったら3000PV以上のアクセス増加が見込めますね。まとめ記事を作るだけでそれだけアクセスが増えるなら新記事を書くより断然お得ですよね。
また、まとめ記事と個別記事で内部リンクを貼り合うことでリンクパワーを相互に与えることができ、SEO効果が上がります。
まとめ記事の基本構成
まとめ記事の基本的な構成としては
- 特定のテーマで複数の記事を書く
- 複数の記事をまとめた記事を作る(まとめ記事)
- まとめ記事と個別記事を内部リンクでつなぐ
の3つの手順で作ります。
1.特定のテーマで複数の記事を書く(まとめ記事の材料)
まずは特定のテーマで複数の記事を書きます。
などは「SEO」「プラグイン」というテーマで記事を書き溜めていきました。
テーマは基本何でも構いませんが、既に自分のブログに検索流入のある記事があるならそのテーマに沿って書き溜めていくといいです。理由はその方がアクセスを集めるのが楽だからです。
例えば「ノート術」の記事が検索流入が多ければ、「ノート術系」のテーマを中心に書いていくのもいいですし「筋トレ」などのテーマが検索流入多めだったら筋トレ系の記事を書き溜めていくのがいいでしょう。
特定のテーマに絞って記事を書くことで、まとめ記事の材料を作っていきます。
「特定のテーマで書こうとすると書けない!」という人は
ちなみに「特定のテーマの縛りがあると書けなくなっちゃう…」という人は、自由に書いた記事を後でまとめるのもアリです。
これは完全に性格の問題なので自分に合った方法でやってみてください。
2.複数の記事をまとめた記事を作る(まとめ記事)
次は「1」で書き溜めた記事をまとめていきます。まとめ記事は固定ページでも投稿ページでもどちらでも構いません。
固定ページと投稿ページの違いは
- 新着記事に表示させるか?
- 日付を表示するか?
くらいの違いなので、どちらでも良いと思います。
3.まとめ記事と個別記事を内部リンクでつなぐ
最後に記事同士のリンクを繋げた内部リンク構造を作ります。内部リンク構造の具体例を書いておきますので参考にしてください。
【まとめ記事の内部リンク例】
・見出し
※本文
・内部リンク→個別記事Aへ
・見出し
※本文
・内部リンク→個別記事Bへ
・見出し
※
・内部リンク→個別記事Cへ
【個別記事の内部リンク例】
・タイトル
※リード文
内部リンク→まとめ記事へ
・見出し
注意点としては
- まとめ記事から個別記事への内部リンク
- 個別記事からまとめ記事への内部リンク
の相互リンクを忘れないようにしましょう。
また記事中に内部リンクを貼る際に守るべき6つのポイントでも書いていますが、内部リンクは同一タブで開くようにするのがおすすめです。
まとめ
まとめ記事を上手く活用できれば、過去記事を何度も再利用できます。せっかくあなたが時間と労力をかけて書いた記事を放置するのは勿体ないです。
ぜひ、今回の記事であなたのブログを資産化するまとめ記事を作ってみてくださいね。