ご相談はLINE公式アカウントからどうぞ
PR

個人ブログはオワコン?2019年以降の弱小ブログの勝ち上がり戦略とは?

【当サイトはアフィリエイト広告を利用しています】

どうも、株式会社SNACのまつです。

「2019年はブログはオワコンです」という噂が一部で流れていて、ガッツリブログに取り組んでいた人はモチベが下がっていませんか?

SEOでもオワコンという噂はありますが、実体が見えていないと不安ですよね。

先に僕の結論をお伝えしておくと「オワコンではないが、戦略が必要」という感覚です。

勝つ方法は無数にありますが、選択を間違えてしまうと数年間(下手すると一生)成果が出ないこともザラにあるな、というところ。

この記事では

  1. 2019年のSEOの現状
  2. 個人ブログのこれからの戦い方
  3. 2019年以降に大切な戦略

の3点について詳しく書いていきます。

【2019年】個人ブログはもうオワコン?

結論から言うと

  • 個人ブログでお金を稼ぐ
  • 個人ブログで集客をする

も両方可能ですが、以前より難しくなったと思います。

特に「0ベースからブログSEOだけで大きな収益を得る」という点では以前と比べて難易度が上がった(ライバルが増えた)印象です。

基本的には「コンテンツを作る人」が「コンテンツを求める人」を上回った時に飽和が起こりますが、今の検索エンジンは飽和状態に近いと言えます。

「何をやっても勝てない」というレベルではありませんが、個人で勝つ難易度は年々上がっているというのが正直なところです。

2019年以前のSEOは

  • コンテンツを増やす!
  • コンテンツを増やす!
  • コンテンツを増やす!

みたいな感じで戦えばなんとかなったんですが、今はそんな単純な戦いでもありません。2019年のブログ・SEOの現状はかなり厳しくなってきていると言えます。

2019年のSEOの現状

2019年時点でのSEOの現状な以下のようになってます。

[aside type=”yellow”]

【2019年のSEOの現状】

  1. 大手企業の参入
  2. ブラックSEOの蔓延
  3. YMYLアップデート(医療、お金、人生)実施

※Googleのコアアルゴリズムアップデート+大企業の参入+ブラックSEOというトリプルパンチで、キーワード難易度が上がっている

[/aside]

大手企業やプロのアフィリエイター、SEOマーケターの血で血を洗う戦いが繰り広げられているます(WEBなので血は出ませんが)。

①大手企業の参入

大手企業の参入によってビックキーワードで勝つのはほぼ不可能になりました。

稼げるジャンルやアクセスが大きく集まるジャンル(投資系、脱毛、子育て、VOD系、料理、生活お役立ち系)では大手企業が目立つようになり、個人の力で大きな収益を得るのは難しくなってきています。

以下は企業別運営サイトの一覧です。

[aside type=”sky”]

【企業別運営サイト一覧】

  • 暮らしニスタ、BE-PAL、Milly(ミリー)、花時間(株式会社ウィルゲート)
  • 脱毛レシピ、Lily(リリィ)、転職Q(全身脱毛完全ガイド株式会社PLUS)
  • キャンプハック(株式会社スペースキー)
  • 浮気調査チャンネル、VOD CHANNEL、初めてでも安心なお金の借り方、クレジットカード審査の知っ得こと、アメックスマニア(ウェブスターマーケティング株式会社)
  • クックパッド(クックパッド株式会社)
  • マイベスト(株式会社マイベスト)
  • ママリ(コネヒト株式会社)
  • こそだてハック、ninaru-baby、michiru、キッズドクター(株式会社エバーセンス)
  • ferret、ウェブ担など
  • ホットペッパー(株式会社リクルート)

※ビッグキーワードで検索上位になっているサイトのフッターの「運営会社」というところを見ると、メディアの運営元がわかります。大体ビックワードなら法人で回しています。

[/aside]

大きく稼げる&大きなアクセスが集まるキーワードの参入が増えていて

  • SEOディレクター
  • 大量の外注ライター
  • SEOコンサルなどで獲得したデータを活かした戦略

の3大戦略で、個人レベルではなかなか太刀打ちできなくなっています。

②ブラックSEOの蔓延

収益化がしやすいジャンルはブラックSEO化が進んでおり、ホワイトハットをさしおいてブラックハットが検索上位に来ることも多いです。

※ブラックハットとは、サテライトサイトなどを作って自作自演で被リンクを送る手法。ブラックハット用のサーバー+中古ドメインを買って、リンク先やテキストリンクのキーワードを分散してペナルティ回避をしながら上位表示をしていきます(らしい)。

[aside type=”yellow”]

【とあるキーワードの場合】

  • 1位→250本(ほぼ自演リンク)
  • 2位→68本(ほぼ自演リンク)
  • 3位→95本(ほぼ自演リンク)
  • 4位→95本(ほぼ自演リンク)

ほぼ自作自演のリンクである(NAVERまとめやFC2まとめ、サテライトサイトなど)。いわゆる「稼げるジャンルのブラック化」がすごい。ホワイトハットで勝つにはコンテンツで上回るにはもちろん、自然被リンクを戦略的に獲得していく必要がある。

[/aside]

Ahrefsというツールを使えば被リンクデータや参照サイトが全部見れますが、自演リンクが多すぎて引きます。笑

YMYLアップデート(医療、お金、人生)の実施

コアアルゴリズムのアップデートによって、YMYL系のSEO対策ではほぼ勝てなくなりました。

医療、健康、お金、人生などに関わるジャンルではSEOで戦えないのが現状です。

もし戦う場合は単なるSEO対策ではなく、以下の項目も考慮して運営していく必要があります。

[aside type=”boader”]

  • 専門性(コンテンツの一貫性とか?)
  • 信頼性(ユーザーからの被リンクとか?)
  • 権威性(信頼ある機関からの被リンクとか?)

これらがあれば上位表示できるんじゃなくて、これがあってようやく普通に戦える、みたいな感じです。

[/aside]

サイトの専門性、信頼性、権威性を戦略的に獲得していく必要があります。いずれにせよ間違いなく厳しい戦いになるのは間違いありません。

2019年以降の個人ブログの3つの戦略

2019年以降に個人ブログが勝つのは戦略が必要になります。

具体的には

  1. 複数メディアでコンテンツをマルチユースする
  2. 良質な被リンクを増やす
  3. サイトをブランド化する

などの戦略で安定した集客源(トラフィック)を確保していきます。

①複数メディアでコンテンツをマルチユースする

まずはコンテンツをマルチユース(使い回す)戦略です。

1つのコンテンツを複数のメディアを使いまわして、それぞれのユーザーを囲い込む方法です。例えばブログでメインコンテンツを作って、

  • Twitter
  • Facebook
  • Youtube
  • メルマガ

などの複数メディアで同じコンテンツを使い回します。

こうすることで、1つのコンテンツを複数のメディアに露出することができます。1つのメディアに頼らず各メディアの影響力を上げておけば、アルゴリズムのリスク分散にもなります。

もちろんTwitterだったら見出しだけを抜粋してツイートするとか、Facebookには見出しと本文だけを投稿する、などの工夫は必要ですが、1つのメディアを中心に派生することでより多くの認知を獲得することができます。

②良質な被リンクを増やす

良質な被リンクとはいわゆるナチュラルリンクのことです。

ナチュラルリンクが多いサイトはそれだけドメインが強くなります。

SEOやってるとよく「なぜこのサイトばっかり上位表示されるんだ!」という場面に出くわしますが、そういったサイトは大体被リンクが多いです。

個人ブログはオワコン?2019年以降の弱小ブログの勝ち上がり戦略とは?

僕のサイトをAhrefsで見てみると、被リンクが796となっていますが、これは796ページ分の被リンクが存在するという状態です(はてぶがメインではありますが)。

被リンクを増やすためには、他のブロガーから引用されたりシェアしてもらえるコンテンツを作ったり、インタビュー記事で被リンクをお願いしたりしつつで被リンクを増やしていきます。

Buzzsumoでソーシャルリンクをチェックしよう

Buzzsumoを使えば、特定のキーワードでのソーシャルメディアでの拡散状況を知ることができます。

個人ブログはオワコン?2019年以降の弱小ブログの勝ち上がり戦略とは?

ソーシャルリンクを見ることでバズりやすいコンテンツがチェックできるので、高確率でバズを起こしたい場合は、過去にバズったコンテンツの傾向をチェックしてみましょう。

③サイトをブランド化する

サイトをブランド化することも重要です。

サイトブランドの定義は様々ですが、僕の中でのブランドの定義とは「特定のジャンルに対するユーザーの信頼度数の高さ」みたいなもんだと思ってます。

なんかありますよね。

「~といえばこれだよね~」的な。

「~を調べるならとりあえずここ読んどけばいいよ」的な。

「~で仕事頼むならここが一番じゃない?」的な。

そういう信頼性の高さがブランド価値だと思ってます。

以下の画像は「ブランドアリ・ナシでの検索順位ごとのCTR」を示したものです(2019年1月時点。ブランド=水色、なし=赤色)

検索順位別のCTR(ブランドアリ・ナシも紹介)

GOOGLE ORGANIC CTR HISTORY Fresh CTR averages pulled monthly from millions of keywordsより

グラフを見てみると、ブランドサイト(水色の線)のクリック率が10%くらい高いのがわかります。

つまりサイトのブランド(信頼性)価値が高いほどクリック率が高く、そうでないサイトと比べてアクセス数が10%ほど差が出るということです。

これがすべての記事で適用されれば…と考えると、記事数があればあるほど大きな差になりますね。

[aside type=”yellow”]

【2019年以降のSEOまとめ】

  • 複数メディアを運営する
  • 戦略的に被リンクを獲得する
  • サイトをブランド化していく

これらからできることを1つ1つやっていこう!!

[/aside]

2019年以降に個人でブログを始める時に大切なこと

もしこれから個人レベルでブログを始めようと思っている場合は、ジャンル選び、キーワード選びが何より大切です。

特にキーワード難易度が高いと言われる

  • 大手企業メディアが乱立しているジャンル
  • アフィリエイターがひしめいてるジャンル
  • 何百万レベルで稼げるジャンル

などを選んでしまうと、かなりしんどいです。

ブログをこれから始める場合はジャンルを思い切り絞るか、月20万円程度が限度のジャンルに絞るのが良さそうです。

月20万円程度が限度のジャンルに大手企業は入ってこないので、ニッチなテーマで一点突破をするのが勝ちやすいと思います。

2019年以降は戦略+大量行動が必須

ものすごく強引なまとめ方になりますが、2019年以降は

  • 戦略的かつ大量行動

が必要になるなという感じがします。

「記事を書く」とか「SEO対策をする」というのは基本ベースとして備えておくのはもちろん[どこでどうやって戦うのか?」「競合はどうやっているのか?」などのデータ戦略も必須になってきます。

もちろん戦略があっても行動がなければ身にならないので、いずれの方法でも大量行動が必要になるというのは言うまでもありません。

  • ブログを毎日書く
  • SEO対策をする
  • 見直しをする

などの基本ベースは保ちつつ、月に数回、リサーチと戦略を立てる時間を作って、周りを冷静に見渡してみるだけでもいろんなことがわかると思います。