ブログのライバルチェック(初級編)は「がら空きキーワード」を狙い撃て!ではブログ初心者向けのライバルチェック方法を書きましたが、この記事では中級者向けのライバルリサーチ方法を解説します。
テーマは「中級者のライバルリサーチは内部リンク構造を見よ!」です。
実際に内部リンク構造をリサーチして書いた記事の1つは月間6万PV以上のアクセスが集められています。
今回はこの「ライバルリサーチをする際に大切な”内部リンクのチーム化”」について詳しく解説します。
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ブログのライバルリサーチには「内部リンク構造」を見ること
結論からお伝えすると
ブログのライバルリサーチ中級編は
- 内部リンク構造を見ること
です。
内部リンクとは自分のブログ記事から別の記事に飛ばすことですが、その構造を見ることが大切です。
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★内部リンクの基礎知識はこちらで解説しています★
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ブログは「チーム戦」である
あなたのブログ記事を検索で上位表示させるためには「ブログはチーム戦である」ということを理解する必要があります。
どういうことか?というと
- ただ記事をたくさん書いて上位表示を狙う
のではなく
- ブログで書き溜めた記事をチーム化する(まとめる)
ということです。
例えば
- 良く読まれている記事(記事A)から、関連記事(記事B)に内部リンクを送る=記事A+Bチーム
- 良く読まれている記事(記事C)から成約したいページ(記事D)に内部リンクを貼る=記事Dを被リンクで応援する
- 同一カテゴリー内の記事で「まとめ記事」を作る=記事A+B+C+Dチーム
などですね。記事を繋いでまとめることでチーム化していくイメージです。
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★まとめ記事の作り方はこちらの記事をどうぞ★
まとめ記事の構成と作り方!回遊率を最大化する内部リンク構造とは?
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内部リンクを上手く活用することで、新記事を書かなくても検索順位を上げることができます。
内部リンクを使って「チーム化」する
ではどうやってチームを組むのか?というと、内部リンク構造を作っていきます。
内部リンクが全くないブログの例
例えば内部リンク構造を全く活用していないブログはこんな構造になっています。
記事A、B、C、D、E~のそれぞれの記事が「1人(1記事)で独立している状態」です。
ドラクエのソロプレイって感じですね。
関連記事への内部リンクがないと「一記事単体での評価」となります。
Googleは「コンテンツ同士の関連性(リンク)で記事を評価する」傾向があるので、内部リンクがないと情報を正しく理解できません。
この状態になると「記事を書いても書いても検索順位が上がらなくなってしまった…」という問題が発生します。
内部リンクがあるブログの例
次は内部リンク構造を使っているブログの例です。
ブログのカテゴリー内の記事が内部リンクでチーム化されています。
関連記事同士で内部リンク構造を作ることで、SEO評価が正しく評価され、検索順位も上がりやすくなります。
実際にライバルリサーチをしてみればわかりますが、検索上位に上がるサイトは、大抵内部リンクでチーム化されています。
下記は内部リンクって何?SEOで検索上位に上げるための基礎知識にて検索上位と下位記事の内部リンク数を検証したデータです。
【リサーチ条件】
- キーワード:適当に思いついた3語キーワード3つくらい
- リサーチ範囲:1位~10位と50位~60位の個別記事
- 対象ページ:記事ページのみ(問い合わせやQ&Aコンテンツは除く)
- カウント条件:記事上・記事中・記事直下で手動リンクのみ(プラグインなどによる関連コンテンツは除く)
[1位~10位]
- 内部リンク総数:114
- 記事上の割合:1(0.8%)
- 記事中の割合:90(79.2%)
- 記事直下の割合:23(20%)
[50位~60位]
- 内部リンク総数:60
- 記事上の割合:0(0%)
- 記事中の割合:37(62%)
- 記事直下の割合:23(38%)
上記のデータを見ると「記事中の内部リンク」が充実しているのがわかると思います(約2.5倍の本数)。
検索上位に上がるためには記事そのものだけでなく「内部リンク構造」で上回る必要があります。
ライバルを大きく上回る内部リンクチームを作る
内部リンク構造でライバルを上回る方法はシンプルです。
単純に関連記事数を増やすか、関連記事の質が大きく上回れば勝てます。例えばライバルが「記事A+記事B+記事C」で内部リンクチームを組んでいたとしましょう。
ライバルチームは「記事数3+内部リンク3」です。
このライバルチームに勝つためには
- 「A+B+C+D+E+F(まとめ記事)」のそれぞれの記事の質で勝つ
- 「A+B+C+D+E+F+G+H+I+J+K(まとめ記事)」などにして記事数と内部リンクを増やして勝つ
のどちらかの戦略になります。例えば「記事数と内部リンクを増やす」場合は関連記事数を増やす感じですね。
自分のチームは「記事数6+内部リンク6」となっています。
こういう構成で戦えば勝てる確率はぐんと上がります。ライバルリサーチの時に、この考え方ができれば検索上位が取れるキーワードがどんどん増えていきます(難点は面倒くさいw)。
実際に僕も「内部リンク構造でチーム化して戦う」記事を書いた所、競合が多めの検索ワード2位まで上げることが出来ています。
合計5記事のチームで月間61537PV集まってます。
内部リンクを使ったチーム戦で勝つことができれば、大量アクセスが安定的に集められるようになります。
記事の質だけでなく内部リンク構造に注目してみよう
ブログのライバルリサーチで成果を出すためには、記事だけでなく内部リンク構造に注目すると良いです。
- 内部リンクの本数(何本貼っているか?)
- 内部リンクの設置箇所(記事タイトル下?記事中?記事下?SNSボタンの下?)
- 内部リンクのアンカーテキスト(内部リンクの文章は?)
- 内部リンク先のコンテンツ(内部リンク先ではどういう記事を書いてるか?)
などをざっくり見れるようになるだけでも、おぼろげながら戦略が見えてくるはずです。
まとめ
ブログのライバルリサーチ(中級者)は内部リンク構造がカギです。
ブログ全体をチームと捉えてどういうサイト構成で記事を配置していくか?(チーム化するか?)の視点で運営することで、今までと違うブログ運営の方向が見えてきます。
あなたのブログが過去記事も含めて長く読んでもらえるように、今回の考え方を活用してみてくださいね。
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