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【2023年版】複数地域のSEO対策のやり方

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この記事では複数の地域や事業所を持つ企業の為のローカルSEO対策方法について解説します。

複数エリアでビジネスをする場合、それぞれの地域でユーザーに情報を表示させるのが理想です。

複数地域でユーザーにアプローチをするためには

  • 検索エンジン
  • ユーザー

両方の視点から情報をわかりやすく伝える必要があります。そこで今回は複数地域の事業所でローカルSEOをするためのサイト構造や作り方について学んでいきましょう。

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【2023年版】ローカルSEO対策とは?MEO対策との違いとやり方

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複数地域のSEO対策とは?

ではまず「複数地域のSEO対策って何なのか?について解説します。

複数地域のSEO対策とは

  • 複数の事業所を持つビジネス向けのSEO対策

を指します。

通常一つの店舗でローカル(地域)SEOを行う場合、

  1. 1つの地域名
  2. 業種名
  3. 店舗名

をそれぞれキーワードを設定するのがセオリーです。

例えば「郡山市+ドラッグストア|店舗名」といった具合ですね。

でも大手のドラッグストアの場合、会津若松市、いわき市、須賀川市、白河市、喜多方市など各地域に店舗が存在します。

これら複数店舗を1ページだけでSEO対策をすると、「郡山市、会津若松市、いわき市、須賀川市、白河市、喜多方市+ドラッグストア|店舗名」というページ名(タイトル)になってしまい、一体どの地域のお店なのかわからなくなってしまいます。

この場合の1つのSEO対策例としては

  1. 郡山市+ドラッグストア|店舗名
  2. 会津若松市+ドラッグストア|店舗名
  3. いわき市+ドラッグストア|店舗名
  4. 須賀川市+ドラッグストア|店舗名
  5. 白河市+ドラッグストア|店舗名
  6. 喜多方市+ドラッグストア|店舗名

といった形で、それぞれの事業所ごとにウェブページを作ります。

大手のチェーン店は(スーパー、コンビニ、ドラッグストア)などは本社(又は本店)、支店に分かれており、それぞれ地域が異なるため、各地域店のウェブページでSEO対策を行う必要があるのです。

大手のウェブサイトを見てみるとサイト構造がわかりやすいので、ぜひスマホやPCで調べてみてください。

複数店舗のSEOは一店舗のみのSEOよりも複雑なため、作成前のサイト設計が重要になります。



複数の地域でSEO対策をする方法

では複数の地域でSEO対策をするにはどうすればいいのか?基本的な考え方や構造について解説します。

複数地域のSEO対策の流れとしては

  1. 1つのドメインで本店・支店ページを作成する
  2. 下層(支社)ページを最適化する
  3. ビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)に本店・支店を登録する
  4. 検索順位を計測する(すべての地域で)
  5. 無料掲載サイトに登録する(Yelp、Yahoo!ロコ、BingMaps、AppleMaps)
  6. 地域ごとに被リンクを獲得する

となります。

①1つのドメインで本店・支店ページを作成する

基本的に1つのドメインでウェブサイトを作成しましょう。

1つのドメインにすることで

  • Googleの評価が1つにまとまる
  • 運用・管理が楽になる

などメリットが大きいのでおすすめです。

すべての評価が連動しているので、Google評価が下落するとすべてが下落しますが、リンクスパムや大量の自動生成コンテンツなどしなければペナルティの可能性は低いです。

というか真っ当な運用をしていて評価が下落するなら複数ドメインでも下落するので、どちらにせよ1つのドメインで十分です。

1ドメイン、5店舗で作るサイト構造例としてはこんな感じです。

【1ドメインで複数店舗ページを作る場合の例】

  • トップページ:本社(本店)
    • 下層ページ:店舗一覧(各店舗ページへのリンク)
      • 下層の下層:支社A(支店)
      • 下層の下層:支社B(支店)
      • 下層の下層:支社C(支店)
      • 下層の下層:支社D(支店)
      • 下層の下層:支社E(支店)

あくまで一つ例ですが、大手企業のサイトはほぼこの構造です。店舗数によって構造が変わりますが、3~10店舗などの場合はこの構造で十分かと思います。

もし店舗数が数十~数百クラスある場合は、大手の小売り店やフィットネスジム、飲食店のサイト構造を見てみるとわかりやすいです。ウェブサイトはすべて階層構造になっているので、分析する場合はツリー型で書き出してみましょう。

②ページを最適化する(SEO対策)

次はページを最適化していきます。

トップページと下層ページの情報を明確に分け、それぞれのページでGoogleから適切な評価をもらえるようにします。

キーワード対策のイメージとしてはこうです。

  • 本社:福島県+ドラッグストア|店舗名
    • 郡山市+ドラッグストア|店舗名
    • 会津若松市+ドラッグストア|店舗名
    • いわき市+ドラッグストア|店舗名
    • 須賀川市+ドラッグストア|店舗名
    • 白河市+ドラッグストア|店舗名
    • 喜多方市+ドラッグストア|店舗名

このように本社(本店)と地域店ごとにキーワードを設定し、それぞれの地域から検索エンジンで表示できるように対策していきます。

地域によっては「ドラッグストア」よりも「薬局」の方が検索ボリュームが多いケースもあったりっするので、なるべく上位表示で多くの顧客が獲得できるキーワードを調査しておきましょう。

【2023年版】複数地域のSEO対策の基礎とやり方

コンテンツ対策

下層ページのコンテンツを作成で重要なことは、まったく同じ内容のページは避けることです(重複ペナルティを受ける可能性)。画一化されたサービスであっても、地域によって異なる情報は存在しますよね。

例えば

  • 店舗名(~店など)、住所、電話番号、営業時間
  • スタッフ
  • 店舗写真
  • お客様の声(口コミ)
  • サービス内容
  • よくある質問
  • Googleマップ(埋め込み)

など地域ごとのオリジナルコンテンツは必ず存在します。オリジナルコンテンツを増やすことで重複ペナルティを防ぎ、地域でのGoogle評価を高めていきましょう。

③ビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)に本店・支店を登録する

ビジネスプロフィールには本店、支店をすべて登録しておきましょう。

ビジネスプロフィールに登録することで、各地域のユーザー検索でGoogleマップに店舗を表示させることができます。

【2023年版】複数地域のSEO対策の基礎とやり方

2022年7月以前はGoogleマイビジネスで一括管理できたんですが、サービスが終了してしまったので一つずつプロフィールを管理・登録していきましょう。

④検索順位を計測する

【2023年版】複数地域のSEO対策の基礎とやり方

本店・支店の検索順位を計測できるようにします。

SEOの指標として

  • 検索順位が上がっている or 下がっている

は重要なデータです。

Googleは評価を元にランキングを決めているので、自サイトや競合サイトの検索順位を元に施策を練っていくのが正解です。

Googleの評価を元に分析することで、今後の施策や方針を決めやすくなります。検索順位を計測するにはグーグルサーチコンソールの登録が必要です。

サーチコンソールの登録方法はこちらを参考にサイトを登録しておきましょう。

⑤無料掲載サイトに登録する

Googleビジネスプロフィール以外の無料店舗掲載サイトにも載せておきましょう。

例えば

  • Yelp
  • Yahoo!ロコ
  • BingMaps
  • AppleMaps
  • インスタの地図検索

など、無料掲載サイトは数多くあるので、それらにお店の情報をそれぞれ載せておきましょう。また業界毎にサイトがあったりするので、各ページのリンクから自分のビジネスが見つけられるようにしておいてください。

⑥地域ごとに被リンクを獲得する

可能なら地域ごとに被リンクを獲得するのがいいです。

被リンクとは別サイトから自サイトにリンクを張ってもらうことを指しますが、SEOにおいて被リンクの重要度はかなり高まっています。

例えば

  • 商工会議所
  • 地域観光サイト
  • 地元メディア

など自分の地域のサイトから被リンクがもらえると、地域店のページの評価が高まります。同じ地域のサイトの被リンクはGoogleからの評価も高まりやすいのでおすすめです。



事務所は一つだが、対象地域が広い場合のSEO対策

ホームページのトップページのメインキーワードは最も事務所に近いエリアとして作成する。

その他の地域は同じ構成の別ドメインでページを作成し、エリアを絞ってリスティング広告を出稿する。

  • メイン(弁護士 会津若松市)→SEO対策
    • 別ドメイン(弁護士 郡山市)→リスティング広告
    • 別ドメイン(弁護士 福島市)→リスティング広告
    • 別ドメイン(弁護士 いわき市)→リスティング広告
    • 別ドメイン(弁護士 須賀川市)→リスティング広告
    • 別ドメイン(弁護士 白河市)→リスティング広告

一つの事業所&ドメインで複数地域のページを作ってしまうと、Googleやユーザーは「一体どのエリアの店なんだろう…?」と混乱し、マイナス評価につながる可能性が高いです。

またGoogleは検索意図(ユーザーの目的)に沿った情報を表示するため、ユーザーの検索地点から遠いお店はほぼ表示されません。

【「会津若松 弁護士」の検索結果】

【2023年版】複数地域のSEO対策の基礎とやり方

【「郡山 弁護士」の検索結果】

【2023年版】複数地域のSEO対策の基礎とやり方

あくまでメインのSEO対策は事業所を持つエリアとし、他のエリアは別ドメイン&別ページでウェブ広告から集客するのがおすすめです。



複数地域のSEO=1ページずつSEO対策が必要

結論としては複数地域のSEOでは1ページでそれぞれ個別の地域名でSEO対策をする必要があります。なぜならユーザーはあくまで自分のいる場所から近いお店を探しているだけだからです。

店舗数が多いとサイト構造を設計が大変ですが、のちの工数管理が楽になるように初期段階ではデザイナーには入念に情報を伝えるようにしましょう。

またウェブデザインとSEO対策は別物で、デザイン性がよくてもSEO対策ができていない例も多数ございます(デザイナーの責任ではなく、専門領域が違うのです)。

もしSEO対策に関してお悩みがあれば株式会社SNACまでお問い合わせくださいませ。