【ローカルSEO】地域名キーワードで検索1位を取るための6つの方法

僕のクライアントが検索1位を獲得し、県外からの安定的な顧客を獲得した方法を書きます。
- 「地域名+キーワード」
で検索上位を取るためには何からやれば良いのか?その具体的な方法を書いたので、ぜひ参考にしてください。
目次
地域名SEOが成功すれば県外からも集客できる
「地域名+キーワード」でのSEOが成功した場合、地域だけではなく県外からの多くの集客が見込めます。
実際に僕のクライアントの中には
- 群馬県の店舗に長野、埼玉、栃木などからの来店
- 鳥取市にある店舗に県外から多くの来店
特に地方グルメなどの店舗なら、検索上位に表示できれば県外からお客さんが来るようになります。
僕も実際に県外に行くならGoogle検索でお店を調べますし、上位表示されたコンテンツを見て「どれにしようかな?」と考えます。
つまり検索で上位表示されるということは「県外のお客さんが自分の店舗を優先的に選んでくれる」ということなのです。
- SEOで上位表示させる=見込み客の選択肢に自分のお店を入れる
という感じで覚えておくといいと思います。
「地域名+キーワード」でSEO対策する上での6つのポイント
1.検索ユーザーを第一に考える
まず大前提として検索上位表示される場合、検索ユーザーを第一に考える必要があります。
検索ユーザーを第一に考えるとは「自分の書きたいように書く」のではなく「相手視点で考える」ことです。
「僕はこう感じています」→自分視点
「あなたはこう感じませんか?」→相手視点前者は自分の立場から書いており、後者は相手の立場から書いている。
相手視点に立っていれば「私が」ではなく「あなたが」になるはずです。
- ユーザーの立場から記事を書く
- ユーザーが求める情報を提供する
- ユーザーが理解できる言葉を使う
など、検索ユーザーの視点で記事を書くことで上位表示させる手助けになります。
2.タイトル(title)やディスクリプションに「地域名+店舗名」を入れる
あなたのサイトのメインキーワードをサイトタイトル、ディスクリプションなどに入れておきましょう。
例えば「会津若松 水道工事」などで上位表示をしたい場合は、タイトル、ディスクリプションに「会津若松 水道工事」を必ず入れておきます。
「地域名+キーワード」は必ず入れるようにしましょう。
キーワードの近接度を意識する
キーワードを入れる際は近接度を意識しましょう。
実際に検索してみるとわかりますが、検索上位に表示されているコンテンツは近接度(近さ)が高くなっています。
逆に検索順位が下がるほど近接度が低くなり、わかりにくいタイトルになります。
近接度が低いとはたとえば
- 会津若松で多くの人から大好評のとんかつ
のような状態です。
「会津若松」と「とんかつ」の間に多くの文字を入れてしまっていますね。
キーワード同士の近接度が低いと「会津若松」と「とんかつ」の関連性が下がってしまい、上位表示がしにくくなります。
検索上位表示させたいキーワードは近接度を高めるようにしましょう。
表記に注意する(漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字など)
サイトに設置する内部リンク(メニュー、最新記事、問い合わせなど)の表記の仕方に注意をしましょう。
- メニューが全部英語表記(カタカナもなし)
- 専門用語だらけのカテゴリー
- 読めない漢字を使っている(ふりがなもない)
などの状態ではユーザーが理解できず、離脱の原因になります。
サイトの即離脱はSEO上マイナス要素にもなります。サイトデザインは自分の満足度ではなく、ユーザーの理解度、満足度が第一です。
「こうした方が絶対にいいはずだ!」ではなく「ユーザーが求めているのはこういう情報だ」という視点で考えていきましょう。
3.店舗情報はなるべく細かく入れておく
店舗に関する情報はなるべく細かく入れておきましょう。
ユーザーはあなたが思っている以上に何も知りません。
自分のお店の特徴も知らないし、メニューも知らないし、お店の内観、外観も何もかも知らない状態です。
そこからあなたのお店に興味を持ってもらい、来店につなげる必要があります。
そのためにはユーザーの不安を解消するだけの情報量が必須です。
たとえば
- お店の名前
- お店の特徴や店長挨拶
- 問い合わせ専用ページ
- メニュー(写真+テキスト)やコース、価格
- お店の内観・外観
- 予約・問い合わせ番号
- 座席数や個室の有無
- 禁煙か?喫煙か?
- Wi-Fiや電源などはあるか?
- 駐車場の有無
- 予算(昼、夜)
- 住所や地図
- 支払い方法
- アクセス方法(交通方法)
- 営業時間
などできるかぎり細かく情報を入れておきます。
「こんなに書くの!?」と思うかもしれませんが
- 店舗情報を見る=行くかどうか迷っている状態
ということです。
その際、店舗の情報が全く出てこないと「この店大丈夫かな…」と不安になり、離脱の原因になります。サイトの離脱はSEOにマイナスですし、せっかく興味を持ってくれたユーザーを逃してしまいます。
店舗情報はユーザーが抱くであろう疑問点に応えられるようなページを掲載しておきましょう。
4.Googleマイビジネスに登録する
もし店舗や事務所を持っている場合はGoogleマイビジネスを登録しておきましょう。
Googleマイビジネスとはよく出てくるコレのことです。
Googleマイビジネスに登録しておくことで、検索ユーザーに対して店舗情報を表示してくれます(表示順序はGoogle のローカル検索結果の掲載順位を改善するを参照)。
店舗情報を登録する際は
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- 店舗の種類
- ウェブサイト
などはすべて統一します。これがページによって違ってしまうとユーザーにとってマイナスになるので気をつけましょう。
Googleマイビジネスなら検索結果に優先的に表示してくれるので、事務所や店舗をお持ちの場合は必ず登録しておいてください。
5.関連カテゴリーのコンテンツを充実させる
検索上位表示したいキーワードに関連するカテゴリーを作りましょう。
例えば「地域名+占い」で上位表示をしたい場合は
- 「占い」がメインコンテンツ
- 「地域名」がサブコンテンツ
となりますので、地域系や占い系のカテゴリーを作成していきます。
例えば
- 地域名+パワースポット
- 地域名+縁結び
- 地域名+恋愛成就
- 仕事運
- 結婚運
- 恋愛運
- くじ運
- 金運
などですね。
検索上位にしたいキーワードに関連するコンテンツをアップしていくことで「地域名+キーワード」での上位表示がしやすくなります。
上記の例の場合は「占い」のキーワードがメインになっているので、すべてのコンテンツを占いに絡めていくことが重要です。
逆に店舗型ではなく出張型(エアコン取付や清掃業者など)のサービスであれば「地域名+施工事例」などのカテゴリーを作って積極的に記事を書いていくといいでしょう。
6.SNSでの露出を増やす
検索上位表示されるまでには基本的に最低3ヶ月、通常は半年~1年はかかるため、SNSでの露出を増やしていくことが重要です。
露出を増やすとは単純に情報発信量を増やしていくということです。
たとえば僕の場合はTwitterをよく使っていますが、フォロワー数が6800名くらいいらっしゃいます。
おかげさまでTwitterで僕のことを知ってもらう機会が増えました(「あ、実はフォローしてます」とか言われます笑)。
SNS経由でのアクセスも増やしていけるように積極的に発信することが重要です。
例えば飲食店やネイルサロン、美容室だったらインスタ、Twitterなどでキレイな写真をアップする。パーソナルトレーニングや整体師ならお客さまの声写真、感想などをアップしましょう。
来店を促すためには「このお店ではこういうことをしてるんだな」とイメージしてもらうことが重要です。サービスに関わる情報は積極的に発信していきましょう。
地域名SEOでやってはいけないこと
逆にSEO初心者がよくやりがちな
- SEO対策でやってはいけないこと
というのもあります。
ざっくりと挙げると
- 「タグ」などで大量の地域名を羅列する
- 大量の有料リンクを購入する(SEO業者あるある)
- ライバルのコンテンツをコピーする
の3つです。
「検索順位が突然おちた…」なんてことにならないように、これらの間違ったSEO対策はしないようにしましょう。
1.大量の地域名を羅列する
たまに何でもかんでもキーワードを詰め込んで検索流入を増やそうとするサイトを見かけます。
例えばこんなものですね。
- タイトル:会津若松市のカフェ特集!喜多方や郡山市や福島市も!
こういった書き方はNGです。
キーワードを増やすと一見、アクセスが増えそうに感じますが、キーワードの効果が分散してしまい検索順位が上がりにくくなります。
「会津若松 カフェ」で検索する場合、ユーザーが欲しいのは会津若松市内にあるカフェの情報です。ユーザーが望まない情報を入れると逆効果になります。
記事ページと無関係なキーワードを機会的に詰め込むのはやめましょう。
2.大量の有料リンクを購入する(SEO業者あるある)
SEO業者あるあるですが、被リンクを購入して貼り付けるだけで数十万円などをだまし取る企業もあります。
でもGoogleの規約を読めばわかりますが、有料リンクは完全NGです。
- 参考記事:スパム、有料リンク、マルウェアを報告する
報告されてしまうと検索圏外に飛ばされてしまう可能性もあるので、もし業者から「被リンク」という言葉が出てきたら絶対に断ってください。
SEOで成功するには
- サイトのページを充実させる
- 検索ユーザーが求める記事を書く
これが大原則です。裏技を求めるのではなく、王道でしっかりサイトを作り込んでいきましょう。
3.ライバルのコンテンツをコピーする
ライバルのコンテンツをコピー(無断複製)するのは、著作権侵害になります。
- 参考記事:無断複製されたコンテンツ
いくら記事の質が高くても、サイトからコピーしただけのコンテンツでは絶対に上位表示はできません。劣化版として見られるだけならまだいいですが、下手するとSNSやブログで晒されてビジネスができなくなる可能性もあります。
無断複製は違法です。
どんなにアクセスが集まるとしてもコピーだけはしないようにしましょう。
まとめ
「地域名+キーワード」でSEO対策をするコツは、検索ユーザーが求める情報を他のサイトよりも充実させることです。
具体的に言えば
- タイトルやディスクリプションタグにキーワードを入れる
- 店舗情報を詳しく書く(サイト・Googleマイビジネス両方に掲載する)
- 関連コンテンツを充実させる
- SNSでの露出を増やす
などになります。