「個人の力で稼ぎたい。でも仕事以外で稼いだことがないから何から取り組んでいけばいいのかわからない」という人向けに書いています。
仕事以外でお金を稼ぎたいと思った時、一番の障害になるのは「一個人として稼ぐための考え方にシフトすること」です。
逆に言えば、個人で稼ぐ力を正しく身につけることができれば稼ぐことは十分可能です。今回は個人で稼ぐための考え方と、具体的な行動手順を解説してみました。
仕事以外で稼ぐためには「考え方」が重要
まず、仕事以外で稼ぐためには考え方が重要です。
なぜ考え方が重要なのか?というと
- 会社員やアルバイトとして収入を得ること
- 一個人として収入を得ること
は全く別物だからです。
これはどちらが良いか?悪いか?という優劣ではなく「そもそも考え方が違う」という感覚で捉えるのが良いです。
例えば会社で働いて稼ぐのが当たり前だと
「より労働時間を増やす=お金が増える」
という考え方になりがちです。
でもそれではいつまで経っても個人で稼ぐ力は身につきません。
個人で稼ぐ力を身につけるためには、長い間培ってきた「働けばお金になる」という思考から「価値がお金になる」という考え方に変える必要があります。
会社員は「労働時間」をお金にする。個人は「価値」をお金にする
会社員と個人の稼ぎ方の違いは
- 時間をお金にするか?
- 価値をお金に替えるか?
という点です。
例えば会社員の場合は拘束時間が決まっています。残業などで多少前後はするものの、基本的には固定給です。
極論、会社で頑張っても頑張らなくても同じ給料です。
ですが個人の場合は「頑張っても1円にもならない」こともザラです。
たとえばブログだったら毎日2時間かけて1記事書いて、3ヶ月100記事書いても1円にもならないことが多々あります。
逆に「週1回しか書いてないけど月収100万円以上」ということもありえます。個人は誰からも強制されることがないので、稼いでさえいれば働かなくてもOKなのです。
ではなぜこんなことになるのか?というと
個人の場合は
- 価値提供さえできていれば稼げる
からです。
例えば僕が「セミナーやりますよ!」と言って毎日告知をして、毎日営業しても、誰もセミナーに来なかったら売上は0円ですよね。
これは「このセミナーには価値を感じないから行かない」と思われてしまったということです。
でも逆に全く営業をしなくても、毎日告知を頑張らなくても1万円のセミナーに30人集めることができれば30万円になります。
これはつまり「1万円以上の価値を感じてくれる人が30人いた」ということになります。裏を返せば「価値を感じてもらう」ことができればお金は稼げるのです。
これが会社員と個人の稼ぎ方の違いです。
- 会社員は労働時間の対価としてお金をもらう
- 個人は価値提供の対価としてお金をもらう
上記2つの考え方は全く違うものです。
もし、あなたが個人でお金を稼ぐ力を身に付けたいなら、まずは「価値を提供する」という考え方を覚えていきましょう。
個人で稼ぐ力を身につけるための3つの考え方
ではどうすれば個人で稼ぐ力を身につけられるのか?というと
- 人が知らないことを教える
- 人ができないことをできるようにする
- 人が面倒くさい・やりたくないことを代行する
上記の3つができれば個人で稼ぐことはできます。
では具体的にどういうことか?説明していきましょう。
①人が知らないことを教える
人が知らないことを教えるのはかなり単純です。
- 人が知らないことを代わりに調べて提供する
- 自分しか知りえない情報を提供する
この2つになります。
人が知らないことを代わりに調べて提供をすれば「知らないことを教えてくれた!」と価値を感じてもらえますし、この記事を読んで「知らなかった!」と思ってもらうことができれば、それも価値になります。
- 人が知らないことを教える
- 人が知らないことを代わりに調べる
この2つができるだけでも十分な価値になります。
②人ができないことをできるようにする
人ができないことをできるようにする能力はかなり重宝されます。
例えば
- ブログが書けない人を書けるようにする
- WordPressが使えない人を使えるようにする
- ワードが使えない人を使いこなせるようにする
- セールスレターが書けない人を書けるようにする
- プログラミングができない人をできるようにする
などですね。
人ができない状態からできるようにするのは、相当な価値があります。
ただ人にスキルを教えるためには「スキル+教育力」の2つが必要になりますので、難易度は高いです。
基本的に、スキル難易度が高いほど教えるのが難しくなるので、例えばプログラミングなどをわかりやすく教えられる人は、相当価値が高いです。
自分が持つ知識やスキルをわかりやすく教えられる人は強いですね。
③人が面倒くさい・やりたくないことを代わりにやる
人が面倒くさがってたり、やりたくないことを代行するのも価値があります。
代行には2パターンあって
- 自分が代行する
- 代行ツールを販売する
というのがあります。
例えば僕はデザインとかド素人なので、ちゃんと自分のイメージ通りに作ってくれる人がいたら喜んでお金を出します。
他にも
- 記事作成代行
- セールスレター代行
- WordPress作成代行
- 家事代行
- 契約書作成代行
など、代行業務はいくらでもできます。
世の中には「面倒くさいから誰かにやってもらいたい」というニーズが隠れています。世の中に求められる代行サービスがあれば個人で稼ぐことは可能です。
僕も以前、WordPressのインストールやプラグイン、初期設定代行でお金を稼いでいたことがありますが、1時間くらいで設定できて2万円くらいもらえていたので時給2万円ですね。
ココナラやクラウドワークスなら自分の知識やスキルをすぐにお金にできるので、手始めにやってみるのもおすすめです。
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個人的にはココナラの方が自分で価格を決められるのでおすすめです。
個人で稼ぐ為の具体的な方法
個人で稼ぐ力を身につける上で今すぐ始めるべきことは「とりあえず価値を提供しまくること」です。
価値を積み上げて「この人(サイト)はこの分野では信頼できるな」と思ってもらうことが個人で稼ぐ上でのスタートになります。
例えば今すぐできることとしては
- Webサイト上で知識やスキルを教える
- スキルを直接教える
- スキルを使って代行する
などがあります。
①Webサイトやブログで知識やスキルを教える
まずはWebサイトやブログを作って、自分の知識やスキルを教えてみましょう。
ブログを作るならWordPressがおすすめです。資産化を目指すなら無料のブログサービスではなくWordPress一択ですね。
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ブログはできれば初心者向けにわかりやすく教えるような記事を書くのがおすすめです。
例えば主婦だったら掃除や洗濯物、料理、夫婦仲、子育てなどの専門ブログを書いてもいいですし、サラリーマンであれば仕事術や地域系特化ブログなどでもいいでしょう。
ブログのジャンルの選び方は特化型ブログのジャンルの決め方とコツ(具体例付き)でも書いていますが、自分の中にある知識は必ず誰かの役に立ちます。
「自分の知識なんて価値あるの?」と思うかもしれませんが、自分にとっては当たり前でも、他人は知らなかったりするのです。
「どうせこんな情報誰でも知ってる」ではなく「これを書いたら誰かが喜んでくれるかもしれない」と思って遠慮なく書きましょう。
そうすることで自分の価値が上がり、サイトへのアクセスが増えていきます。
アクセスが増えればそのアクセスを使ってアドセンス広告やアフィリエイトをすればお金を稼ぐことができます。
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参考記事:ブログで収入を得る仕組みとは?初心者がお金を稼ぐための運営バイブル
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ちなみにブログで発信するやり方は
- 個人でお金を稼ぎたい。できれば1人で完結するビジネスがいい
という場合におすすめです。
②知識やスキルを直接教える
自分の知識やスキルを1対1で教えることでお金を稼ぐことも可能です。
- マンツーマンレッスン
- コンサルティング
など形式はなんでもいいですが「1対1で教える」というのはあらゆる分野で使えるサービスなので、お金を稼ぐのは難しくありません。
- 語学
- ビジネス
- 勉強
- デザイン
など何でもアリです。
やり方としてはまずは人数限定で無料提供をして、その後有料化してサービスを獲得していくのがいいでしょう。
③スキルを使って代行する
スキルを使って代行することでお金を稼ぐことができます。
例えば僕だったら
- WordPressが作れる
- WordPressの初期設定ができる
- SEO対策ができる
- 個人のサービスが作れる
- セールスページが作れる
- アクセスアップができる
- ブログの記事作成ができる
などがあります。
例えばこれらのスキルをココナラやブログに設置をすれば、月数十万円程度ならすぐに稼げるでしょう。
自分にできることを書き出して「これならできる!」と思ったらクラウドワークスやココナラで仕事を受注してみるのもアリです。
まずは自分の知識やスキルをアウトプットしまくるのがおすすめ
いずれにせよ個人で稼ぐ力を身につける方法はまず価値を提供しまくることです。
この記事を読んでくれているあなたも、記事に価値があると思っているから読んでくれていると思うし、僕がアウトプットを続けてきたからこそこの記事があります。
「自分の強みなんてあるのかな…」
と思ってしまう気持ちもわかりますが、あなたが思っている以上に価値を理解してくれる人はいます。
まずは稼ぐ為の第一歩として「情報発信をしてみる」というのがおすすめです。ノーリスクで誰でもできる方法なので、まず勇気を出してアウトプットしてみてください。
まとめ
個人で稼ぐためには
- 価値を提供する→対価として報酬をもらう
という考え方を身につける必要があります。
そこに裏技はないし、魔法もありません。
自分の知識やスキルをわかりやすく、丁寧に発信することで稼ぐための基礎能力が身につきます。
- 誰でも
- 楽して
- 稼げる
ではなく
- 誰でも
- 価値を提供すれば
- 稼げる
というスタンスでやっていきましょう。