この記事では
- ブログが書けない原因
- ブログで書くことがない原因
- ブログで書きたいことがない原因
という3つの書けない原因と対策についてそれぞれ書いていきます。ブログの運用が止まってしまうということはすなわち収益化が止まるということ。
ブログは更新頻度も評価の対象に入るため、全く更新されていないブログはアクセス数がどんどん落ちていきます。
そこで今回は「それでもブログが書けなくなってしまったんだ!」という人のために解決策を書いてみました。
ブログが書けない原因と対策
①知識や経験がない
まずは書こうとするジャンルに関する知識や経験がないことです。
ブログを書けない人の大半は勉強不足です。普段から情報を仕入れていないことによって書くことがなくなってしまうのです。
特に未経験のジャンルにおいては数日程度の勉強では全く足りませんし、経験があるジャンルでも勉強してなかったらあっという間にネタが尽きます。
ブログの書き始めは頭の中にあるストックを消費して書いていくと思いますが、それもせいぜい10~20記事くらいです。
ストックを消費した後は、記事を書くために新たな情報を集める必要があります。
ブログを書く際、多くの場合は以下のステップを踏みます。
- ネタを探す
- テーマを決める
- 素材を集める
- 構成をつくる
- 執筆(ライティング)する
上記の作業をよく読むと、ライティングよりも情報収集や素材集めの方が多いのです。そしこの情報収集や素材集めができていないと、どんなに文章を書く力があっても記事は書けません。
「ブログを書く」という行為には「ライティング」が注目されがちですが、実際には情報収集や整理整頓してまとめる力の方が大切なのです。
【解決策】情報収集&整理する
知識や経験不足によって書けない場合は解決策はとにかく情報収集をすることです。自分の頭の中にあるネタがなくなった後は補充が必要です。
情報収集のやり方としては
- 本を読む
- ネット情報を見る
- 人に聞く
- 体験する
などです。
オリジナリティ重視なら体験です。実体験コンテンツは本やネットでは絶対に得られない唯一無二の情報なので価値が高いです。
ただお金がかかり過ぎると続かないので、実際に体験した人に話を聞いてみるのもいいですね。手軽に情報を集めるならネット情報ですが、手軽なゆえにオリジナリティを出しにくいのが難点ですね。
常に情報収集をしながら書いていくことでネタ切れも防げるし、何より自分自身の知識も増えていきます。
②読者のニーズがわからない
読者のニーズとは「何を求めているか?」ということです。
「検索エンジンからアクセスを集める前提のブログ」は、言い換えれば「疑問に対するアンサー」です。
検索ユーザーの悩みや問題に対する答えを書く必要があるので、つまり「何を書いていいかわからない」=「何を求めているかわからないから」なのです。
【解決策】検索需要を知る
ニーズがわからない場合の解決策としては、検索意図を知ることです。検索意図とは検索ユーザーがそのキーワードで調べる目的のことを指します。
この検索意図を知ることによってブログ記事が書きやすくなります。検索意図は以下の4つに分類されます。
クエリ(キーワード) | 意図 | 具体例 |
KNOWクエリ | 情報やノウハウを知りたい |
|
GOクエリ | 特定のサイトに行きたい |
|
DOクエリ | やりたい |
|
BUYクエリ | 買いたい |
|
キーワードの種類毎に検索意図が分かれているのがわかります。ブログ初心者が特に書きやすいのはKNOWクエリですね。
- ~ 使い方
- ~ 方法
- ~ 設定
- ~ やり方
- ~ 作り方
- ~ できない
などの「やり方」に関するキーワードは特に記事にしやすいと思います。ブログ初心者の人は検索意図を掴むのに慣れてないと思うので、目的がわかりやすいキーワードから攻めていくのが良いと思います。
③モチベーションの低下
モチベーションが低下するとブログが急に書けなくなります。
多くの場合は2~3日くらいは気合が入っているもの。
しかし4日、5日、6日…と日が経つごとに熱量が下がってきてしまいます。行動するのはめちゃくちゃハードルが高いのに、休むのは簡単なのですよね。
そして一旦休んでしまうとどんどんモチベーションは下がっていきます。
- 行動する
- やめる
- 自己嫌悪
この繰り返しでモチベと共に自信も失っていくのです。
「モチベーションは行動すれば上がります」という人もいますが、そのモチベが沸かないんじゃボケェ!!と言いたくなる気持ち、すごいわかります。
【解決策】思いっきりダメな生活をしてみる
モチベーションが下がってる時には、とことんダメな生活をして落ちるところまで落ちてみるのも一興です。
モチベーション作りで最もまずいのは「やらなきゃ…」→「今日もできなかった…」の悪循環です。この状態になると常に中途半端な自己嫌悪を積み重ねていくので、とことん自信が失われていきます。
その時に大事なのは「現状から思いっきり離れてリフレッシュしてみること」です。
自分の場合は2~3日くらい思いっきりお酒を飲んで酔いつぶれる生活をしてみると「あっヤバい」と焦りが生まれて書けるようになります(たぶん)。
④完璧主義になっている
完璧主義すぎてブログが一向に進まないパターンです。
完璧主義な人は
- 「ダメだこんな下手くそな文章じゃ」
- 「正確な情報を伝えなきゃ…」
と勝手に追い込んで、完璧な記事が書けるまでゴミ箱に捨て続けます。完璧主義になると更新よりも自分の納得感を重視してしまい、下書きを永遠に溜め続けることになります。
結果的に一記事にこだわりすぎて全体の仕事のクオリティが落ちてしまうのです。
【解決策】公開してから直す
完璧主義の人の解決策は「公開してから直す」です。
完璧主義の人はWordPressの下書きにたんまり未公開の記事が貯まってると思います。それらは思い切って削除するか、60%くらいのクオリティで公開してしまいましょう。
記事のクオリティは他人に見せていかないと上がりませんし、ライティング力が上がってから見直したほうがよ完成度が上がりやすいです。
完璧主義な人は少し雑に仕事を進めるくらいがちょうどいいです。逆に雑過ぎる人はもうちょっと丁寧に書いてほしいなと思うことがあります。笑
完璧主義な人ほど周りの目を気にする傾向がありますから、思い切って公開する癖を付けましょう。
⑤疲れている
単に疲れているだけの可能性もあります。
例えばブログを書くのはかなり頭と体力を使うので、作業時間が寝る前だと書けないこともあります。
ブログを書くのは「頭をフル回転させながらタイピングする」という感じなので、筋トレやランニングなどとは質が違います。
特に慣れていない内はブログ特有の頭の使い方に慣れていないので、脳みそが疲れているとなかなか進まないんですね。
もし本業などで頭と体をフル回転させるような場合は疲労でブログを書くまで手がまわらないかもしれません。
【解決策】ブログを優先する
もし疲れているとブログが書けないなら「疲れる前にブログを書く」しかありません。副業なら仕事の勤務時間より前にカフェなどで集中的に作業するなどです。
人によって作業に集中しやすい時間はありますが、頭を使う作業は午前中のほうが捗ることが多いです。
自分の場合は夜は本当に頭が回らなくなるので、なるべく午前中~夕方までのブログを書き終えるようにしています(未だに)。
深夜にブログが書ける人、本当に尊敬します。
ブログに書くことがない(なくなった)場合の対策
もしブログが書けないのではなく、書くことがなくなってきたと感じた場合の対策です。
①SEOキーワードをリスト化しておく
SEO記事をメインとするブログの場合はキーワードをリスト化しておきましょう。
ブログネタになるキーワードは無限に存在します。
例えば「モテたい」というキーワード1つとっても大量のキーワードが出てきます。
キーワードが探せるようになれば、書くことがないどころか「ネタがありすぎて迷う」というほどになります。自分の場合はSEOキーワードを検索意図毎に分けてマインドマップに保存しています。
「いやどうやって分けんねん」という人は以下の記事を読んで下さいませ。
★現在執筆中★
②派生ネタを考える
派生ネタとは既存のネタから派生するネタを考えるということです。
例えば「マンガ名+名言」といった記事を書いている場合、他の「マンガ名+名言」でも記事を書くことが出来ますよね。
- 同じジャンルで別ネタを探す
- 別のジャンルで同じネタを探す
でもどちらでもいけます。ちょっとわかりづらいので表にしてみました。
元ネタ | 派生ネタ |
ブルーロック 名言 |
|
ブルーロック 名言 |
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集客方法 |
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hiit 効果 いつから |
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こんな感じで共通するキーワードの組み合わせを変えたり、派生するネタを考えたりします。
検索ユーザーのキーワードの全体的な傾向は似ている事が多いので、派生ネタを考えられると競合が少ないがら空きのキーワードが見つかったりもしますよ。
③過去記事を見直す
それでも書くことがない場合は過去記事を見直してみるのがおすすめです。過去に書いた記事って人によっては全く見直しをしてないケースが多いと思います。
でも過去に書いた記事を見直してると「ここが足りないな」とか「こういう関連記事が必要だな」と感覚的に気づくことが多いのです。
過去記事を基準に考える方法ならゼロベースで記事を書くより遥かに楽で、時間もかかりません。
それにSEOにおいて
- 過去記事のリライト+関連記事追加
はあらゆる施策の中でも圧倒的に効果が出しやすいです。未だにリライト後3~7日くらいで順位が上がったりします。
記事数が100以上あって、収益目的のブログをやってるなら過去記事の見直しがおすすめです。ネタが尽きてきたと感じたら過去記事を洗い出してみましょう。
ブログに書きたいことがない場合は?
「そもそもブログで書きたいことがない」という場合の対処法について書いていきます。
①自分の需要とつなげる
自分の需要とつながる記事を書いてみましょう。
今、あなたが書いているジャンルは楽しいですか?もしまったく楽しくないならあなたに向いてないジャンルかもしれません。
もし書きたいことがまったく出てこないなら自分の需要とつなげるのがおすすめです。
「モテたい!」需要のコンテンツ例
例えば「モテたい」と思っているなら、恋愛を実践しながらノウハウを発信していくのもおすすめです。
コンテンツ例としては
- マッチングアプリの使い方
- マッチングアプリでいいねをもらう方法
- マッチングアプリのメッセージのやりとり方法
など無数にあります。
写真の撮り方やプロフの作り方など派生を混ぜればとんでもない量になるはずです。
リアルタイム実践しながらのノウハウはかなりの価値があるはずです。あなたが本気で取り組んでいるジャンルと絡めることで熱量の高い情報が発信できるはずです。
②目的を変える
目的を変えてみるのもおすすめです。
例えば
- 書きたい記事を書くブログ
- 稼ぐ為に書くブログ
は目的もやり方も全くの別物です。稼ぐためのブログなら自分のやりたいことよりも稼ぐ方を最優先です。それにいくら書きたい記事を書いてたとしても、さすがに1円にもならなかったら萎えます。
だったら月5000円でも5万円でも多少なりとも収益化されてる方が絶対にモチベは上がりますよね。
「書きたいことがない」なら書きたい記事を書くことは諦めて、稼ぐ方に全力シフトしてみるのもありです。
③外注化する
もう何をやっても自分で書きたくないなら外注化しましょう。
ブログに対する熱量が完全に消え去ってしまうとどうしてもやる気が起きないはずです。それでもブログ自体をやめたくないなら外注化さんに書いてもらうしかありません。
外注化するメリットは
- 知識や経験を持つ人をすぐ雇える
- 自分の時間が作れるようになる
という点です。
外注化することで自分の時間がごっそり空いてくれるので、その間に別の作業に取り組むことができます。
今まで自分でブログを書いてきた人はついつい外注化を拒みがちですが、一度やってみると文章を書く楽さに気づくようになるはずです。クラウドワークスなどで外注が可能なので試してみてください。
まとめ
最後にブログが書けない問題についてまとめてみました。
ブログが書けない原因と対策 |
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ブログに書くことがない原因と対策 |
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ブログで書きたいことがない原因と対策 |
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