ブログの見出しの付け方!読者と検索エンジンに優しい記事を書く方法

どうも、株式会社SNACのまつです。
この記事では「ブログに見出し(見出しタグ)を付ける重要性と見出しの付け方」を解説しています。
ブログ記事の見出しは
読み手にとっては記事内のナビゲーション、
検索エンジンにとっては内容を理解する道しるべです。
読みやすさも向上し、読まれる可能性も上がります。今回はブログ記事の見出しの基本的な使い方や注意点について学んでいきましょう。
目次
見出しとは?
まず見出しって何ですか?という方の為に説明しておくとこちらです。
※WordPressの見出し例
※はてなブログの見出し例
「はてなダイアリーからの移行方法を教えてください」にお答えします!〔はてなブログお悩み相談室〕より
※アメブロの見出し例
ブログ記事は最初より最後が重要ですより引用
見出し(見出しタグ)は本文中にある帯のようなものです。
検索エンジンへ「これは見出しだよ~」と知らせたり、読者が情報を探しやすいようにナビゲートする役割があります。
小見出しとは「見出しの中にある小さい見出し」のこと
ちなみに見出しの他に「中見出し」「小見出し」がありますが、中見出し、小見出しは、特定の見出しの中に入っている更に小さな見出しです。
具体例を挙げると以下のような感じです。
・大見出し(親)=H2タグ
・中見出し(子)=H3タグ
・小見出し(孫)=H4タグ
・小見出し(孫)=H4タグ
・大見出し(親)=H2タグ
・中見出し(子)=H3タグ
・小見出し(孫)=H4タグ
・小見出し(孫)=H4タグ
※原則として「最初は大見出し」から入れる。
WordPress、はてな、アメブロで見出しのデザインが異なるのは、テーマ(アメブロではスキン)が違うためです。
例えば僕はWordPressのELEPHANT3というテーマを使っているので、こんな感じの見出しになっています(はてな、アメブロの見出しデザインもテーマによって変わります)。
新聞の見出し(ヘッドライン)との違い
新聞の見出しに馴染んでいる人はブログの見出しの違いがわからないかもしれませんね。
簡単にまとめるとブログと新聞の違いは以下になります。
ブログ | 新聞 |
サイトタイトル | 新聞名 |
記事タイトル | 見出し |
記事中の見出し | 小見出し |
新聞や広告などで言う「見出し(別名キャッチライン)」が、ブログで言うところの「記事タイトル」です。
別に覚える必要はありませんが、新聞派の人にとっては呼び名が異なりますのでややこしいかもなので、豆知識程度に覚えておくと良いです。
ブログで見出しが重要な5つの理由
ブログでは見出しがめちゃくちゃ重要ですが、主な理由は5つほどあります。
①「どこに」「何の情報があるか?」がひと目でわかる
ブログ記事に見出しを付けることで
- どこに(記事のどの辺)
- 何の情報があるか?
がひと目でわかります。
例えば見出しがない記事だとこんなふうに表示されてしまいます。
どこに何の情報があるのかがわかりづらいですね。
見出しのない記事はどこに何の情報があるのかわからず、離脱されてしまいます。
見出しをつけた場合は下記のようになります。
見出しがあるとどこに何があるのかが一目瞭然になりました。
見出しを付けることで読者が情報を見つけやすくなり、結果的に読まれる確率が上がります。
②目次が作られる
見出しを作ることで目次を付けることができます。
※WordPressの場合はテーマに付属されているか記事内に目次を自動挿入できるTable of contents Plusというプラグインが必要です。
目次とはこういうものですね。
ブログの記事って全部読みたい訳じゃなく、一部分だけ読みたいときありますよね。
そんなとき、目次の中にある見出しをタップすると、見出しのところまでジャンプ(ページ内移動)することができます。
目次は記事の読み勝手がよくなるのでおすすめです。
③記事のライティングが効率化され、楽になる
ブログを書くスピードを3倍に上げる方法(5時間→1時間半に短縮)でも書いてますが、見出しがあると何を書くべきかがわかり、ライティングが楽になります。
大抵、記事を書くのが遅い人は
「よし!記事を書こう!」→何も決めてない
↓
「あれ?何を書くんだっけ?とりま調べるか…」→目的もなく調べる
↓
「調べ過ぎて頭がこんがらがってきた」→下手すりゃネットサーフィンで時間潰れまくる
↓
「とりま書こう。あ、これも必要だ。この情報も…」→記事編集画面とGoogleをいったりきたり
↓
「記事がぐちゃぐちゃになってしまった…削除してやり直そう」→全部無駄になる
↓
「以下繰り返し」
みたいな感じです。
でも先に見出しを作っておけば
- 誰に?
- 何を?
- どの順番で書くべきか?
などの構成が明確になり、書くスピードがかなり上がります。
④検索エンジンに正しく情報を伝えることができる
見出し(見出しタグ)は検索エンジンに正しく情報を伝えるための重要な要素です。
見出しに適切なキーワードを入れることで、検索エンジンに記事の内容を正しく伝えることができます。見出しのキーワードは関連キーワードツールでキーワードを入力して探します。
例えばこの記事だったら「ブログ 見出し」などで探しました。
「ブログ 見出し ○○」の○○がサジェストですね。メインキーワードと関連性の高いサジェストを探して見出しに入れていきます。
⑤記事のアウトライン(構成)の役割を果たす
見出しは記事のアウトライン(構成)の役割を果たしてくれます。
- 記事の質が高い=アウトラインの質が高い
とも言えるほどアウトラインは重要です。記事のアウトラインを作ることで、安定して質の高い記事が書けるようになります。
ブログの記事中に見出しを付けるには「タグ」を設定する
ブログの記事中に見出しを設定するには「見出しタグ(H1・H2・H3・H4・H5)」を設定する必要があります。
記事の見出しにしたい文章にH1~H6のタグを付けることによって、見出しとして表示することができます。
WordPressの場合はビジュアルエディタの『段落』というメニューから付けることができます。
見出しにしたい文字列にカーソルを置いて「見出し」をクリックするだけです。
※はてなブログやアメブロでは記事編集画面で「段落」という項目をクリックすると「大見出し(H2)・中見出し(H3)・小見出し(H4)」などと表示されているはずです。
見出しタグを設定することで「この部分は見出しだよ~」と読者や検索エンジンに伝えることができます。
見出しタグ(Hタグ)の正しい付け方・使い方
見出しタグには100%正しいルールはありませんが、最低限の原則がありますので覚えておきましょう。
①HタグはH2から使う(H1は使わない)
WordPressの場合、H1は使わずH2から使うようにしましょう。
H1はタイトルタグ(ページ全体を表すタグ)とほぼ一緒なので、記事にタイトルを設定してあればH1タグを付ける必要はありません。
記事中に見出しを入れる際はH2から使うようにしましょう。
②関連キーワードを含める
見出しには関連キーワードを含めるようにします。
例えば今回の記事の見出しはこうなっていますね。
見出しを見てみると「見出しタグ」や「新聞 見出し」「付け方」「目次」などのワードを入れています。これは適当に入れているのではなく、サジェストから入れています。
僕の場合は検索結果から探すことが多いです。
上記の場合は、検索結果にあるタイトルをクリックしてから「戻る」ボタンを押すと表示されます。
あとは検索結果の下の部分も見ていきます。
関連する検索キーワードが出ていますね。これらのキーワードの中から関連性の高いものを見出しに組み込んでいきます。
③シンプルかつストレートな言葉を使う
見出しはシンプルかつストレートな言葉を使いましょう。
たまに上手い言い回しをしようとして「見出しは道路の標識のようなもの!」みたいな例え言葉で見出しを作る人がいますが、あんまり意味ないです。笑
むしろ「道路 標識」で評価されてしまい、マイナスになることの方が多いです。
見出しはシンプル・イズ・ベストです。
「ブログ 見出し」で検索した人が直感的に理解できる言葉を使いましょう。
ブログの見出しをおしゃれにカスタマイズする方法(記事の紹介)
最後の見出しのデザインをカスタマイズする方法をご紹介しておきます。
- WordPress
- はてなブログ
- アメブロ
別におすすめ記事を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
WordPress・はてなブログの見出しのカスタマイズ方法
CSSをコピーするだけで使える見出しデザインのまとめ記事です。すべてコピペで出来るので、気に入った見出しがあったら使ってみると良いと思います。
アメブロの見出しのカスタマイズ方法
アメブロの編集画面で見出しを編集する方法を解説しています。すべてコピペでは出来ませんが、もし見出しを自分なりにおしゃれにしたい場合は読んでみると良いと思います。
まとめ
ブログの見出し(タグ)は、Googleに内容を知らせるためでもあり、読者にとってのナビゲートでもある重要な役割です。
また自分にとっては記事の構成になるので、ライティングのスピードが段違いに上がります。
この記事でお伝えした基本を抑えるだけでも、かなり記事のクオリティは上がりますので、ぜひ1つずつできる範囲で取り組んでみてくださいね。