どうも、株式会社SNACのまつです。
ブログ初心者の方からの相談を受けていると「ブログを始めたいんだけど、自分には強みもないし、知識やスキルもないです…」という悩みを受けることがあります。
「ブログで成果を出す」と聞くと、ついついものすごい強みがなければいけない…と思ってしまいますが、果たして、専門知識がないとブログは出来ないのでしょうか?
結論:専門知識がない人でもブログで成果を出すことは可能
結論から言えば、専門知識がない人がブログで成果を出すことは可能です。
僕自身、ブログを始める前は知識もスキルもありませんでした。
パソコンを初めて買ったのは24歳くらいでしたし、ブログを始める前はタイピングすらまともに出来ませんでした。
当時のブラウザはインターネットエクスプローラーを使ってましたし
パソコンの用途なんて
- Youtubeを見る
- 人差し指でタイピング?してググる
- 母親が買ってきたサッポロ一番みそラーメンの懸賞にWEB応募する
くらいしかありませんでした。ガチな素人です。
むしろ今でも「自分には専門知識がある」なんて思っていません。常に「ああ、自分はまだまだ知らないことだらけだな」と思いながら日々勉強です。
ブログを始める前から専門知識があるか?ないか?なんて何の問題もありませんでした。
そもそも専門知識とは何を指すのか?
「そもそも専門知識って何を指すの?」と思ったので調べてみるとこんな感じでした。
専門知識
その分野を知り尽くしていないとわからないような物事の知識だそうでして。
なんだか専門知識ってすごい意味があるんですね…
でも果たして、ネットのような新しい情報がバンバン出てくる世界で「その分野を知り尽くす」なんてことができるんでしょうか。
その分野で知らないことは何もなくて、どんな問題がきても対処できる。そんな神のような人になれるんでしょうか?
僕は無理だと思います。
特にWEBなんて1を知ったら10の情報が出てきて10が出たら100の情報が出てくる世界です。学べば学ぶほど奥が深いです。
こんな中ですべてを知るなんて無理ですし「専門知識がなければブログは書けない」なんて言ってたら一生書けません。
そんなことを考えて動けないよりは、今すぐブログを始めてガンガン書く人の方が結果的に知識もスキルも上がります。
「~だからできない」ではなく「本気でやってるうちに自然に身につく」の方がしっくりきますね。
ブログに必要なのは突出した専門知識ではない
そもそもブログで必要なのは突出した専門知識ではありません。
むしろ
- 専門分野以外は何もできない
という人は上手くいかない傾向があります。
ブログを運営するためには1つの突出したスキルよりも幅広いスキルを持っていたほうが有利だからです。
例えば
- ライティング力
- 他人に教える力
- 文章力
- WordPressの使い方
- デザイン
- HTMLやCSS
- アフィリエイト
- マーケティング力
- SEO対策
- ちょっとした心理学
- リサーチ力
- コミュニケーション力
- データ分析
などなど、ブログで求められる幅広さは膨大です。
これらの知識やスキルを場面に応じて使い分ける必要があります。
でも、スキルが一つしかない(例えばSEOスキル=レベル10)人だと文章も書けないし、コミュニケーションも取れず、質の高いブログは作れません。
それよりも
- SEO対策→3
- アフィリエイト→4
- ライティング→3
- マーケティング→3
みたいなパラメータの方が上手くいきやすいです。
スキルに幅があるということは、それだけ柔軟に対応できるからです。
ちなみにこれは別に「何でもかんでも手当たり次第学べ」というわけではありません。そうではなく、壁にぶつかった時に自分なりに調べて考える方が重要だということです。
知識やスキルは買える場合もある
また知識やスキルは買える場合もあります。
例えば
- サイトのデザインを変える→WordPressテーマを買う
- ランディングページを作る→デザイナーに外注依頼する
- SEO対策をする→SEOセミナーやコンサルを受ける
- 画像を作成する→画像作成ツールを使う
などです。すべてが自分で身につけなければいけない訳ではありません。自分の分野以外の知識やスキルは思い切ってお金で買うこともできます。
「必ずしも自分ですべてのスキルを身につける必要はない」ということを覚えておきましょう。
明確な専門知識が必要な分野もある
ただ一部、専門知識がかならず必要な分野も存在します。
例えば
- 国家資格
- 法律
- 投資
- 医療
- 保険
などです。これらの「人の人生に大きく関わってしまう分野」に関しては国家資格や専門知識が必須です。こういった分野は無資格者や素人が手を出すべきではないでしょう。
専門知識は時に読者よりも「自分ファースト」で考えてしまうことも
専門知識がある人は、読者ファーストな記事を書けないことも多いです。
なぜかというと「自分の知っていることを相手も知っているだろう」という感覚で書いてしまうことが多いからです。
まさに自分ファースト(自分の主観を重視)です。
これは僕もたまにやってしまいますが、人に教えていると「WordPressなんて使えて当たり前でしょ。調べればわかるし…」と思ってしまうこともあります。
でもたとえ自分が専門分野に精通していても、相手もそうとは限りません。
相手は完全な素人で何も知らないこともあります。
しかし、専門知識は無駄に持ちすぎていると、読者よりも自分の主観をベースにしてしまい、自分ファーストな記事を書いてしまうことがあるのです。
専門知識を身につけることは良いことも悪いこともあり、一長一短なんですよね。
ブログで最も試されるのはわからない問題や壁にぶつかった時
僕がブログをやっていて最も試されるのは、上手くいっているときではなく大きな問題や壁にぶつかったときです。
アクセスが増えなかったり、施策をしても検索順位が上がらなかったり、ブログから仕事がぜんぜん取れなかったりお金がキツくなったり、自分の本質が試されるのは壁にぶつかった瞬間です。
そういう壁や問題にぶち当たった時に
- わからないから諦める
- できないから諦める
- 知らないから諦める
- 面倒くさいから諦める
みたいなスタンスだったら成果が出るわけがありません。ブログをやってると壁にぶつかるなんて日常茶飯事ですし、思い通りにならないなんて当たり前です。
そこで前に進むか?諦めるか?の自分の姿勢の方が大切なのです。
たとえブログを始めたばかりで何も知らなかったとしても、壁にぶつかった時に自分で調べて、考えて、行動することができれば必ず成果に繋がりますし、いつしか「この分野ならあなたですね」と言われるようになります。
ブログで考えるべきはスタート地点での知識、スキルではなく、これからどういうスタンスで取り組んでいくか?の部分です。
「日々、調べて、考えて、行動する」これができれば、完全に初心者から始めたとしても全く問題ないと思います。
専門知識はあくまでユーザーの為に調べて、考えて、行動して身につける
そもそも専門知識を身につけるのは自己満足のためではありませんし、誰かに認めてもらうためでもありません(もちろん認めてもらえたら嬉しいですが)。
あくまでブログを読んでくれるユーザーのためです。
もちろん最終的には自分の目標のためかもしれませんが、その目標を達成するためにはまずは人の役に立つ記事を書くことが重要です。
日々調べて、考えて、行動して学んだことを記事にして、人の役に立つブログを運営していくことが大切だと思います。
結論:ブログを始める前から専門知識なんていらないよ!!
体系化された知識を学ぶことも大切
ただ、これからブログを始める上で「今は知らなくてもいいけど、行動しながら知識を身に着けていくこと」はめちゃくちゃ大切です。
なぜなら、結局素人のままでは成果は出せないからです。
特にブログを始めるならSEOについて学ぶことは大切です。SEOは検索エンジンでも学べますが、初心者の内はWEBで学ぶよりも良い本を1冊買ってガッツリ学んだほうが身につきます。
特におすすめなのが沈黙のWebライティング—Webマーケッター ボーンの激闘—です。
ブログ運営に役に立つSEO対策やライティングの基本がマンガ形式でめちゃわかりやすく解説されています。
たぶんSEOやWebライティングでコレ以上の良本はありません。
おすすめの読み方は負けん気の強い主人公になったつもりでブログ運営を進めていくと良いと思います。
ただ普通に読み物としても面白いので、ストーリーにばっかりハマらないように注意が必要ですw
まとめ
ブログは一生勉強です。
記事を書く度に情報を調べたり、まとめたり、学んだりする必要があります。
僕も一生勉強のつもりでブログをやっています。
「今、知識があるか?ないか?」なんて何の問題もないので、遠慮なくブログを始めて成果に向かって進んでいきましょう。