どうも、株式会社SNACのまつです。
この記事では「これからブログを始める初心者におすすめしたい本」を11冊に絞ってご紹介します。
どれも僕が実際に使って効果があったと感じた本なので、「コレだ!(ピン)」と感じた本があったらぜひ買ってみてください。
ブログ初心者が成果を出すための黄金ルート
まずブログ初心者が成果を出すためには、必ずと言っていいほど以下のSTEPを踏んでいきます。
[aside type=”sky”]
◆STEP1:文章がスムーズに書けるようになる
↓
◆STEP2:ブログを継続する
↓
◆STEP3:アクセスアップを学ぶ・実践する
↓
◆STEP4:収益化を学ぶ・実践する
↓
◆STEP5:ブログを事業として安定させる
[/aside]だいたいこんな感じのステップですね。
で、大体STEP1・2・3までが挫折しやすく、4~5(収益化する・安定させる)になればかなり楽になります。
まあ、つまりは最初が一番挫折しやすいってことです。
逆に言えば
- 文章が書ける→STEP1クリア!
- なんだかんだブログも継続できてる→STEP2クリア!
- アクセスも増えてる→STEP3クリア!
ってところまでいけばほぼほぼ上手くいくってことですね。初心者が成果を出すには、STEP3までをしっかり乗り越える必要があります。
「文章が書けない」を克服するのにおすすめの本2冊
まずは「文章が書けない」を克服するための本です。
僕もまとまった文章が書けなくて、文章術の本とかコピーライティングの本とか結構読みましたが、その中でもダントツに良かった2冊です。
①20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
この本は僕が色んな文章術の本を読んできた中で、初めて食い入るように読んだ本です。
この本が他の本と全然違うのは
- そもそも文章を書くという行為はどういうことなのか?
を本質を突いて解説してくれるところ。
だいたい、文章の本って「こうすれば伝わりますよ!」「こういう型があって云々…」みたいな雰囲気の本が多いですよね。
なんかこうテクニックよりというか、いきなり型にハメに来るというか。
「これさえやれば万事OK!」とかいきなり書かれてるとなんかこう納得できない人も多いと思うんですよ。
この本はそういうのじゃない。
どちらかというと「文章を書くってこういうことなんだ!だから今まで書けなかったんだ!」という本質に気づかせてくれます。
いわば「巷の文章本が全く頭に入らない人」にこそおすすめしたい本ですね。
注意点としては、この本はアクセスを集めたいとか読者を増やしたいとか、そういうテーマではないです。
とにかく「文章を書く」という行為の本質がわかるって感じだと思ってもらえればと。
あと表紙が地味。関係ないけど。
②10倍速く書ける 超スピード文章術 | 上阪 徹
この本は正にそのまんまの本です。
まじで速く書くためだけの本。
これのすごい所は文章テクニックもそうですけど、「素材集め」に関して重きが置かれているところ。これが素晴らしい。
文章を書くっていうのは
- 頭の中にある情報(素材)を出して
- 並べて
- 整理する
って行為が必要です。
もちろん天才肌で「勝手に言葉が出てくるの」みたいな感じなら別ですが、そんな人はこの記事読みません。
僕も文章が得意な方ではないので、アドリブで書けって言われるとかなり無理ゲーです。
めちゃくちゃ調べて、考えて、整理していかないと速く良い文章は書けない。
だから自分なりにやり方を体系化する必要があるんです。
この本はとにかく文章をバンバン書けるようになりたいって人は読んでほしいです。
たぶん、今まで何も意識してなかった人がこの本買って実践したらその日に超速くなります。それくらいのインパクトはあると思う。
ブログの継続力を身につけるのにおすすめの本2冊
次はブログの継続力を身につけるためにおすすめの本です。
もっと正確に言うと「集中力を保つための本」みたいな感覚で捉えるといいです。
①ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果
ワン・シングはもうすでに10回くらい読んでる僕の仕事のバイブル本です。
これの良い所は「1つのことをやろう」しか言ってないところ。
まじでこれしか言ってません。224Pもあるのに。
だがそれがいい。
「1つのことだけで良いの?」って思うっちゃう人も多いと思うんですけど、極論1つのことに超集中すればだいたい上手くいきます。
だって1つのことにまじで集中できますか?
- 走ってるときに「ああ、あと3キロか…」とか
- 勉強中に「ああ、もうこんな時間か…」とか
- 仕事してて「仕事ありすぎ…できるわけないじゃん」
とか思ったことないですか?
もうこの時点で「2つのこと」をやってます。
ブログを書くときに「ブログを書く以外のことを一切考えず」にできますか?
- スマホを一切触らずに?
- PCで他のタブを一切開かずに?
- 当然、Youtubeなんて一切見ずに?
ブログを書くという「1つのこと」に集中できますか?
もし集中する自信がないならこの本買いましょう。
読むだけで頭の中がシンプルになるし、ムダに思考疲れしなくなります。
作業中に集中力が切れやすいタイプの人には絶対読んで欲しい本ですね。
②エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
エッセンシャル思考はワン・シングと比べると「考え方」にフォーカスした本です。
エッセンシャル思考の考え方は
- より少なく、しかしより良く
です。
例えばエッセンシャル思考を読んだあとは
- ムダな呑み会は断れる人になる
- 自分がやらなくてもいい仕事は断れるようになる
- メールやチャットをいちいち返信しなくなる
みたいな感じですね。
僕も午前中は記事を書いてるので、そのあいだは一切チャットの返事はしません。
返事をするたびにエネルギーが取られて記事を書くのが遅くなるからです。
エッセンシャル思考はそういう「身の回りの思考を圧迫する要素」を削ぎ落としてシンプルにしてくれます。
散らかった頭の中をキレイに整理整頓したい人におすすめな本です。
ブログのアクセスアップにおすすめの本4冊
次はブログのアクセスアップにおすすめの本です。
ブログのアクセスアップに必要な要素を挙げると
- SEOライティング
- コピーライティング
- ユーザービリティ(サイトの使い勝手)対策
の3つですね。この3つの要素が学べる本に絞って解説します。
①沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
沈黙のWebライティングはWEB業界なら知らない人はいない名著ですね。
ちなみに沈黙のWebライティング – Webマーケッター ボーンの激闘 –でもぜんぶ読めるんですけど、ここはあえて本を買って読もうよと言いたい。
たぶんWEBだと繰り返し読むって発想にならないと思うんですよね。
別にお金も払ってないし、実物がないから忘れちゃうというか。
でも沈黙のWebライティングってバイブルとして繰り返し読んで欲しい本です。
何度も繰り返し読んで、実践して、読み返して、使い倒して欲しい。
ぶっちゃSEO対策とWEBライティングを合わせて学ぶならこれ一冊で十分。
他の本買う必要ないです。
これだけでアクセスアップは十分できるので
仮に「ブログ初心者向けのSEO本を一冊だけ買うなら?」と聞かれたら秒速でこの本をおすすめするでしょう。
それくらい読んで欲しい本です。
②SEO対策のための Webライティング実践講座
この本は僕がブログ初心者で、集客なんて右も左もわからない頃にお世話になった本です。
2015年発売なので、多少SEOツールの仕様が変わってたりはしますが、それでもWEBライティングのノウハウが実践ベースで書かれてて読みやすいです。
SEO対策の全体像とノウハウを広く浅く網羅するのにおすすめの1冊です。
③超明快 Webユーザビリティ ―ユーザーに「考えさせない」デザインの法則
この本はユーザービリティ(読者の使い勝手)にフォーカスした本ですね。
WEBユーザーが
- いかに面倒くさがりで
- いかにちゃんと見てなくて
- いかに適当なところで満足するか?
みたいな現実を突きつけられます。
ブログ初心者によくありがちなのが「きっと読んでくれる」という願望です。
この本はそんな甘い願望をコナゴナに打ち砕いてくれます。
もちろんそれだけじゃなくて
- 読者にとって使いやすいサイトにするためにはどうすべきか?
という部分が詳しく書かれてあるので、読者ファーストで役に立つサイトを作りたい人にうってつけの本です。
④ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
ザ・コピーライティングは半年前くらいに買ってからずっとお世話になってる本です。
この本のいいところは「簡潔ですぐに使えるコピーの具体例が大量にあるところ」です。
少々難しい点もありますが、この本では「すぐに使えるコピーテクニック」にフォーカスしてるので、ブログのタイトルとか見出し、もちろんLPやセールスレターの見出しにも応用できます。
正に万能なコピーライティングのバイブル本。
巷にあるキャッチコピーとかタイトル付けの本を読まなくても、この本を読めばほとんどのコピー事例やパターンは頭に入ります。
コピーをかじってみたいってレベルの人でも読める本なので初心者にも頑張って買って欲しいですね。
ブログの収益化をするのにおすすめの本3冊
最後はブログの収益化を学ぶのにおすすめの本を3冊ご紹介します。
①売れる文章術
売れる文章術は超テンプレな文章テクニック本です。
「エンパシーライティング」という文章ノウハウを使って書くだけでバンバン売れちゃうよ!ってことが書かれています。
これは実際僕もやってみましたが、ぶっちゃけ効果あります。
売れる文章術の良かった点は「文章を書く上でのゴールを明確にしてくれるところ」ですね。
例えば
- ブログを書く時
- メルマガを書く時
- SNSで投稿する時
何かゴールを決めて書いてますか?
例えば「コメントを3件もらう!」とか「返信を5通もらう」とかゴールを決めて書いてますか?
たぶん、ほとんどの人は「なんとなく」「アクセスが集まるのを期待して」記事を書いてると思います。
売れる文章術では読者を行動させる文章ノウハウが書かれているので
- とにかく書いた文章に対してリアクションが欲しい!
という人におすすめします。
②現代広告の心理技術101(著者:ドルー・エリック・ホイットマン)
現代広告の心理技術101は僕のライティングの基礎になってる本です。
僕はよく「まつさんの記事ってわかりやすいですよね」と言われますが、僕の文章はほぼほぼこの本をベースに書いてるんですよね。
特に学びになってるのがこの言葉。
具体的視覚的言葉でイメージさせる
文章って映像がないので、文章で視覚的言葉を使わないとわからないんです。
例えば「スマホ」とかでもわからなくて「ピンクゴールドのiPhone7Plus」とか書かないとわからなかったり。
「カフェでコーヒー飲んでる」じゃなくて「~駅から徒歩5分くらいのところにあるドトールでブレンドコーヒー飲んでる」って書かないととわからない。
「あっち」とかじゃなくて「駅を背にした状態で右に曲がって道なりにまっすぐ歩いたところ」って書かないとわからない。
ライティングが上手く人は普通に使ってるテクニックだけど、僕はこの本を読んで気づきました。
本は4000円となかなか高いですが、文章クオリティを上げたいならかなりおすすめできます。
※ページを下までスクロールするとレビューも見れます。
③10倍売れるWebコピーライティング
10倍売れるWebコピーライティングは
僕が初めてセールスレターを書いたときにお世話になった本です。
主に「セールスレターを作るための具体的なテクニックと作業手順」が詳しく書かれています。
すごくバズ部らしい本。
初心者向けではありますが、この本の通りに商品販売ページを作れば割と反応取れると思います。
「初めてセールスレターを書くときに参考にしたい」って場合に読むといいですね。
まとめ
合計11冊の本をご紹介しましたが
もう一度言っておくと全部の本を買う必要は全くあリません。
むしろ「コレ!!」と決めた本があったらその1冊を大事に使ってください。
本は読まれた方が嬉しいです、書いた人も、もちろん僕も。
だから買うと決めた1冊を何度も何度も繰り返し使いましょう。
もし「本を読んでも成果が出ないよ!」という人がいたら読書の効果を100倍に上げる本の読み方【人生を本気で変えたいあなたへ】を読んでみてください。
僕が本を買ってリターンを得るために意識してることを書いてますよ。