ブログの書き方がわからなくなる理由
ブログ初心者は書き方がわからない人も多いと思います。おそらくこの記事を読むような人なら「できれば多くの人に読んで欲しい」と思いますよね。
では初心者は読まれたいと思えば思うほど書けなくなりがちです。
その理由について書いていきます。
①読者(ユーザー)目線になれていない
まず1つ目の理由はブログ初心者はユーザー目線に慣れていないからです。
ユーザー目線とはブログを読む側が
- どんな悩みや問題を抱えているか?
- 何を求めているか?
などの相手側の心理を考える目線です。
いまあなたが読んでいるこの記事も可能な限り相手目線を意識して書いています。
しかし、多くのブログ初心者はこの相手目線を持っておらず、ズレた感覚で記事を書いてしまいます。
例えば以下はブロガーあるあるです。
ブログで個性を出そうとして、一風変わったことをしてしまうブロガーさんは多いですが、肝心の価値提供を忘れてしまうと全く読まれません。
また相手目線に立つのは経験値が必要なので、最初の頃は考えるほどドツボにハマりやすいです。
②テーマが定まっていない
2つ目はテーマが定まっていないということです。
テーマとは
- 誰(どんな人)に:ターゲット
- 何の記事を書くか?:ベネフィット
という大まかな企画のことです。
例えばこの記事は「ブログの書き方に迷ってしまう初心者向けに、できるかぎりスムーズに書けるようなマニュアルを作ろう」というテーマで書かれています。
ターゲットに対して価値を提供するために必要なのがテーマです。このテーマが定まっていない状態でいきなり書けと言われたら誰だって書けません。
ブログを書こうとしても書けないのは、明確なテーマがない可能性が高いです。
僕が以前、クラウドワークスでライター応募をした時に「書き手のペルソナは石油王で貿易をしていて、億万長者の経営者」って言われたことがありました(ガチ)が書くのは無理でした(完全なる余談)。
③構成テンプレートがない
ブログを書くための構成テンプレートがないとブログは書けません。まあ書くだけならできるかもしれませんが、質の高い記事を書くことは不可能です。
この記事も見出しを先に作ってから書いていますし、最初からノープランで書こうと思ったら大混乱です。
きっと読むに絶えない記事が出来上がります。笑
実はアドリブっぽく書いてても頭の中にテンプレがある上で書いてる人はたくさんいます。どんなパターンであれ、必ずテンプレートは存在するのです。
構成テンプレートがないのは記事を書くスピードも、質も落としてしまうので気をつけましょう。
ブログの書き方(構成テンプレート&例文あり)
では実際のブログの書き方について構成テンプレートつきで解説します。
まず全体の構成を見てみるとこんな感じですね。
これだけでは良くわからないと思いますが、どんな記事を書くにしてもこの構成は一緒です。
ただ僕の場合はちょっと順番が特殊で、作成する順番は
- 見出し(h2タグ)
- 見出しの本文
- まとめ
- リード文(導入文)
- タイトル
になります。
※見出しが先、タイトルが最後。
僕としては
- 見出し&本文=コンテンツの中身
- タイトル、リード文=中身を読ませる為の誘導・装飾
- まとめ=中身の復習
と考えているので、まずは中身(見出し&本文)を書いてから装飾を行うイメージです。
①見出し(h2~h3タグ)を作る
まずは見出しを作成していきます。
例えばこの記事の場合は以下が見出しです。
[aside type=”boader”]
【見出し例】
- H2:ブログの書き方がわからなくなる理由
- H3:読者(ユーザー)目線になれていない
- H3:テーマが定まっていない
- H3:構成テンプレートがない
- H2:ブログの書き方(構成テンプレート&例文あり)
- H3:見出し(h2タグ)を作る
- H3:見出しの本文を書く
- H3:まとめを作る
- H3:リード文(導入文)を書く
- H3:タイトルを決める
- H2:ブログを書いた後は必ず見直しをする
- H2:まとめ
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こんな感じですね。
僕は「ブログの書き方」や「縄跳び やり方 コツ」といったノウハウ系の記事が書きやすい派なんですが、ノウハウはこんな流れで書きます。
↓↓↓
- 取り組む前の知識や注意点の説明
- ノウハウ(方法論)と詳しいやり方解説
- 実践後の注意点
こんな感じ。
あと「~方法」「~のやり方」などで調べるユーザーは初心者が多いので、丁寧な説明をする方が親切だと思ってます。
このように見出しを使ってコンテンツの中身をわかりやすく伝える枠組みを作っていきましょう。
②本文(見出しの詳しい説明)を書く
見出しを作ったら次は本文を書いていきます。
本文は見出し毎に書いていくわけですが、本文で大切なのは「あくまで見出しに関する内容を書く」ということです。
以下は「猫の水の交換頻度は?」という見出しの例です(テーマは適当ですw)。
H2:猫の水の交換頻度について
猫の水の交換頻度は毎日がいいです。水を交換する際は取り替えるだけではなく、容器をしっかり洗ってあげましょう。容器に気付かない間に雑菌が湧いているのでしっかり洗います。
容器の洗い方についてもついでに説明しておくと…
上記の赤文字の部分を見ると「交換頻度の話から容器の洗い方」にズレていってますよね。
こうなると後で見返した時にどこから直せばいいのかわからなくなってしまいます。
今まで脱線を繰り返してボツになった記事が結構あります。笑
ブログが脱線してしまう人は、あれもこれもと全部詰め込もうとしてしまいます。
経験上、テーマから脱線した記事が読まれることはないので、見出しに対する説明にとどめておきましょう。
もし別テーマで書きたい場合は別の記事で書くようにしましょう。
[aside type=”boader”]
★見出しの付け方★
ブログの見出しの付け方!読者と検索エンジンに優しい記事を書く方法
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③リード文(導入の文章)を書く
リード文とはブログの導入の文章のことです。
リード文でブログ記事の概要を伝え、「こういう人にこういうメリットがあるよ」と伝えることで中身に誘導する役割です。
ただ必須ではなく、ジャンルによってはリード文すらいらないケースもあるのでリード文いる・いらない問題は未だ続いています。
個人的な観点から必要性を書くと、
- 緊急性の高い事案:いらない(どっちにしろ読む)
- 緊急性が低めの事案:いる(動機作りが必要)
という感じで考えてます。
例えば「水道管 破裂」などの緊急事態に「水道管の破裂におびえていませんか?」ってリード文を書いても邪魔ですよね?
「いやもう破裂してっから!今すぐ来れるやつ探してっから!!」
って思うと思います。
でも「ブログの書き方」に関しては緊急性は低いので、リード文によって概要を伝えて読んでもらえるように配慮しましょう。
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★リード文の学習はこちら★
ブログのリード文の基本原則と書き方(テンプレートと具体例付き)
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④まとめ(全体の復習)を書く
まとめは記事の最後にある見出しのことです。
まとめが必要かどうか?は使い方次第ですが、記事の復習をする上でまとめがあると役立つことが多いです。
↓↓↓
こんな風に見出しと本文を完結に説明して、内容を記憶しやすいように作り込んでいきます。
この記事でも最後にまとめを作っているのでぜひ参考にしてください。
⑤タイトル
そして最後にタイトルを作成します。
タイトルの付け方は見出し(h2タグ)に入れているキーワード(単語)を入れて作ることが多いです。
例えば
- h2:ブログが書けない理由
- h2:ブログを効率よく書く方法
の場合のタイトルは「ブログが書けない3つの理由と、効率よく書く方法」みたいな感じにします。特にタイトルキーワードはSEO評価に大きく影響することが多いので、必ずSEO評価に繋がる単語を入れるようにしましょう。
ブログを書いた後は必ず見直しをする
ブログを書いた後は必ず見直しをします。
僕がチェックする場合は主にこんな感じ。
- 文章は誰でも理解できるよう、わかりやすく書かれているか?
- 適度に改行が行われているか?
- 内容が脱線していないか?
- titleやhタグにキーワードは含まれているか?
- 長々とくどい文章になっていないか?
- 図解や動画は豊富にあるか?(内容にもよるけど)
- 読んでいて視覚が退屈しないか?(文字装飾)
- 実例、具体例が豊富に掲載されているか?
- 主張に対してデータや根拠はあるか?
などなど、割と厳しめにチェックをします。
それでも最近はあまり見直しをしなくても良い状態になりました。執筆とチェックを同時にやっているので、最後の修正が少なめで済んでる感じです。
文章の上達は1日単位で起こります。
昨日書いた記事が、今日見たら質が低く感じるなんてことは多々あるので、自分の書いたブログは日々見返すようにしましょう。
まとめ
では最後にまとめます。
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【ブログの書き方がわからなくなる理由】
- 読者(ユーザー)目線になれていない
- テーマが定まっていない
- 構成テンプレートがない
【ブログの書き方(構成テンプレート&例文あり)】
- 見出し(h2~h3タグ)を作る
- 本文(見出しの詳しい説明)を書く
- リード文(導入の文章)を書く
- まとめを作る
- タイトルを付ける
など、まずは中身となる見出しと本文を作って、次に中身を読ませる為のリード文やタイトルを作っていく。
【ブログを書いた後は必ず見直しをする】
- 文章は誰でも理解できるよう、わかりやすく書かれているか?
- 適度に改行が行われているか?
- 内容が脱線していないか?
- titleやhタグにキーワードは含まれているか?
- 長々とくどい文章になっていないか?
- 図解や動画は豊富にあるか?(内容にもよるけど)
- 読んでいて視覚が退屈しないか?(文字装飾)
- 実例、具体例が豊富に掲載されているか?
- 主張に対してデータや根拠はあるか?
などなど、最後に細かくチェックする。この添削の作業によって文章が上達していくので最初の頃は特に厳しめにチェックしてみること。
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以上になります。参考になれば幸いです。