2019年頃からコンサルティングをさせていただいていた群馬県高崎市にある酒まんじゅう専門店「角田製菓」の二代目、角田秀治様から嬉しい成果が出ましたので事例としてご紹介させていただきます。
ちなみに角田製菓さんの酒まんじゅうは忖度抜きにめちゃくちゃ美味しい和菓子スイーツなので、ぜひ注文してみてください。
【こんな実績が出ました】
- 地域名キーワードでMEO/SEO両方一位を獲得
- 59件のクチコミ獲得(自演なし)
- ホームページのアクセス数が前年比367%アップ(922PV→4310PV)
- 年間売上の最高記録を達成
- ブログで複数の記事が検索一位獲得
など、当初の予想以上の成果を出すことができました。
【MEO/SEOで一位】
Googleマップ(MEO)で検索一位、二位を両方獲得しました。
SEOでもECサイト、ホームページと一位、二位を獲得しています。
【月間アクセス数が前年比で367%アップ】
ホームページのアクセス数が前年の同月との比較で922PV→4310PVとなりました。
【ブログの複数記事が検索一位を獲得】
当社で書かせていただいたブログ記事が検索一位を獲得しました。
などなど、お店の商品が魅力的な上、角田せんにも積極的に行動していただいたのもあいまって素晴らしい成果が出ました。
このページでは、角田製菓様のコンサルティング前の問題点や、コンサルティング施策とその結果についてシェアしていきたいと思います。
実際にコンサルティングを受けられる際の参考にしていただければと思います。
コンサルティング前
コンサルティング前の現状は
- 顧客の年齢層は40代~80代
- 既存客で持っており、新規が増えていないのが不安
- ECサイトのみ
- MEO、SEO対策は未実施
- SNSアカウントなし
といった状況でした。ここから更に具体的な問題点を洗い出しました。
①新規顧客がきていない
見込み客(まだお客さんではないが、これからそうなるかもしれない層)へのアピールができていない状態でした。40代~の既存客が売上の柱となっており、若い世代が来ない状況に焦りを感じていました。
既存のお客様は大切ですが、新規を安定的に獲得する集客導線作りが急務でした。
②ホームページがない(ECサイトのみ)
またホームページやSNSアカウントがなかったため、商品の魅力が伝えきれてないのが大きな課題でした。
商品の魅力を伝えるには、インターネットに十分な情報量を載せておく必要がありますが、ホームページもSNSアカウントも持っていなかったので、お店の魅力が伝わるメディア作りが必要と感じました。
③検索ニーズが少ない
酒まんじゅうは和菓子の中でも更にニッチなジャンルなため、検索ニーズが少ないのが問題でした。
実店舗のメジャーな集客方法としてMEO対策、SEO対策が挙げられますが、検索エンジンは検索ニーズがないビジネスにはあまり効果的ではありません。
例えば
- 月に1万回検索されているキーワード
- 月に100回検索されているキーワード
では見込みアクセス数が大きく異なりますし、実店舗レベルで月100回程度の検索数では話になりません。検索ニーズが少ない市場では、検索エンジン以外でニーズ作っていく必要がありました。
コンサルティングの内容
そこで今回の角田製菓様のコンサルティングでは
- 魅力の伝わるホームページ制作
- MEO/SEO対策
- ブランドの認知度アップ
という3つの内容に絞って施策を行っていきました。
①魅力の伝わるホームページ制作
まず地域住民に酒まんじゅうの魅力を知ってもらうには、色んな側面から商品の魅力を伝える必要がありました。
そこでコンサルティングでは
- 酒まんじゅうの歴史や由来を調べてもらう
- 角田製菓様の想い・材料・製法についてのヒアリング
- 写真撮影(店舗の内観・外観・スタッフ・商品・製造工程)
などお店の詳細な情報が伝わるようにホームページを作り込みました。
事業者が思っている以上に見込み客は情報不足していると感じるものです。なるべく必要情報を多くかき集め、丁寧に作り込んでいきました。
マーケティングの基本原則として情報量は少ないより多いほうが絶対にいいですね。
一言に酒まんじゅうと言っても歴史や製法、こだわりやアレンジなど色んな楽しみ方があるので、事業者側が新たな楽しみ方を積極的に発信していくことが重要ですね。
②MEO/SEO対策
次にMEO対策/SEO対策をおこないました。
このページの前半で「検索ニーズが少ない市場では有効性が低い」という話をしましたが、それでも最低限の施策は必要です。
- 地域名のキーワード調査と選定
- コンテンツ制作(ホームページ・ブログの作り込み)
- 口コミ促進と返信
などできる範囲の対策をしました。
MEO・SEO対策はブランド認知が増えるにつれてパワーを発揮していく(ブランドの資産価値が上がる)ので、検索ニーズが少なかったとしてもやっておくべきですね。
③ブランド認知度アップ
次に商品をより多くの人に知ってもらうため、ブランド認知広告を出しました。
ブランド認知とは「その商品・サービスを知っているか?」という指標です。例えばネット上で「角田製菓」とか「酒まんじゅう 角田製菓」という発言があれば、それはブランドを認知しているということです。
またファンやリピーターがECサイトで購入する場合「角田製菓 通販」などと検索するかもしれません。こういったブランド検索(指名検索)は知っていなければありえないため、認知度の指標になります。
ブランド認知戦略ではお店の周りのエリアにいるユーザーをターゲットにYoutubeの動画広告を流しっぱなしにしました。
Youtube広告はエリアを絞ると広告費が相当安くなります。
- 動画広告でブランド認知を広める
- 指名検索をさせる
- ホームページへのアクセスを増やす
という流れを作っていきました。
コンサルティング成果
施策とクライアントの努力の成果もあり、
- 地域名キーワードでMEO/SEO両方一位を獲得
- 59件のクチコミ獲得(自演なし)
- ホームページのアクセス数が前年比367%アップ(922PV→4310PV)
- 年間売上の最高記録を達成
- ブログで複数の記事が検索一位獲得
など、当初の予想以上の成果を出すことができました。小売業や飲食店などは利益率が低いので少ない費用でブランド認知を広めることが大切です。
当社では費用対効果の高いマーケティングのご提案をさせていただきますので、興味がある方はお気軽にご相談ください。