どうも、まつです。
この記事では「ブログで価値提供をするとはどういうことか?」について書いていきます。どうせブログを書くなら自分にしか提供できない価値を見つけていきたいですよね。
僕も最初は価値を生み出すって何やねん知らんわボケぇって思ってましたが、ブログを書く中で少しずつ気づいていくことができました。
そこで今回は「ブログで価値を提供するとはどういうことなのか?自分にしかできない価値提供を見つけるにはどうすればいいか?」について詳しく学んでいきましょう。
ブログの価値提供とは?
まずブログにおける価値提供とは何か?これは賛否両論あるかもしれませんが、「ビジネス」としてのブログを運営していく前提なら
- Googleの検索ユーザーが求めるコンテンツを提供すること
です。
なぜならそもそも検索に対して最適化をしないと、読まれる機会すら生まれないからです。検索ユーザーは解決したい悩みを抱えていたり、何らかの目的があって検索をしますよね。
例えばこの記事では
- 「ブログ 価値提供」
と検索した人に向けて書いてます。
「ブログ 価値提供」と検索したユーザーに対して、解決策となるコンテンツを作ることで上位表示されやすくなる訳ですね。
つまり「悩みを持って検索したユーザーに対して解決策を提案する」というのがビジネスブログの基本的なスタイルになります。
価値提供の具体例
検索キーワードにはいろんな検索意図があります。
以下は価値提供の具体例です。
価値の種類 | キーワード例 | コンテンツ |
特定の悩みや問題が解決する | パソコン 何度も落ちる | パソコンが落ちなくなるための対処法 |
特定の知識が得られる | パソコン フリーズ 原因 | パソコンがフリーズする原因について理解できる |
特定の技術や方法論が身につく | リフティング 100回できるコツ | リフティングが100回できるようになる |
感情が動かされる(楽しい、嬉しい、感動する) | 野良猫 急になつく | 急になついてきてすごい可愛い瞬間 |
特定のコミュニティに参加できる(5ちゃんとかYoutubeなど) | 5ちゃんねる | 「東京リベンジャーズ、もうダメそう」 |
知識やスキルを求める人もいれば、特定の情報だけをピックアップしたい人もいます。英単語の翻訳や用語検索などですね。
検索意図はキーワードによって大きく変わります。
ただ、どんな検索キーワードでも
- 人生においてプラスにコンテンツに価値がある
という点では変わりません。
そして検索結果の中でも圧倒的に質の高いコンテンツを作ることで、上位が獲得しやすくなります。
価値の高さ=変化力の高さ
ではでは価値(質)が高いコンテンツとは何か?というと、
僕の定義では
- 変化力
- 比較での相対評価
だと思ってます。
変化力=人生の変化の度合い
価値の高いコンテンツは思考や行動に影響を及ぼします。例えば「できないことができるようになるコンテンツ」には大きな価値がありますよね。
例えば僕がブログで全く成果が出なかった頃、よくこのお三方を参考にしてました。計り知れないくらいの影響を受けたので本当に感謝しています。
[aside type=”boader”]
[/aside]
もちろん行動しなければ変わることはありませんが、成果を出すために指標となるコンテンツは非常に大きな助けになります。
「大きな変化を生むコンテンツ」というのは高い価値があります。
比較での相対評価
比較での相対評価とは「周りと比べてどうか?」という評価のことです。
いくら価値が高いコンテンツを提供していても、周りがそれ以上の価値提供をしていたら価値は低くなっていくということです。
[colwrap][col2]
【価値提供の比較図1】
競合の記事の質が高くない場合、比較した時に圧倒すれば価値が高いと思ってもらいやすい。
[/col2][col2]
【価値提供の比較図2】
市場が飽和気味の場合は全体の水準が上がっているので、いくら価値を高めても相対的に価値はゼロに近くなる。
[/col2][/colwrap]
つまりは「需要があり、競合もあまり強くない市場で圧倒的なコンテンツを作る」というのが高い価値提供をするうえで重要になります。
自分はどんな価値を提供するか?(具体例あり)
では実際に自分がブログでどんな価値を提供すればいいのか?についてですが、
- 得意分野を見つける
- 求めるユーザーを見つける
- 価値(解決策)を提供する
などになるかなと思います。
①得意分野を見つける
まずは得意分野を見つけます。
とはいえ何が特技と言えるか全くわからん!という人もいるので、別に現段階で得意じゃなくても大丈夫なので、ひたすら書き出してみるのが正解です。
例えば僕はこんな感じ。
- 漫画
- VOD(動画配信サービス)
- WordPress
- ブログ集客
- 文章の書き方
- SEO対策
- MEO対策
- 思考整理
- タスク整理
- 筋トレやストレッチ
- ブレイクダンス
などなど。
他にも「人にわかりやすく説明する能力」のように抽象的なものでも大丈夫です。
難しいジャンルをわかりやすく説明することができれば、一定数の需要があります(池上彰さんとか)。
現段階で得意でなくてもOK
現段階では得意だと言えるものがなくても、これからいくらでも伸ばしていけるので大丈夫です。僕も2014年頃にブログを始めた頃は素人でした。
特にいくら学んでも苦にならないようなジャンルは向いてる可能性が高いです。あと永遠にしゃべっていられるジャンルとかね。
僕も元々はブログで何を発信すればいいかわからなかったので、自分で調べてわかったWordPressのインストールやプラグインの導入、設定方法などを記事にしていました。
当時はわかりやすい記事が全然なかったので、アクセスが比較的かんたんに集まったんですよね。
そのアクセスをベースに記事の書き方やタイトルの付け方などどんどん派生していって今に至ります。
普段、自分が何気なくやっていることに価値がある場合もあるので、些細なことも書き出してみましょう。
②求めるユーザー(需要)を見つける
次は需要を見つけていきます。
あなたの得意分野の知識や技術を求める人を探していきましょう。
需要と価値提供はセットで考えます。
自分で価値があると思っていても、他人から見て価値がなければ意味がないからです。
需要はUbersuggestやラッコキーワードを使って探してみるのがおすすめです。例えば漫画だったらUbersuggestで好きな漫画のタイトルを入れて検索してみましょう。
月間検索ボリュームが一定数あればブログを書いていくのもありです。
あなたの得意分野の知識や技術を求めるユーザーがどれくらいいるのか?をなるべく正確に把握していきましょう。
③価値を提供する(情報を発信する)
価値を提供していくためには、相手の立場に立って発信しましょう。
相手の立場に立つとは「私」ではなく「あなた」の目線で発信することです。
ありがちなのが自分の主張がメインになってしまい、相手目線から外れてしまうことです。
例えばこの記事が「価値提供しないブログはダメだ!」みたいな主張だったら読みたくないですよね。「あなたがブログで価値を提供するための方法」だから読みたくなるわけです。
趣味なら別ですが、ビジネスとして書くなら相手目線で書く必要があります。自分目線と相手目線の違いについては以下を見てみるといいです。
[aside type=”orange”]
【自分目線の例】
- 「痩せたいならストレッチをしろ!」
- 「頭を良くするには読書がおすすめです!」
- 「睡眠不足は危険だから今すぐやめてください!」
…すべて「自分が言いたいこと」をベースに発信をしている。これでは相手が興味を持ってくれない。
【相手目線の例】
- 「痩せやすくなるストレッチのやり方」
- 「頭を良くする読書の仕方」
- 「睡眠の質を上げる方法。これで寝起きスッキリ!」
…相手目線で価値のあるコンテンツを提供している。主張ではなく「提案」になっているのがポイント!
[/aside]
「自分にしか提供できない価値」にこだわらなくていい
よく価値提供というと
- 「自分にしか提供できない価値がなきゃ発信しちゃダメ」
という考えの人がいます。
でも、自分にしか提供できない価値にこだわっていると一生発信できません。
それに自分にしかできないことが一般人に価値があるとは限りません。
例えば世界トップレベルのサッカー選手の技術には半端じゃなく高い価値がありますが、一般の人が見ても誰も真似できませんよね。
つまりそれをブログにしても価値が提供できないのです(見るだけで価値がありますけど。笑)。
知識やスキルばかり磨いても、相手が価値を感じていなければ意味がありません。
まずは積極的に発信して「相手は何に価値を感じるのか?」を探っていくことが重要です。
「私は価値がない」というのはウソ
もしここまで読んで「私はそんな価値あるものは持ってないんじゃ…」と思った人もいるかもしれません。
でもそれはウソです。笑
「私には価値がない(と思ってしまうこと)」、それ自体が悩みなので解決方法がわかれば価値になります。
- 「ブログが書けない」
- 「私には価値がない」
- 「お金が稼げない」
- 「上司との付き合い方がわからない」
- 「女性にモテない」
あなたがどんな状況に置かれたとしても、相応の悩みは必ず発生します。
めちゃくちゃお金持ちでも「もう人生上がっちゃってるからつまんないんだよね」という悩みを持っていたりします。
もちろん努力は必要ですが、必ず自分には価値はあるし、伸ばすことは可能です。
情報を発信してみないと価値があるかどうかはわからないので、価値があるかもしれないコンテンツはどんどん発進していきましょう。
まとめ
自分には必ず価値はあります。
もちろん努力をして価値を磨き上げることが大前提ですが、自分自身の価値をどんどん上げることもできます。
価値提供で大切なことは「相手が価値を感じてくれるかどうか」です。
まずは自分が価値があると思うコンテンツを発信していき、自分目線と相手目線をすり合わせて質の高いコンテンツを発信していけるように日々、トレーニングしていきましょう。