どうも、株式会社SNACのまつです。
この記事では「Googleの口コミで身バレするパターンと身バレしない方法」について詳しく解説していきます。Googleの口コミをする理由はさまざまですが、口コミ投稿で気になるのが「個人情報の保護」です。
Googleの口コミによって誰かわかってしまったり、個人情報を知られてしまえば悪用されるリスクが高まります。
あなたの大切なプライバシーが守られるように、Google口コミによる身バレリスクについて把握しておきましょう。
Googleの口コミは誰かわかる?
まずGoogleに口コミを投稿する際に気になるのは「閲覧されたら誰かわかるのか?」という問題です。Googleマップに投稿した口コミは不特定多数の人が見れますから、身バレをしたらと思うと怖いですよね。
結論から書くと、Googleのレビューや口コミ投稿をすると
- Googleアカウント名
- プロフィール写真
が公開されるので、レビューをしたアカウント名はバレます。
ただGoogleアカウント名は任意の名前を設定できますし、プロフ写真も自由に変更できるので、個人情報を特定されるわけではありません。
またGoogleはプライバシー保護の観点もあり、口コミ投稿者のアカウントの詳細や連絡先が一般公開されることもないです。
ただ口コミからアカウントアイコンをクリック or タップすると、そのアカウントの他の口コミや投稿写真なども見れるため、間接的に誰か特定できる場合もあります。
Googleの口コミによって誰かわからないようにするためには、デフォルト設定のままGoogleアカウントを使うのは危険です。
Google口コミの閲覧によって身バレするパターン
Googleで口コミを投稿する上で知っておきたいのは「何がきっかけで身バレするのか?」ということです。
主にGoogle口コミによって身バレするパターンは以下の5つです。
- Googleアカウントを一般公開にしている
- アカウント名が本名
- カバー写真やアイコンで身バレ
- 投稿写真で服装や場所が載ってしまった
- 口コミで個人情報を掲載してしまった
①Googleアカウントを一般公開にしている
Googleアカウントの情報を一般公開に設定していると、個人情報がバレるリスクが高まります。
Googleアカウントは他のGoogle関連のサービス(Googleマップ、YouTube、Gmailなど)に連携しているので、すべて一般公開されているとあなたの情報が他人に公開されます。
例えば
- アカウント名
- プロフィール写真
- プロフィール内容
- カバー写真
- Youtubeのコメント
- Googleマップの口コミ
などです。
Googleサービスでの活動がバレてしまうと、コメント内容などによって趣味趣向がバレたり、位置情報が推測できてしまいます。
またGoogleアカウントのプライバシー設定をしていないと、名前が特定できるようなプロフィール設定になっているので、個人情報がバレるリスクが高まります。
②アカウント名が本名
アカウント名が本名である場合、当然ですが一瞬でバレます。
もちろん偽物のアカウントという可能性もありますが、ただの一般人の偽物アカウントがでてくるわけがないのでほぼ本人だと身バレするでしょう。笑
Googleアカウントのユーザー名が本名である場合、そのユーザー名を公開しているサービス(Googleマップのレビュー、YouTubeのコメントなど)すべての活動で本名がバレてしまいます。
またGoogleアカウントのユーザー名を非公開にしても、アカウントに関連付けられた他の情報(Youtubeなど)がユーザーから見られる場合もあるので、それらの情報で個人が特定される可能性があります。
とにかく本名でのGoogleアカウント運用は危険です。
③カバー写真やアイコンで身バレ
Googleアカウントのプロフィール写真やカバー写真も身バレのきっかけになります。
プロフ写真が自分の顔だった場合は論外ですが、顔が写ってなくても服の袖、靴、アクセサリー、よく行く場所などの情報によってバレることがあります。
東京のお店だったら別ですが、地方の場合はコミュニティが狭いので写真によって個人が特定されるリスクが高まります。特にあなたの家の周辺や趣味などの個人的な情報を載せるのは危険度が高くなります。
④投稿写真で服装や場所が載ってしまった
GGoogleマップの口コミに写真を投稿する際に個人を特定されてしまうパターンです。写真はあなたの個人情報を特定する大きな手がかりになるので注意が必要です。
具体的には
- どのテーブル席に座っていたのかバレてしまう
- ネイルが写って特定される
- 服装の袖などが写って特定される
- 花見の写真でどの場所にいたかバレてしまう
などの可能性があります。
Googleマップで口コミを投稿する際に写真を共有するときは、個人の特定につながるような要素に注意を払いましょう。背景や手などの細かい情報でも特定される可能性があることを認識しておくことが重要です。
⑤口コミで個人情報を掲載してしまった
Googleマップの口コミに個人情報を掲載してしまうパターンです。口コミに個人的な情報を投稿するのは絶対に避けるべきです。
掲載された口コミは公開され、世界中の誰でも閲覧できるため、名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を口コミに書くと、モロバレしてしまいます。
また誹謗中傷などの口コミをしてしまった場合、Googleへの開示請求によって個人情報がすべて第三者(主に開示請求をした側)に渡ってしまいます。
Googleマップのポリシーに違反し、口コミが削除されるだけならまだしも開示請求をされてしまうようなことは避けるべきです。
他にも例えば、お店のスタッフさんとのやりとりや個人的な経験、感想の投稿などは、あなたの生活習慣がバレるきっかけになります。
- 来店日時
- 来店人数
- 座った席
- 頼んだメニュー
- 対応したスタッフ
などあらゆる情報が身バレのきっかけとなるのです。
Googleの口コミで身バレしないための対策
ではGoogleの口コミで身バレしないためにはどうすればいいのか?
主な対策としては
- アカウントを非公開にする
- アカウント名をハンドルネームにする
- アイコンを変える
- 特定できそうな写真は掲載しない
- 口コミには個人情報を載せない
①アカウントを非公開にする
Googleアカウントの情報をなるべく非公開にしましょう。
Googleアカウントは生年月日や性別、プロフィール写真などを「自分のみ」や「やり取りしているユーザー」などに設定することで、身バレを極力防ぐことができます。
Googleアカウントのプライバシー設定の変更方法を解説します。
GoogleChromeを開き、右上のアイコンをクリックしてください。
「Googleアカウントを管理」を選択します。スマホの場合は以下の流れになります。
アイコンをタップ。
Gmailアドレスとアイコンが表示されている部分をタップします。
管理したいアカウントを選択します。
「Googleアカウントを管理する」をタップしてください。以下はGoogleアカウントの管理画面です。
プライバシー設定がしたいので「個人情報」をクリックしましょう。
個人情報の設定画面になります。この画面では主に以下の項目の設定を行うことができます。
設定項目 | 内容 |
①名前 | 公開(非公開は不可) |
②生年月日 |
|
③性別 |
|
④メールアドレス | 非公開 |
⑤電話 | 非公開 |
⑥住所 | 非公開 |
上記を見ると分かる通り、Googleアカウント名だけは非公開設定にできない仕様になっています。なので名前はハンドルネームなどに変更してバレないようにするといいですね。
ここでは個人情報の特定につながりやすい生年月日、性別の変更方法をご紹介します。
生年月日をクリックしてください。
公開設定を「自分のみ」に変更して保存すれば完了です。これで生年月日が他のユーザーには見えない状態になります。
次に性別の公開設定を変更しましょう。
「性別」をクリックします。
「自分のみ」に設定をして保存してください。
②アカウント名をハンドルネームにする
身バレしたくないなら、なるべくアカウント名はハンドルネームなどにしましょう。
バレたくない人はまさか本名にはしてないと思いますが、特徴的なハンドルネームでもバレることはあるので、自分と関連性が低い名前にするのがおすすめです。
ではやり方を解説します。
「名前」の部分をクリックしてください。
名前を変更しましょう。
おすすめの名前の付け方は
- 名:ハンドルネーム
- 姓:未入力
- ニックネーム:ハンドルネーム
- 表示名:「名」のみにする
名前は姓名で付けられますが、姓名のどちらかだけでも設定できるので、名だけ入れて表示名を「名のみ」にすればハンドルネームだけでアカウント名を表示できます。
ハンドルネームの付け方としては個人的な情報を暗示するような名前は避けましょう。また同じハンドルネームを他のSNSで使いまわしている場合、身バレの確率が上がるので避けたほうが良いです。
③アイコンを特定のユーザーのみにする
Googleアカウントのアイコンをやりとりをしたことのあるユーザーのみに設定してみましょう。
アイコンをクリックしてください。
公開設定をクリックしましょう。
「やりとりしているユーザー」に変更して保存します。これで普段からあなたとGoogleサービス上で接点のあるユーザーだけにアイコンが表示されるようになります。
やり取りとはおそらく
- Gmailでのやりとり
- Googleフォト共有
- Googleスプレッドシートの共有
などGoogleアカウントを使ってやりとりをしたことのあるユーザーを指していると思われます。
もしやり取りをしている人にもアイコンが見られたくないという場合は、アイコンそのものも変更しておいたほうがいいです。個人を連想させないアイコンにしつつ、やり取りしているユーザーのみにしておくのが万全だと思いますね。
④特定できそうな写真は掲載しない
Googleマップ上で写真を投稿する際には、特定できそうな写真は掲載しないようにしましょう。
個人が特定できそうな写真としては例えば
- 人物の写真:髪型、顔、後ろ姿
- 個人的な物:財布、ネイル、バッグ、服装
- 特定の場所:自宅や勤務先、観光地、よく行く居酒屋など
などです。特定されやすい写真投稿に気をつけることで、Googleマップでの写真投稿による身バレを防ぐことができます。
⑤口コミには個人情報を載せない
Googleマップの口コミ投稿の本文に個人特定につながる情報を載せるのはやめましょう。個人特定に繋がりそうな情報とは例えば
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 「私の家から歩いてすぐの場所に~」など位置情報がバレそうな情報
- 行動パターン:「毎週末はかならず行くんですけど」など
- 友人の個人情報:「私の親友がここで働いています」など
などです。
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