シンレンタルサーバーとConoha WINGの違いを徹底比較！

この記事ではシンレンタルサーバーとConoha WINGの違いを徹底比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

レンタルサーバーを選ぶ際には

• 料金
• 機能
• スペック
• 使いやすさ
• サポート

など、さまざまな観点から比較検討することが必要です。

これを読んであなたに最適なレンタルサーバーを見つけてみてください。またキャンペーン情報もまとめていますので参考にしてください。

【徹底比較】シンレンタルサーバーとConoha WINGの違い

シンレンタルサーバーとConoha WINGの違いを比較していきます。比較するのは主に以下の項目です。

では一つずつ解説していきましょう。

①料金

まずは料金面で比較していきます。

比較する契約プランは

1. キャンペーン価格
2. 通常料金
3. 契約プランごと

の3つの内容でそれぞれ比較をしました。

【キャンペーン価格】シンレンタルサーバー vs Conoha WING

まずはキャンペーン価格での比較です。

シンレンタルサーバーは5月11日、Conoha WINGは5/23日までキャンペーンを行っているので、その価格で比較をしています。

契約期間	シンレンタルサーバー	Conoha WING
3ヶ月	693円	1,331円
6ヶ月	693円	1,210円
12ヶ月	616円	941円
24ヶ月	577円	842円
36ヶ月	539円	643円

※上記はシンレンタルサーバーがベーシック、Conoha WINGはスタンダードプランで算出しています

料金比較ではすべてのプランにおいてシンレンタルサーバーの圧勝となりました。

3ヶ月、6ヶ月プランに関してはConoha WINGのほぼ半額以下で使えるのはリーズナブルでありがたいですね。

【通常料金】シンレンタルサーバー vs Conoha WING

次は通常料金での比較です。

通常料金とは初回キャンペーン価格の契約期間が終了した後の、次回更新時以降の月額料金です。

詳しい料金は以下となっています。

契約期間	シンレンタルサーバー	Conoha WING
3ヶ月	990円	1,452円
6ヶ月	990円	1,452円
12ヶ月	880円	1,452円
24ヶ月	825円	1,452円
36ヶ月	770円	1,452円

※上記はシンレンタルサーバーがベーシック、Conoha WINGはベーシックプランで算出しています

通常料金でもシンレンタルサーバーの勝利となりました。

シンレンタルサーバーが全てのプランで月額料金が安くなるのに対して、Conoha WINGはすべてのプランで1,452円以上かかるのが難点ですね。

【契約プラン別の料金表】シンレンタルサーバー

次はシンレンタルサーバーの契約プラン毎の料金表です。

契約期間	ベーシック	スタンダード	プレミアム	ビジネス
3ヶ月	990円	1,980円	3,960円	7,920円
6ヶ月	990円	1,980円	3,960円	7,920円
12ヶ月	880円	1,780円	3,560円	7,120円
24ヶ月	825円	1,650円	3,300円	6,600円
36ヶ月	770円	1,540円	3,080円	6,160円

シンレンタルサーバーは12ヶ月以上のプランから費用が安くなります。

またプランは4種類ありますが、スペック的にさほど変わらないのでベーシックで事足りると思いますね。

【契約プラン別の料金表】Conoha WING

次はConoha WINGの契約プラン毎の料金表を見てみましょう。以下はキャンペーン期間終了後の月額料金となっています。

プラン名	月額料金（税込）	自動更新
ベーシック	1,452円	あり
スタンダードプラン	2,783円	あり
プレミアムプラン	5,566円	あり

※Conoha WINGの支払い方法はクレジットカード払い、ConoHaチャージとConoHaカードとなります

月額料金は最低でも1,452円となっています。シンレンタルサーバーが990円と考えると少々割高になっていますね。

②機能・スペック

次はシンレンタルサーバーとConoha WINGのスペック面を比較してみました。

• シンレンタルサーバー：ベーシック
• Conoha WING：スタンダード

でそれぞれ機能やスペック、サービス内容を比較しています。

	シンレンタルサーバー	Conoha WING
ドメイン永久無料	○	○(2つ)
ドメイン1年無料特典	○	—
無料お試し期間	10日間	—
vCPU	6コア	6コア
メモリ	8GB	8GB
ディスクスペース(SSD)	300GB	300GB
NVMe	○	×
転送量課金	なし	なし
データベース（MySQL）	無制限	無制限
URLアドレス	独自ドメイン	独自ドメイン
マルチドメイン	無制限	無制限
サブドメイン	無制限	無制限
メールアカウント	無制限	無制限
Webサーバ	nginx	Apache + nginx
SSH接続	可能	可能
SSL証明書	無料取得可能	無料取得可能
http/2	○	○
バックアップ	自動バックアップ	自動バックアップ
RAID構成	RAID10	RAID10
FTPアカウント	無制限	無制限
ファイルマネージャー	○	○
サーバー稼働率	非公開	99.99%
アダルト	○	×
WordPressクイックスタート	○	○
WordPress簡単インストール	○	○
サイトの複製	○	○
支払い方法	クレジットカード 銀行振込 コンビニ決済	クレジットカード ConoHaチャージ ConoHaカード
プラン変更	可	可
サポート	メール 電話 設定代行(有料)	メール 電話 チャット WordPress移行代行 (3,630円/1サイト)

※2023年5月4日時点での情報です

スペック面で見てみるとvCPUやメモリ、ディスクスペースなどあまり変わらないことがわかります。

細かい部分ではシンレンタルサーバーはサイト高速化、Conoha WINGはサーバー稼働率やリアルタイムなサポートが手厚い印象です。

③使いやすさ

次は使いやすさでの比較です。

使いやすさにおいてはシンレンタルサーバーかなと思います。

なぜならシンレンタルサーバーでは「エックスサーバー」と同じ管理画面を使うことができるからです。

以下の管理画面を比較してみましょう。

ほぼすべて同じ管理画面です。

そして以下がConoha WINGのアカウント管理画面になります。

ぱっと見ではよくわかりませんが。笑

管理画面は単純に比較はできませんが、シンレンタルサーバーの場合マニュアルサイトがあるので安心して使えます。

Conoha WINGもあるにはありますが、マニュアルサイトがある訳ではありませんし、情報量・質ともにシンレンタルサーバーには叶いません。

また何よりエックスサーバーはボタンひとつで操作できる機能が多く、初心者でもトラブルが少ないんですよね。万が一トラブルが起きてもネットに情報がたくさん転がってるのですぐ解決できますし。

シンレンタルサーバーの方がマニュアルの丁寧さや情報量が多いですね。

④サポート

次はサポート面で比較してみました。

サポート内容はそれぞれ以下の通りです。

	シンレンタルサーバー	Conoha WING
電話	06-6147-2423 平日10:00～18:00	03-6702-0428 平日10:00～18:00
メール	24時間受付	24時間受付
チャット	✕	○ 平日10:00～18:00
設定代行	○(有料)	WordPress移行代行のみ

シンレンタルサーバー、Conoha WING共に電話、メールサポートを受けておりサポート面ではかなり親切です。

Conoha WINGならチャットもあるのでリアルタイムなサポートも可能なのが嬉しいですね。

設定代行を除外した上でサポート面を比較すると、Conoha WINGの勝利となりそうです。

⑤キャンペーン

次の比較はキャンペーン内容です。

シンレンタルサーバーとConoha WINGは2023年7月6日まで以下のキャンペーンを行なっています。

シンレンタルサーバー	30%OFF(2023年7月6日まで) 永久無料ドメイン ➡【2023年5月版】シンレンタルサーバーのキャンペーンやクーポン内容
Conoha WING	最大70%OFFキャンペーン(36ヶ月プラン以上のプレミアムプラン新規契約の場合) 永久無料ドメイン2つ

Conoha WINGは最大55%OFFキャンペーンを行っているので、割引額としてはシンレンタルサーバーを上回っています。

また永久無料ドメインが2つもらえるので、複数サイトを運営予定の人にはありがたいです。

ドメインの年間更新料（2,000円くらい）は地味にウザいですからね。笑

ただConohaのキャンペーンの注意点は「55%割引の適用条件」です。

Conoha WINGで55%の割引を受ける条件は36ヶ月プラン以上の新規契約のみ。シンレンタルサーバーならすべてのプランで30%OFFが適用となり、破格の条件です。

またConoha WINGは元々の月額料金が高いため、割引後でもシンレンタルサーバーの方が遥かに安いです。

契約期間	シンレンタルサーバー	Conoha WING
3ヶ月	990円	1,331円
6ヶ月	990円	1,210円
12ヶ月	880円	941円
24ヶ月	825円	842円
36ヶ月	770円	643円

※シンレンタルサーバーのベーシック、Conoha WINGのベーシックプランでの比較です

キャンペーン適用後の比較でもシンレンタルサーバーが圧勝ですね。キャンペーン内容的にもシンレンタルサーバーが勝利とみていいと思います。

シンレンタルサーバーの4つの特徴

ここからはシンレンタルサーバーの主な特徴について書いていきます。

①月額料金が安い(比較あり)

シンレンタルサーバーは月額料金が安いです。以下は各社レンタルサーバーの料金を比較した表です。

シンレンタルサーバーはロリポップの次に月額料金が安いです。

またロリポップと比較して、サイト高速化やデータ処理速度などスペックで大幅に上回っている点を踏まえると、コスパの面では圧倒的一位と言えるでしょう。

キャッシュバックキャンペーンを利用することで更に月額料金を安く利用できます。

②マニュアル＆サポートが充実

シンレンタルサーバーには初心者にもわかりやすいマニュアルが付いています。

マニュアルページでは初心者にもわかりやすいように解説してあるので、迷わずに使うことができます。

マニュアルを見てもわからない人には電話＆メールサポートも付いており、以下のサポートを受けることができます。

マニュアル内容	・契約、料金 ・ドメイン、サーバー ・独自SSL ・他社サービスからの移転 ・メール ・管理ツール ・禁止事項 ・サポート(設定代行など)
電話サポート	06-6147-2423 (平日(祝日を除く)の 10:00～18:00)
メールサポート	24時間365日 (24時間以内に返信)

メールサポートが24時間以内返信なのがありがたいですね。マニュアルと電話・メールサポートを使えば初心者でも安心して利用できます。

③WordPressサイトコピーが使える(新機能)

WordPressサイトコピーという機能が使えます。

WordPressサイトコピーは「WordPress簡単インストール」で作成したWordPressサイトを、同じサーバーの別ドメインにコピーする機能です。

WordPressサイトコピーでは

• サイトデータのすべてをコピーする
• サイトデータのテンプレのみをコピーする

などの作業が簡単な操作で利用できます。何サイトも作っているので、同じ作業をするのが苦痛という方もいると思います。

そこでWordPressサイトコピーを使えば、わざわざ同じ作業を繰り返す必要がなくなります。

この機能はエックスサーバーにもない機能なので、テストサイトやアフィリエイト用に複数サイトを立ち上げる人には神推しですね。

④稼働率が非公開

シンエックスサーバーでは稼働率が非公開となっているのがデメリットと言えます。

同じ会社であるエックスサーバーは19年間のサーバー運用実績があり、240万以上のサイト運用と99.99%以上の稼働率を実現しています。

僕もエックスサーバーを使っていますが、他社のサーバーと比べてもかなり安定性が高いです。

シンレンタルサーバーのサーバー障害やメンテナンス情報のページもチェックしたところ、大きな障害の履歴はありませんでしたが、稼働率が明確でないのが懸念になるかもしれません。

Conoha WING(コノハウイング)の5つの特徴

次はConoha WING(コノハウイング)の特徴について解説します。

①Webサーバー処理速度が国内最速

Conoha WINGはWEXAL（ウェクサル）というウェブ制作会社が開発した、WEXAL® Page Speed Technology®という技術を搭載しています。

WEXAL® Page Speed Technology®とはウェブページの読み込み速度を向上させる技術です。

WEXAL® Page Speed Technology®は

• 画像の圧縮
• キャッシュの活用
• JavaScriptの最適化

などを使用して、ウェブページの読み込み速度を最大限に高めることができます。

WEXAL® Page Speed Technology®を採用することで読み込み速度が速くなり、ユーザーがよりスムーズにウェブサイトを閲覧することができます。

SEO観点で見ても、読み込み速度が速いウェブサイトは高い評価を受ける傾向があるため、WEXAL® Page Speed Technology®はSEO効果も高まると言えます。

WEXAL® Page Speed Technology®はConoha WING独自の機能なので注目です。

②独自ドメインが最大2つ無料

Conoha WINGを契約すると永久無料の独自ドメインが２つ付いてきます。シンレンタルサーバーでは１つだけなのでコノハの方が強いですね。

独自ドメインは

• 取得料：～1000円
• 更新料：2,000円～3,000円

ほどかかったりするので長期間でみるとバカにできません。もしサイトを２つ利用する予定があればコノハはおすすめかもしれません。

ただし料金に関してはレンタルサーバーの月額費用と合わせて考える必要があるので、独自ドメインが無料だからといって、決定要因にはならないかもしれません。

③99.99%の稼働率保障

Conoha WINGは99.99%のサーバー稼働率保障となっており高い安定性を誇ります。

具体的にはサーバーの月間の稼働率が99.99%を下回った場合、サーバーの月額利用料金額の以下の割合に相当する金額がサービス利用権として付与されます。

稼働率	月額利用料金に対するサービス利用権付与率
99.99%未満 99.9%以上	10%
99.9%未満	30%

99.99%の稼働率はあの国内No.1シェアを誇るエックスサーバーの数値と同等であり、安定性の高さがわかります。

稼働率が高ければ高いほど常に安定してサイトが表示され、機会損失を防ぐことが出来ます。

堂々と稼働率を公開し、保証までしている点からも自信のほどを伺えますね。

④チャットでリアルタイムな問題も解決

Conoha WINGにはチャットサポートがあるので、サーバーやWordPressの運用に関する問題もリアルタイムで解決できます。

シンレンタルサーバーも電話、メールサポートと充実していますが、Conoha WINGでは

• 電話
• メール
• チャット

とサポートの種類が幅広いです。

特にチャットは今すぐにでも回答が欲しい時にConoha WINGのエンジニアの力を借りられるので心強いです。

⑤月額料金が高い

デメリットとしてはConoha WINGは月額料金が高いことです。

契約画面の料金を見ると勘違いしてしまいそうになりますが、次回更新時の月額料金を見落とさないように注意が必要です。

ベーシックプランを見ると「643円/月」と記載されていますが、赤枠の部分をよく見ると「1,452円」となっています。

643円というのはあくまで36ヶ月プランを選択し、55%の割引を受けた場合の価格です。

つまり643円/月なのは初回のみで、次回更新時以降は月額1,452円になるということです。

正直いうとこの売り方はあまり好きではありません。次回更新時に料金が高いことに気づくと損した気分になりますからね…

次回更新時の料金もわかりやすく明記してあった方が良かったです。

【結論】シンレンタルサーバーがおすすめ！！

結論はコスパ面を考えてシンレンタルサーバーの勝利となりました！

項目毎の対決結果は以下になります。

	シンレンタルサーバー	Conoha WING
料金	◎
機能・スペック	Draw	Draw
使いやすさ	○
サポート		○
キャンペーン	○
結果	Win!!!

もう一度、比較が見たい方は項目名をクリック or タップして見返してみてください。

Conoha WINGはサイト高速化という面では優秀なものの、月額料金が次回以降月額に1,452円になるのはちょっと高いです。

またシンレンタルサーバーも高速化をウリにしていますし、何よりエックスサーバーと同じ感覚で使えるのがでかいです。

国内No.1のレンタルサーバーであるエックスサーバー株式会社が作ったサーバーですから、検索にもゴロゴロ情報が転がってます。

コスパよく質の高いサーバーを使いたいならシンレンタルサーバーをおすすめします！