「ChatGPT」は登場から一大ブームを巻き起こしていますが、人気に乗じて偽物や偽アプリが大量発生しています。
本記事では、これらの偽物や偽アプリについて警告し、本物と見分ける方法を提供します。さらに、ChatGPTの公式モバイルアプリのリリース予定についても触れます。
【iOSアプリがリリースされました!!】
ChatGPTのスマホアプリの始め方・使い方(iPhone・iPadで利用可能)
ChatGPTの本物のAndroidアプリはどれ?
「ChatGPTの本物のアプリってどれ?」と思ったことありませんか?ChatGPTをアプリで使おうと思ってGoogle Playを開いたら、「チャットGPTと見せかけたパチモンアプリ」みたいなのを多数見かけたかと思います。
以下のアプリはすべてチャットGPTの偽物アプリ、あるいはチャットGPT以外のAIチャットです。
上記は一部でありもっと大量発生してるので、興味がある方はGoogleplayを覗いてみてください。ていうか偽物なのに有料アプリを売ってる会社もある…笑
別にインストールしてもいいですが、チャットGPTとは別物なのでお気を付けくださいませ。
ChatGPTのAndroidアプリをインストールする方法
ではChatGPTのAndroidアプリをインストールする方法はないのか?というと2023年5月28日現在ではAndroidの公式アプリがリリースされていません。
Androidで正式なアプリ版を使用することはできないので、AndroidでチャットGPTを使いたい場合はブラウザ版を使いましょう。
なおOpenAIではAndroid版のアプリもリリース予定と発表しています。
PS Android ユーザーの皆さん、次はあなたです! ChatGPT は間もなくあなたのデバイスに提供される予定です。
https://openai.com/blog/introducing-the-chatgpt-app-for-iosより
iOSも既にリリースされていますし、近日中に発表があるはずです。OpenAIの公式ブログにて常に最新情報を提供しているので、Androidに関する情報がないか確認しましょう。
ChatGPTの偽物と本物を見分ける方法
ではどうやって本物と偽物を見分けるのか?それはロゴです。
公式のChatGPTアプリは、OpenAIのロゴがアイコンになっており、提供者の欄に「OpenAI」と記載があります。これらの点をチェックすることで、偽物を避けることが可能です。
OpenAIが公式でリリースしたアプリは以下のようなロゴマークが表示されているはずです。
ナルトの螺旋丸みたいなマークです。ちなみにロゴマークを公式に似せて作っているアプリもあるので気を付けてください。
そもそもOpenAIのAPIを他の会社が利用するには従量課金となっており、決して安くはありません。そのため無料提供のアプリがOpenAIのAPIを使用している場合、広告・宣伝などの目的で使われる可能性が高いです。
ChatGPTの利用にあたっては、常に最新の情報を得て、安全な利用を心掛けることが重要です。OpenAIの公式ウェブサイトや信頼性の高い情報源を定期的にチェックし、偽物アプリから自身を守るための知識を常に更新しましょう。
【Android版】ChatGPTの始め方
ではAndroidでチャットGPTを始める方法を解説します。始め方は以下の通りです。
【ChatGPTのアカウント登録方法】
①OpenAIの公式サイトにアクセスする
まずはOpenAIの公式サイトにアクセスしましょう。
「Menu」をタップしてください。App StoreはiOSアプリなのでAndroidではインストールできないのでご注意ください。
「sign-up」をタップしましょう。
上記の画面からアカウント登録をしていきます。
②メールアドレスを認証する
次はメールアドレス認証を行います。
メールアドレスを入力し「Continue」をタップしてください。
パスワードを設定しましょう。パスワードは不正アクセスなどされないように厳重なパスワードを設定してください。
パスワードを考えるのが面倒な方はGoogleが推奨する安全なパスワードを設定するか、パスワード生成(パスワード作成)ツールを使うといいです。
すべての入力が終わったら「Continue」をクリックしましょう。
「Verify your email」という表示が出たら、先程のメールアドレスの受信ボックスを確認しましょう。
OpenAIからのメールを確認し、「Verify email address」をタップしましょう。
③名前・誕生日を登録する(本名でなくてもOK)
次に名前と生年月日を登録していきます。
名前と誕生日を入力します。ちなみに登録する名前は偽名やニックネームでも問題ないので、好きな名前にしましょう。
入力が終わったら次に進みます。
④電話番号を認証する(SMS認証)
最後に電話番号の認証を行います。
ChatGPTでは「電話番号1つに付き2アカウントまで」と決まっており、セキュリティやスパム防止の観点からかならず本人確認が必要となっています。
認証するには正しい携帯番号が必要になりますので、入力ミスをしないように気をつけてください。
入力が終わったら「Send code」をタップしてください。
ちなみに一つの電話番号につきアカウントが2つまで作れます(検証済)。ただ一つあれば十分なので作るメリットは特になさそうですね。
電話番号認証の画面になりますので、スマホのメッセージアプリを確認しましょう。
「あなたのopenAI 認証コード: ******」というメッセージが届いているはずです。この認証コードを入力します。
6桁の認証コードを入力して次に進みます。
「Continue」をタップします。
こんな感画になればアカウント作成が完了です。アプリでアカウントを作成した場合でも、パソコンのブラウザ版にログインできるのでぜひ試してみてください。
【Android版】ChatGPTの使い方
ではAndroid版のChatGPTの使い方を解説します。使い方の目次は以下からご覧ください。
【ChatGPTの使い方】
①ChatGPTの基本機能を理解する
ChatGPTを使う前に基本的な機能について洗い出しておきましょう。
機能 | 内容 |
質問応答 | ユーザーからの質問に回答してくれる。様々なトピックに関する知識を持っており、一般的な質問なら瞬時に答えてくれる(でたらめなことも言います)。 |
対話 | ユーザーとの対話ができる。チャットの流れを理解した上で応答できる(コツがいります)。 |
情報検索(2021年9月以前) | インターネット上の情報を検索し、関連する情報を提供することができます。ただし2021年9月までの情報しか持ってないので、最新の情報を扱う場合はこちらから知識を与える必要があります。 |
文章生成 | ユーザーからの要求に基づいて、文章を生成することができる。文章の要約、文章の執筆支援、創造的なテキストの生成など、様々な場面で活用することができます(指示が曖昧だとスッカスカな文章になりやすいです)。 |
特定のタスク処理 |
|
ChatGPTはテキストベースではありますが、質問への回答や対話、文章作成などさまざまなタスクをこなすことができます。
人間のように目的意識を持ったりはできませんが、人間が指定したことに対するタスクをこなすのはめちゃくちゃ早いです。プログラミングの理解もあるので簡単なHTML&CSSなども作れます。
②質問して回答を得る
次はチャットGPTに質問をして回答を得てみましょう。
チャットGPTは自然言語処理の技術を使ったAIチャットボットで、基本的にはなんでも答えてくれます。
では実際にやってみましょう。
メッセージの入力欄に質問を入れます。
「初めまして」と入れてみると返答が来ました。まずはチャットGPTの使い方がわからないので本人に質問してみましょう。
質問を入れてみると以下の回答が来ました。
チャットGPTは、自然言語処理の技術を用いたAIアシスタントです。以下に、チャットGPTの基本機能をいくつかご紹介します。1. 質問応答: ユーザーからの質問に対して、最善の回答を提供します。様々なトピックに関する知識を持っているため、一般的な質問に対して詳細な情報を提供することができます。
2. 対話: ユーザーとの対話を通じて、意思疎通を行います。会話の流れを理解し、関連する応答を生成することで、対話的な体験を提供します。
3. 情報検索: インターネット上の情報を検索し、関連する情報を提供することができます。特定のトピックについての最新のニュースや情報を提供するため、便利な情報源として活用できます。
4. 文章生成: ユーザーからの要求に基づいて、文章を生成することができます。文章の要約、文章の執筆支援、創造的なテキストの生成など、様々な場面で活用することができます。
これらは一般的な基本機能の一部ですが、チャットGPTは非常に柔軟で多機能なツールです。ユーザーの要求やニーズに合わせて、さまざまなタスクに対して利用できます。
この文章が10~20秒くらいで返ってきます。凄まじいスピードで書いてくれるので、人間が書くよりも圧倒的に速いです。
ちなみにHTMLテキストでサンプル表なども作ってくれます。以下は「商品やサービスの料金比較表のサンプルを作って。HTMLコードでちょうだい」と命令した時の返答です。
上記のHTMLコードが5秒くらいで返ってきました。これならブログでいちいち表を作らなくてもチャットGPTに頼めば十分ですね。
③チャットを編集する(変更・削除)
ChatGPTで質問をするとチャットが作成されます(スレッドのようなもの)。作成したチャットは名前を変更したり、必要に応じて削除することができます。
では実際にやってみましょう。
チャット名を変更する方法
左上のメニューをタップして開いてください。
チャット一覧が表示されます。
変更したチャットを選択して鉛筆マークのようなものをタップしてください。
チャット名を変更して「✓」をタップすれば完了です。
チャットを削除する方法
次は作成したチャットを削除する方法です。
左上のメニューを開いてください。
削除したチャットを選択してゴミ箱のマークをタップします。
「✓」をタップすればチャットの削除が完了です。なおチャットを削除すると復元できないので注意してください。
④新しいチャットを作成する
次は新しいチャットを作成する方法です。
チャットはカテゴリーごとに分けておくと便利なので、質問内容が異なる場合は新しいチャットを作成するのが便利です。
では実際に新しいチャットを作ってみましょう。
右上の「+」マークをタップしましょう。
新しいチャットが作成されました。既にチャットを開いてる状態で新しいチャットを作成すると、古い方のチャットは自動的に保存されます。削除の操作をしない限り消えることはないので安心してください。
⑤設定を変更する
次はチャットGPTの設定を変更する方法です。基本的にはデフォルトのままで問題ありませんが、一応知りたい人のために解説しておきます。
チャット一覧を開いた状態で「…」をタップしましょう。
「Setting」をタップしてください。
「General」では
- 背景色の変更(白 or ダークグレー)
- すべてのチャットを削除
の2つの操作が行えます。
「Data Controls」では
- チャット履歴をエクスポート
- アカウント削除
- 二段階認証
の操作を行います。必要に応じて操作を行ってください。
まとめ
ではAndroidでチャットGPTを使う方法でした!
2023年5月28日現在、AndroidでChatGPTを使う方法はブラウザのみですが、おそらく近日中にAndroid版の公式アプリもリリースされるはずです。
公式アプリがリリースされるまではブラウザ版を使ってチャットGPTを活用しましょう。
【iOSアプリがリリースされました!!】
ChatGPTのスマホアプリの始め方・使い方(iPhone・iPadで利用可能)
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