株式会社SNACの大島(まつ)です。
この記事では「Youtube広告でキーワードターゲティングする方法」をわかりやすく解説します。
検索エンジンでは「キーワード検索」というのが存在しますが、実はYoutube検索ユーザーも存在します(むしろ2021年時点ではYoutube検索の方が多いです)。
キーワードターゲティングについて学び、広告運用に役立てていきましょう。
【動画で見たい方はこちら】
Youtube広告のキーワードターゲティングとは?
Youtube広告のキーワードターゲティングとは
- Youtube内で検索している層をターゲットに広告を出す方法
です。
例えば以下のような広告、見たことありませんか?
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【キーワードターゲティングのディスプレイ広告】
※ディスプレイ広告はクリック課金型で、ウェブサイトに直接誘導することができる
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【キーワードターゲティングのディスカバリ―(動画)広告】
※ディスカバリー広告はキーワード検索に対して広告を出して動画に誘導ができる
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キーワードターゲティングは「特定のキーワードで検索してる層」に向けて広告が打てるので、需要がハッキリしているのが特徴です。
キーワードターゲティングのメリット・デメリット
キーワードターゲティングのメリット、デメリットについて説明しておきます。
メリット
①需要が確実にわかる
キーワードを見るとどんな情報を探しているかがひと目でわかります。
例えば「キックボクシング 効果」なら、キックボクシングの効果に関する動画を作って広告を出せば確実に需要が拾えますよね。
需要が理解しやすいのは大きなメリットです。
②強制的に検索上位に表示できる
キーワードターゲティングを使えば、そのキーワードで強制的に上位表示できます。
どんなに人気動画が検索上位であろうと、同じように広告を出していない限りは強制的に検索上位になります。
ここで高い反応が取れれば
- 高評価獲得
- チャンネル登録
- あとで見るリスト追加
- 自然検索で上位に表示される
などの効果も期待できます。
③効果が早い
キーワード広告は需要がはっきりしている分、効果が早いです。
Youtube広告のキーワードターゲティングでは
- ディスプレイ広告(クリック型広告)
- ディスカバリー広告(動画広告)
などの広告が打てますが、広告を出せばすぐに検索意図にマッチしているか?がわかります。
- Youtube SEOでキーワード対策をする
- キーワード対策した動画でディスカバリー広告を出す
などの戦略で広告を出しつつ、上位表示狙うのもありです。
デメリット
見込み客数が少なくなる
需要が絞り込めすぎるため、キーワード候補が少ないと見込み客不足になります。
また潜在層(悩みや欲求が表面化していない層)にはアプローチがしにくいので、他のターゲティングより数が少なくなるのがデメリットです。
解消するには一定数のキーワードで広告を出す必要があります。
多少、SEOの知識や経験がいる
キーワードターゲティングには一定レベルのSEOの知識や経験が必要です。
SEOの知識がない人が広告を出すと、誰でも思いつくキーワードしか思い浮かばず、広告費が高騰しやすいです。
広告費が高騰すると費用がかさんでしまうので、一定レベルのSEOの知識や経験があったほうがキーワード広告を出す上で有利になります。
Youtube広告でキーワードターゲティングをする方法
実際にYoutube広告でキーワードを設定する方法を解説します。
「Youtube広告の出し方はわかっている前提」で進めていきますが、もしわからない場合は以下の記事を読んでからこのページに戻ってきてください。
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キーワードターゲティングは「コンテンツ:広告を表示する場所」で設定できます。
「キーワード」をクリックしましょう。
キーワードの候補を取得する方法4つ
ターゲティングキーワードを取得する方法は
- 関連するウェブサイトのURLを入力
- ご自身の商品やサービスを入力
- キーワードツールを使う
- 【既にG広告を出している場合】キーワードプランナーを使う
の4つがあります。
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【先に読んで!キーワードターゲティングの注意点】
キーワードターゲティングは数が絞られる分、候補が少なすぎると取れるデータも少なくなってしまいます。まずはある程度のキーワード数(最低10個以上とか)で出してみて、費用対効果を見ながら広告費やキーワードの足し弾きをするほうが効率良いです。
広告はデータが命なので、最初はある程度広めにターゲットを設定しましょう。
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関連するウェブサイトのURLを入力
まずはウェブサイトのURLを入力する方法です。
ウェブサイトやブログのURLを入れてみましょう。
URLに関連するキーワード候補が一覧で表示されました!
これで広告に出したいキーワードを1ずつ入れるか、全部追加する場合は「すべての候補を追加」をクリックしましょう。
実際に入れるとこんな形になります。
左側に入れると「このキーワード全部で広告を出しますよ―」という意味です。
ご自身の商品やサービスを入力
次は「ご自身の商品やサービスを入力」の方法です。
キーワード候補を入れると、あとは自動的に抽出してくれるので、同じように1つずつ追加するか、すべての候補を追加すればOKです。
キーワードツールを使う
URLでも語句を入れても候補が見つからない場合はラッコキーワードなどのキーワードツールを使います。
上記は「ブログ集客」で検索した例です。
この場合
- ブログ集客+2語目(2語目を関連キーワード、又はサジェストと呼ぶ)
という形で表示されます。
またスペース有りなしでもキーワード候補が変わるので
- ブログ 集客+3語目(3語目を関連キーワード、又はサジェストと呼ぶ)
という探し方もできます。
スペースの有りなしや単語の順番、英文字とカタカナなどでも候補が変わるので、複数パターンで検索してみてください。
もしキーワード候補一覧がメモ帳に貼り付けたい場合は「全キーワードをコピー」をクリックしましょう。これでクリップボードに保存されます。
実際にメモ帳に貼り付けてみましょう。
こんな形になります。
あとはいらないキーワードを削ったりしながら、候補となるキーワードを設定しましょう。
既に広告を出している場合はキーワードプランナーがおすすめ
もし既にGoogle広告を出している場合はキーワードプランナーがいいです。
Google広告を出していると検索ボリュームが詳細に表示されるため、広告費用や効果の目安にもなります。
まずはキーワードプランナーの画面にアクセスします。
「新しいキーワードを見つける」をクリックしてください。
キーワードを入力し「結果を表示」をクリックします。
検索ボリューム一覧が表示されます。
「月間平均検索ボリューム」となっているのが、検索数です。日付が「2020年5月~2021年4月」になっていますので、年間通しての月間検索ボリュームになりますね。
もし直近3ヶ月の月間平均検索ボリュームが見たい場合は、画面右上辺りの日付を直近3ヶ月に変更すればOKです。
まとめ
ではこの記事のまとめです。
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【Youtube広告のキーワードターゲティングとは?】
Youtube広告のキーワードターゲティングとは
- Youtube内で検索している層をターゲットに広告を出す方法
のこと。キーワード検索に対して広告を出すので、需要がわかりやすい特徴があります。
【キーワードターゲティングのメリット・デメリット】
■メリット
- 需要が確実にわかる
- 強制的に検索上位に表示できる
- 効果がわかるのが早い
■デメリット
- 見込み客数が少なくなる
- 多少、SEOの知識や経験がいる
【キーワードの候補を取得する方法4つ】
- 関連するウェブサイトのURLを入力
- ご自身の商品やサービスを入力
- キーワードツールを使う
- 【既にG広告を出している場合】キーワードプランナーを使う
のいずれかの方法で行う。復習する場合は上記のリンクからもう一度学習しましょう。
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