株式会社SNACの大島です。
この記事では「Youtubeのディスプレイ広告の種類や費用、出し方」などについて詳しく解説します。
ディスプレイ広告はGoogleやYahoo!などでも使われていますが、ここではYoutubeのディスプレイ広告の特徴や活用方法について学んでいきましょう。
Youtubeのディスプレイ広告とは?
Youtubeのディスプレイ広告とは、広告枠に表示される画像広告のことです。
別名バナー広告とも呼ばれます。
例えばこんなの見たことありませんか?
Youtubeの関連動画の上辺りに現れる広告です。
スマホだと再生した動画の下辺りに表示されることがありますね。
これをディスプレイ広告(別名:バナー広告)と呼び、Youtube内にバナーを設置することで、ウェブサイトやLPに直接誘導することができます。
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【GoogleやYahoo!のディスプレイ広告の例】
【Yahoo!のディスプレイ広告】
【Googleのディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)】
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こんな風にウェブ上でバナーを表示するのがディスプレイ広告と覚えておきましょう。
Youtubeのディスプレイ広告の特徴
Youtubeのディスプレイ広告の特徴は
- Youtubeの利用者層にアプローチできる
- 潜在層(潜在的に興味を持つ人)にもアプローチできる
- 直接、コンバージョンページに誘導できる
辺りですね。
①Youtubeの利用者層にアプローチできる
Youtubeのディスプレイ広告なら、国内最大規模の動画媒体で広告を出すことができます。
2020年9月時点でYoutube利用者は6600万人と言われており、日本人の60%以上が使っているメディアでPRできるのは大きなメリットです。
更に「検索エンジンではなくYoutube検索で情報を探す」という人も出てきているので、Youtube SEOなども重要になってきていますね。
②潜在層(潜在的に興味を持つ人)にもアプローチできる
ディスプレイ広告では潜在層にもアプローチすることができます。
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- 潜在層:深層心理では求めているが、ニーズが表面化していないユーザー
- 顕在層:すでに購入意欲のあるユーザー
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例えば「プロテイン 安い」などはすでにプロテインが欲しいというニーズが表面化していますが、「筋肉 付けたい」ではプロテインが欲しいというニーズには至っていませんよね。
ディスプレイ広告ではこういった潜在的な欲求を持つ層にもアピールすることができるので、より広い層を抱え込むことができます。
③直接、コンバージョンページに誘導できる
ディスプレイ広告では直接ウェブサイトに誘導することができ、販売まで繋げることが可能です。
- 従来の動画広告:ブランド認知がメイン
- ディスプレイ広告:成約(販売)がメイン
となっているので、直接販売につなげたい場合はディスプレイ広告がおすすめです。
Youtubeのディスプレイ広告の料金体系
ディスプレイ広告の料金体系は
- クリック単価(1回のクリックで~円)
となっています。
例えば
- 1クリック20円なら5万円で2500PV
- 1クリック50円なら5万円で1000PV
となります。
広告の出し方によってクリック単価は異なりますので、予算と照らし合わせながら単価上限を設定してみるといいでしょう。
Youtube広告の費用に関してはこちらの記事をお読みください。
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Youtube広告の費用の仕組みや、費用対効果を高める方法を解説します
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Youtubeディスプレイ広告のやり方
では実際にYoutubeディスプレイ広告を出すやり方を解説します。
まずはGoogle広告にアクセスしましょう。
新しいキャンペーンを作成します。
「ウェブサイトのトラフィック」をクリックします。
「ディスプレイ」をクリックします。
「ディスプレイキャンペーン」を選択し、ウェブページは誘導先のページ、キャンペーン名は商品名や店舗名などを入れておきましょう。
予算と入札単価
予算と入札単価(1クリック辺りの単価)を設定していきます。
予算は1日の日額設定になっているので、月の予算÷30をした額を入れておきましょう。上記は月5万円で広告を出す場合の例です。
- 5万円÷30=約1666円
となります。
次に単価設定です。
クリック単価を設定します。クリック単価が安すぎると掲載されない場合もあるので、掲載結果やクリック数を見ながら調整していきましょう。
地域
次は地域の設定をします。
実店舗や事業所のあるビジネスは必須です。
全国配信の場合はそのまま。
実店舗の場合は「別の地域を設定」にして、任意の地域で設定をしてください。
言語
次は言語の設定です。
言語は日本語でOKです。
もし外国人向けに広告を出す場合は任意の言語に設定しましょう。
その他の設定
その他の設定では
広告のローテーションやスケジュールなど細かい配信設定をすることができます。
その他の設定は任意で設定する部分なので、こだわりがなければそのままでOKです。
ターゲティングシグナルを追加
次はターゲティング設定を行います。
Youtubeのディスプレイ広告を出す際はプレースメントという設定が必要になります。
「プレースメント」をクリックしましょう。
プレースメントをするYoutubeチャンネルや動画のURLを設定します。
例えば「受験塾を売りたい」という場合は、受験関連のチャンネルや動画でプレースメント設定をするといいでしょう。
まとめ
Youtubeディスプレイ広告のまとめです。
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【Youtubeのディスプレイ広告とは?】
Youtubeのディスプレイ広告とは、広告枠に表示される画像広告のこと。
【Youtubeのディスプレイ広告の特徴】
- Youtubeの利用者層にアプローチできる
- 潜在層(潜在的に興味を持つ人)にもアプローチできる
- 直接、コンバージョンページに誘導できる
【Youtubeのディスプレイ広告の料金体系】
ディスプレイ広告の料金体系はクリック単価(1回のクリックで~円)となる。
例えば
- 1クリック20円なら5万円で2500PV
- 1クリック50円なら5万円で1000PV
となります。
【Youtubeディスプレイ広告のやり方】
Google広告のディスプレイ広告作成画面にて「プレースメント」の設定で、Youtubeチャンネル、またはYoutube動画の関連動画上部にディスプレイ広告を配信する。
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Youtubeのディスプレイ広告はプレースメントの打ち方次第で金脈が発見できる可能性もあるので、様々な広告パターンを使って配信してみるのがおすすめですね。
参考になれば幸いです。