どうも、大島です。
さて、久々のブログ更新ですが、先月僕の単発コンサルを受けてくれた「やる気復活アドバイザーぶなさん」が、コンサル後の記事でサービスを1件受注できました。
なんと一記事目から結果が出るという。笑
行動が早いが成果も早い…1記事で受注て。笑
ぶなさんは本当にアドバイスしたことを忠実に再現してくれたのもあり、もう単発コンサルの分はペイしてしまいました。
ブログってすごいですね、まだまだ可能性あります。
ちなみに彼には、SEOだとかこんばーじょんだとかうぇぶライティングだとかは一切伝えてません。
伝えたのはズバリ「検索上位の記事は参考にするな」です。これは裏付けがあって伝えたんですが、とりあえず僕が言いたいのはそれでした。
ではコンサルの内容を詳しく振り返ってみましょう。
ぶなさんの状況
まず、やる気復活アドバイザーぶなさんの状況を整理するとこんな感じです。
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【やる気復活アドバイザーぶなさんのビジネス状況】
- サービスの種類:モチベUPや目標達成コンサル、コミュニティなど
- ブログコンテンツ:ノウハウメイン(~の方法、~の対策、対処法などなど)
- 記事数:100記事
- アクセス数:月間1.5万PV
- 成果:ブログからはほぼ成果はなし
- サービスページ:有
- お悩み:ブログからサービスを獲得するための導線が弱い気がするのと、もっとアクセス数を増やしてサービス獲得ができるようにしたい(的な)
- その他:受験勉強や資格勉強系の読者が多いらしい。イケメン、若い、和服が似合いそう。
- ブログ:LOCOMOTIVATION
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はい、こんな感じですね。
ブログに関してはWEB情報や独自コンテンツをかけ合わせて書いてる形で、完成度も高めです。
タイトルキーワードなども意識していたので、月間1.5万PVまではすでにいけていましたが、その先がいかないということで悩まれていましたね。
「無形の商品(形がない商品)」は最も難易度が高い
で、彼は無形の商品を扱っています。
無形の商品っていうのは
- セミナー
- コンサル
- オンラインサロン
- コーチング
- カウンセリング
- イベント系(音楽などもiTunesは無形だが、CDやグッズは有形)
- その他相談系ビジネス
などなどの「形のないサービス」です。
これらみたいな無形の商品を扱う上で一番自覚しておくべきことは
- 無形商品はセールス難易度が高い
ってことです。
世の中にはいろんなサービスがありますが、無形商品(特に高額コンサルなどの無形)はかなり難易度高めです。これをブログで売れるってことは信頼度が飛び抜けてないと無理です。
世の中に発信してる人がいるから「自分もいけそう」と思いがちですが、たぶん発信してる人の98%くらいは全然コンサル売れてないと思います。
当然、売れてない人たちの真似をしても売れないので、ブログを100記事以上書いても全然売れないってことになりがちです。
※知り合いにもコンサルをやってる人はいますが「ブログだけでコンサル売れるって割とありえないですよ」って言われます。それだけネットだけでコンサルを売るのは難易度高いです。
ちなみに店舗ブログとかだったら月間1.5万PVもあれば集客なんて超余裕レベルです。でも無形の商品となると1件も来ないとかザラなので、それだけセールス難易度が高いってことです。
無形商品のセールス難易度が高い理由
ではなぜ、無形商品のセールス難易度が高いのか?というと、
- 形がない=価値(お金を払った対価)を想像できないから
です。
形があるものと比べると、無形の商品では対価を想像しづらい傾向にあります。
例えば「コカコーラ」だったら、コカコーラという物体がありますよね。
お金を払った対価がペットボトルに入ったコカ・コーラであることが誰でもわかります。「150円でシュワシュワした甘い汁が味わえる…」と対価を想像することができるわけです。
でもこれが無形の商品は想像するのが難しいです。
例えば…
「40万円の継続コンサルを受けたら…」の先を想像できますか?
「この人に1回5万円の相談を受けたら…」の先を想像できますか?
たぶん、大半の人は無理だと思います。
そもそもクッソ高いし、クッソ怪しいじゃないですか、コンサルなんて。←
大半の人はコンサルなんて受けたことがないしコンサルスタイルも千差万別です。
「コンサルやってますよ!」と言われても全く未来が想像できないんです。
例えるならラベルが入ってない謎の飲料水みたいなもんです。
ラベルのないペットボトルに謎の緑色の飲料水が入ってて、150円で売ってたら買うか?って話ですよね。
買いますか?
ラベルの貼ってないペットボトルに入った150円の緑色の飲料水。
まあ、十中八九買わないと思います。
得体の知れないコンサルティングってのはこういう商品と同じです。
ブランドになるようなラベルもなければ中身も不透明で、お金を払った対価も想像できない。
無形の商品を売るっていうのはこういうことです。
「何もかもが不透明な状態」から「あなたにだったらお願いするよ」という心理状態まで持っていくことなわけです。
その場合、検索エンジンに溢れてる記事を真似しても意味がありません。そもそも検索上位の記事はPV作りか、売上作りの為の記事だからです。
それを真似しても意味がありません。
ブログから自分のサービスを売るためには、全く別の視点から記事を書く必要があります。
コンテンツで「疑似体験」させる
じゃあどんなコンテンツを作れば良いのか?というと、ユーザーに疑似体験してもらうようなコンテンツです。
疑似体験できるコンテンツとは、記事を読んだらそのサービスを受けた気になれるようなコンテンツのことです。
これは当たり前ですが、見込み客を顧客化するのに一番簡単なのは「実際に体験してもらうこと」です。
実際に体験してもらえればサービスの質もわかるし、良いと思えば買ってくれるので、一番良いのは体験させることなんですよね。
特にぶなくんの場合は「結局何やってるかわからんな…」という状態だったので、興味があるひとがいても申し込めない状態でした。
人は疑問が解消されない状態でサービスに申し込みをするのはほぼありません。
人が実際に申し込む前はいろんな疑問が渦巻いています。
- 「コンサルって結局何をするの?」
- 「コンサルを受けたらどういうサービスが受けられるの?」
- 「ちゃんとサポートしてくれるの?」
- 「成果ってどういうものがあるの?」
- 「この人はほんとうに信用できるのかな…騙されたりしないだろうか」
- 「売り込みされそう…」
とかですね。
つまり「何やってるかよくわかんないし信用しきれない」ので、申し込みたくても一歩踏み出せないわけです。
とはいえ一人で「俺のコンサルって何やってたっけ?」とひねり出しても、たぶん良くわからない記事になります。
なので、一番手っ取り早いのが「現場をそのまま見せて疑似体験してもらう」ってことなんですよね。
例えば僕が最近書いたこの記事。
↓↓↓
【この男…神?】亀戸駅にある整体院「健美サロン201」に言ってきたので正直に感想書く
この記事は湯山卓さんの整体院「健美サロン201」で施術を受けて細かくまとめたものです。
この記事を公開した直後に数件申込みがあって、未だにブログがきっかけで来院してくれる患者さんがいるそうです。
ブログってすごいですね、まだまだ可能性あります。←
で、、、僕がこの記事で意識したのが正に「疑似体験させること」です。
まるで整体院に行った気にさせるようなコンテンツ作りを心がけました。
元々、実力がある人ならサービスの中身は間違いないので、そのまま情報を公開してしまえば情報の透明性が増して申し込み率が上がります。
更に疑似体験によって「対価が想像できる」ようになるので、「このひとに頼みたい!」という状態が作れます。
ぶなくんの場合は話した感じで地力を感じたので「サービスの透明化ができれば普通に来ると思うよ。」とアドバイスしました。
あとせっかくなので僕も実際に受けてみたいと思い「俺のコンサルはできる?」といったら快く「いけます!」と言っていただいたので、僕のモチベコンサルをしていただきました。笑
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【大島が公開コンサルをしてもらった記事】
株式会社SNACのまつさんへのやる気コンサル【フリーランスのやる気を最大化するための戦略】
【コンサルの様子をスクショしてみました】
【全公開】やる気復活アドバイザーぶな君のコンサルの様子をスクショで公開!
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僕が実際に受けた時の感想は、めちゃくちゃ丁寧に聴き込んでくれたので、自分の過去を改めて振り返るきっかけになりました。
何より自分の行動の源泉が見えたのが良かったです。
なかなか過去を深く振り返る機会ってないし、踏み込んだりしないのですが、ぶなくんが予想を越えて色々と聞き出してくれたのでかなり納得感がありました。
一つ言うことがあるなら「もっとデータ的な根拠がほしいな」という点くらい(そこはWEB屋としてのアレでw)。
ちなみにこの記事を公開した3日後にサービスの申込みがあったそうです。
ブログってすごいですね、まだまだ可能性あります。←←
一記事しか公開してないのにコレなので、コンテンツが増えてくれば申込数はまだ増えると思います。
まあ何よりうれしい成果報告が聞けてよかったです!
まとめ
僕は「ブログから自分のサービスを売りたいひと」向けにコンサルをしていますが、ブログからサービスを売るのに大きなPVは必要ありません。
正直、月間1万PVもいらないくらい。
もちろん50万PVとかあればPVの力押しでサービス獲得ができるかもしれませんが、それは逆にPVが落ちたら終わってしまいます。
サービスを売るのに必要なのは、あくまで「サービスが買いたくなるようなコンテンツ作り」です。そこさえしっかり出来ていれば30~50記事とかでもサービスの獲得は可能です。
ブログをやってると検索1位の記事とか、ブロガーの記事とか、アフィリエイト記事っぽい書き方をしてしまいますが、いずれも自分のサービスを売ってる人たちではありません。
自分のサービスを売るには自分の信頼を高める記事である必要があります。しっかりとサービスに興味を持ってもらうための記事を書いていきましょう。
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★この記事でご紹介した記事一覧★
【この男…神?】亀戸駅にある整体院「健美サロン201」に言ってきたので正直に感想書く。
【全公開】やる気復活アドバイザーぶな君のコンサルの様子をスクショで公開!
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