自分で考えて行動できない人の8つの特徴と対処法

まつです。
この記事では「自分で考えて行動できない人の特徴や対処法」について詳しく書いていきます。
昨今の世の中では
「行動しろ」
「チャレンジしろ」
「行動しなければ何も変わらない」
なんてことを偉いっぽい人達が発信していますが、それができないから悩んでるって話ですよね。
「人生変えたくて、やりたいことがあるのに行動できない」という人があふれるこの世の中で、行動できるようになるためにはどうすればいいのか?そんなテーマで書いてみました。
目次
自分で考えて行動できない人の特徴
では自分で考えて行動できない人の特徴とは何かについて書いていきます。
まずは一覧から。
複数当てはまる項目があったら行動ができないタイプかもしれません。
①指示を待っている
自分で考えて行動できない人は、基本的に指示待ちです。
指示待ちとは
- 上司の指示を待つ
- 誘われたからご飯に行く
- 親に言われたから起きる
など、他人から何かを急かされたり、命令された時にしか行動できない状態です。
自分で考えて行動した経験がないため、指示を出されないと何をしていいかがわからず動けなくなります。
仕事以外にも友達や家族関係も「言われたからやる」というパターンが多いので、自主的に行動するということはほぼありません。
②言われた以上のことをしない
自分で行動できない人はたとえ指示をされたとしても言われた以上のことはしません。
- 「Aをやれ」と言われたらA(だけ)をやる
- 「Bをやれ」と言われたらB(だけ)をやる
といった具合で、言われたことだけをこなそうとします。
「言われた仕事は確実にするけど、言われた以上のことは絶対にやらない」というタイプですね。
会社としては「指示されたことだけはちゃんとやる」というタイプなので仕事の種類によっては重宝されます。
この手のタイプは「自分の頭で考えなさい」というと固まってしまうので、常に具体的な指示を出す必要があります。
③目標を立てて終わる
自分で行動できない人は突然、目標を立てて勝手に挫折する傾向があります。
- 副業で月20万円稼ぐ
- 来月までに資格を取る
- ダイエットで3ヶ月10kg痩せる
といった形で、毎回高い目標を立てて失敗します。
目標を立てて妄想するのは楽しいものですが、行動し続けるのは難しいものです。
しかも目標達成は行動することが前提ですから、そもそも行動できない人が目標を立てても失敗します。
僕もダイエットにかれこれ10回以上挑戦していますが
- 最初:3日で挫折
- 2回目:10日で挫折
- 3回目:14日で挫折
- たぶん10回目:2カ月半(最高記録)
って感じで挫折を繰り返しています。
ちなみに一番長続きした時は「今日だけ、今日だけ頑張る」と目標を立てていなかった時でした。
高い目標を掲げていたらおそらく2カ月半も続けるのは無理だったでしょうね。目標は行動することを前提としていますから、そもそも行動できなければ意味がないのです。
④失敗を怖がっている
失敗することを怖がっている人は行動できません(絶対に失敗するのに)。
失敗をすると他人から怒られたり、否定されることも多々あります。
どちらかというと失敗すること自体よりも
- 親に怒られる
- 上司に怒られる
- 友達に否定される
など「他人から否定される」ということへの恐怖心が強いです。
特に過去に失敗したことがあって、他人から否定された経験があると行動することが嫌になりがちです。考え込みやすいタイプや神経質なタイプは特に失敗を怖がる傾向にあります。
「行動する=他人から否定される」の思考が染みついて動けなくなってしまっているパターンです。
⑤常に人の目を気にする
行動できない人は常に他人の意見を気にしています。
- 「失敗したら友達に何か言われるんじゃ…」
- 「失敗したら家族に怒られるんじゃ…」
- 「失敗したら見損なわれてしまうんじゃないか」
と他人の目線ばかり考えて行動できないのです。
常に他人の目線を気にしながら生活しているので、自分の思いや価値観、意見が主張できなくなってしまうのです。
⑥自己肯定感が低い
自己肯定感が低くなると行動力が下がります。
上司や友達、家族から
- お前は何もできないやつ
というレッテルを貼られていると、自信がなくなって行動できなくなるのです。
天邪鬼で「うるせえ俺はやる!」という反骨心タイプもいますが、長期間何もできないやつ扱いされると辛いんですよね。
自分が悪いというよりも環境によって行動力が落ちているパターンです。
⑦できない理由を考える
できない理由を考えるのは行動できない人の典型パターンです。
できない理由を考えるタイプは
「お金がないから」
「親が反対してるから」
「時間がないから」
とやらない理由をたくさん用意して、「自分のせいじゃない、環境のせいだ」という言い訳をしようとします。自分ではなく周りのせいにすることで行動しない自分を正当化するパターンです。
こういう人は正当化して自分を守ろうとしてるので、「でも行動する理由もありますよね?」と指摘すると反抗されます。
⑧納得しないと行動できない
自分の中で納得しないと行動できないパターンです。
行動する前に納得するためのプロセスがいるので、納得できないことは行動できません。この手のタイプは入念の調べたりするので「慎重に行動するタイプ」ともいえるかもしれません。
納得するまで時間がかかるのと、疑問がある度に止まってしまうのが難点と言えるかもしれません。
頭でわかっていても行動に移せない理由
人生を変えるには間違いなく行動が必要です。
でも「頭では行動したほうがいいし、人生が変わることもわかっているのになぜか行動できない」という人も多いです。
これはなぜなのか?僕なりに理由を3つほど考えてみました。
①ハードルが高すぎる
まずハードルが高すぎることです。
いやね、最終目標が高いのはいいんですよ。まあ最終ですからね。
でも行動できない人は初回のハードルが高すぎます。初めて行動する時ってある意味では赤ちゃんみたいなもので、ほぼ何もできない状態なのにいきなりハードモード過ぎるタスクを課すわけです。
ダイエットでも初回から張り切り過ぎて全身筋肉痛になったり、資格の勉強でも1日だけ頑張ってやらなくなったりするのもいい例です。
ハードルが高すぎると行動自体が億劫になり、挫折しやすくなります。
②周りに否定されるのが怖い
次は周りに否定されるのが怖くて行動できないパターンです。
挑戦する人は否定されるのはどの分野でも王道パターンですが、やはり新しいことを始める人や変化をする人は拒まれたり否定されることが多いです。
行動することのメリットよりも、周りに否定される恐怖が勝ってしまうのです。
③挫折を悪いものだと思っている
「挫折するのはよくないこと」と思っている人は行動することを躊躇します。
なぜ挫折を悪いと思っていると行動できなくなるのかというと、挫折をした時に自分を責めるからです。
行動する度に
- 失敗する
- 挫折する
- 自分を責める
という悪循環に陥ると、なおさら行動することにネガティブなイメージが付いてしまいます。挫折する度に自分を責めてしまうと、行動するのが怖くなっていってしまいます。
自分で考えて行動できない人の対処法
では自分で考えて行動できない人にはどんな対処法があるのか?行動できるようになるためには必要な5つの対処法を挙げてみました。
①ハードルを下げる
まずは行動する際のハードルをできるだけ下げてみましょう。
多くの本やネット記事では「具体的な目標を立てる」などいきなりでかいゴールを用意しようとしますが、行動できない人の一番の問題点は「大小に関わらず、動いてないこと」です。
なのでまずは動けるハードル設定をしましょう。
例えばこんな感じ。
内容 | 具体的なタスク |
資格の勉強 | 机に座って資格の本を開く(だけ) |
仕事(対人) | 目を見て挨拶する |
副業 | 机に座ってパソコンを開く(だけ) |
ブログ | WordPressにログインする |
行動を「1分以内にこなせるもの」などの設定にして、最小限でこなせる内容にしてみましょう。
人は行動し始める時が一番エネルギーを使うので、行動してしまえば以外に楽に動けるようになりますよ。
僕はこの方針で大嫌いな筋トレを続けることができてます。
行動のハードルを下げることで気楽に始められますし、一応便宜上は目標をクリアしてるので自己肯定感を上げることにも役立ちますよ。
②メモ書きをしてみる
メモ書きを習慣化してみましょう。
メモ書きをすることで頭の中にある考えや記憶を整理するのに役立ちます。
- 日常
- 仕事
- 人生
などテーマを決めてメモ書きで書き出してみましょう。
テーマの具体例を一部挙げておきます。
プライベート |
|
仕事 |
|
お金 |
|
副業 |
|
テーマが具体的であればあるほど書き出しやすくなるので、自分が興味を持つ色んなテーマでメモ書きをしてみましょう。
③生活パターンを変えてみる
生活パターンを思い切って変えてみるのも行動力を上げるコツです。
今までの自分だったら絶対にしないことを日常でやってみることで、今までにない自分を発見できることがあります。
例えば
- 飲みに行ったことがない➨バーに行ってみる
- 本を読まない➨本を買って読んでみる
- 趣味がない➨ダーツバーに遊びに行ってみる
- いつも仕事が終わったらすぐ帰る➨同僚を誘って飲みに行ってみる
- いつも髪ボサボサ&メガネ➨コンタクト&髪型変えてみる
など、普段の自分とは真逆のことをしてみます。
僕の経験上では見た目を大きく変えると周りからの印象も変わるのでおすすめです。チャラい雰囲気にするとギャルには好かれるけど真面目系には好かれなかったり、逆もしかりです。笑
見た目はお金をかければ努力いらずで手っ取り早く変えられて、なおかつ周りからのリアクションもすぐもらえるのでおすすめです。
④仕事以外の人と接してみる
仕事以外の人と接してみるのもおすすめです。
会社でおとなしい印象を植え付けられていると、どうしてもおとなしいキャラから抜け出せなくなります。
でもバーに飲みに行ったり、趣味関連の飲み会では普段とはまったく違う自分が出せますし、素の自分を認めてもらうことで自信にもつながります。
行動するにはやはり「自分は認めてもらえるんだ!」という自信が必要です。
会社で自信が身に付けられないのなら、趣味や遊び場で身に付けていくのもありでしょう。
⑤行動できる人の真似をしてみる
行動できる人の真似をしてみるのもありです。
自分が行動できない原因は、周りに行動しない人ばかりだからということもあります。
自分の周りにいる人が
- 他人の悪口ばかり
- 部下を説教してばかり
- 言い訳や、やらない理由ばかり
という環境ではどうしても自分も影響を受けてしまいます。
でも逆に言えば「周りが行動する人ばかりだったら自分もそうなる可能性が高い」ということです。ポジティブで行動的な人と一緒にいるようにすれば、自然と行動できる自分になれるかもです。
⑥知り合いに有言しない(他人に言わない)
目標を立てる時に知り合いに宣言するのをやめてみるのもおすすめです。
他人に宣言をすると確かにやる気が出ますが、挫折したりやめた時に「ほらやっぱり…」みたいなことを言われます。笑
僕はダイエット宣言を10回ほどしていますが、成功率は1/10(10%)です。
9回の挫折時は「あれ、もうやめたの?(ニヤニヤ)」みたいな感じで言われて反骨心を煽られていました。笑
反骨心でバネにできるタイプなら良いですが、否定されると凹む人もいると思うので、周りの知り合いには有言しないでおきましょう。