どうも、まつです。
「検索からのアクセスを増やすぞ!」
と張り切って毎日ブログを更新しているのに中々アクセスが増えず、伸び悩んでいませんか?もしブログSEOに取り組んでいるつもりが、いまいち伸び悩んでいる場合、SEO対策よりも読者に目を向ける必要があります。
今回は読者とGoogle双方が喜ぶブログを作り、検索からのアクセスを伸ばす「ユーザビリティSEO」の基礎知識とアプローチ方法をお伝えします。
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ユーザビリティとは?
と、その前に「ユーザビリティって何ぞや?」という方のために基礎知識を解説しておきます。
ユーザビリティはユーザーにとってのサイトの使い勝手のことです。ユーザビリティを意識したサイト構造をすることで、読者が情報を探しやすくなったり見やすくなったり、記事が読みやすくなったりします(厳密には読みやすくなるのではなく、探しやすさや読みやすさを想定してブログを書く、というイメージです)。
ユーザビリティには
明確な指標や数字はありませんが、
- ユーザビリティが高い=サイトの使い勝手が良い
- ユーザビリティが低い=サイトの使い勝手が悪い
という定義をしています。
ユーザビリティは数字に出て来ませんが、
読者の頭の中でひそかに行われているリアルな評価です。
例えばユーザビリティが低い場合、読者から見ると情報が探しにくく、どこに何があるのか全くわかりません。そしてうんざりした読者は、気づけばブログからいなくなってしまいます。
では逆にユーザビリティが高いとどうなるか?というと、無意識に「このサイトめちゃくちゃ良い!」と評価され、何度も訪問している内にサイトを好きになってくれます。
そしてその積み重ねが離脱率や直帰率、滞在時間などの目に見える数字となって現れます。僕もユーザビリティを意識してから、トップページ訪問からのカテゴリーページの利用率が50%以上は上がりました。
ではユーザビリティSEOとは?
そしてユーザビリティSEOは何か?というと、ユーザービリティとSEO両方を意識した対策のことです(造語です)。
例えばSEO対策だったら
- タイトルや見出しにキーワードを入れる
- 被リンクを貼る(外部・内部対策)
- 画像にaltタグを入れる
- URLを正規化する
- XMLサイトマップを設置する
- カテゴリー構造を作る
などがあります(わからない場合は飛ばしてOKです)。
これらは基本的なSEO対策として大切なことですが、表面的なテクニックなので誰でも出来てしまいます。そして誰でも出来るということは差別化にはならないということです。
でもユーザビリティSEOは従来のテクニックSEOに「ユーザーファースト(読者第一)」の考えを組み合わせたものです。「こうしたら読者はもっと喜ぶのではないか?」という考えの基に読者が喜ぶサイトを作っていくので、yやり方は千差万別ですし、テンプレート的な発想で出来るものではありません。
テクニックSEOと比べて人間的な要素が大きいのがユーザビリティSEOの特徴です。
ユーザビリティSEOの3つの効果
ユーザビリティSEOの3つの効果を挙げておくと
- 回遊率が上がる(PVの向上)
- コンバージョン率の向上(メルマガ登録、問い合わせの向上)
- 読者とGoogle両方の評価が上がる=検索順位の上昇
などがあります。
これは僕の体感的な部分ですが、
全体で10%くらいアクセスが増えました。
あと、毎日ブログを更新しなくても
アクセスが地味に上がるようになりました。
読者・SEO両方の評価が上がるのがうれしいですね。
ユーザビリティSEOのための7つの対策
では前置きが長くなりましたが
いよいよ具体的なユーザビリティSEOを行うための7つの対策方法を解説していきます。
1.カテゴリーを整理する
まずはカテゴリーを整理していきましょう。
カテゴリーとは以下の部分です。
ブログのカテゴリーの分け方(具体例付)!SEOを有利にするための8つのポイントでも解説していますが、カテゴリーの基本は「カテゴリー名を見ればどんな情報が書いてあるか?がわかる」ようにすることです。たまに「音楽」などのカテゴリーを設定しているサイトを見かけることがありますが、個人ブログの場合はもっと具体性を持たせましょう。
もし扱うアーティストさんが決まっている場合は、親カテゴリーの下に子カテゴリーを作ってわかりやすくするのがお勧めです。
親カテゴリー=音楽
子カテゴリー=ヤバイTシャツ屋さん
子カテゴリー=岡崎体育
子カテゴリー=初音ミク
こうすれば情報を探しやすくなりますね。
扱うジャンルが幅広いほどカテゴリーの整理は大切になるので、面倒でも必ず対策しておきましょう。
★動画でも解説しています★
2.メニューバーをコンセプトに合わせる
次はメニューバーを設定していきます。
メニューバーはコンテンツへのナビゲーションが主な役割ですが、メニューバーを見ることで「このサイトはどんなサイトなのか?」を読者に知らせる役割もあります。
例えば
- オフィシャルサイトの場合…個人、もしくは企業情報を扱う(プロフィール、お客様の声、サービス内容、会社概要、理念、問い合わせなど)
- オフィシャルブログの場合…個人、もしくは企業の価値を上げる情報を配信する(おすすめカテゴリー、サイトマップ、問い合わせなど)
といったところです。
僕の場合はブログのトップページから商品を売ることを想定をしていませんので、サービスに関する内容はあまり置いていません。
僕の目的はメルマガに登録してもらい
そこで商品を販売することです。
目的によって魅せ方は変わるので
サイトの目的に合わせてメニューを設置することが重要です。
3.読者用のサイトマップを設置する
次は読者用のサイトマップを設置します。
サイトマップを設置しておくと情報が一覧で見れるので、ブログの使い勝手が良くなります。
僕の場合は手動でサイトマップを作りましたが、WordPressならPS AutoSitemapというプラグインでも作成できます。サイトマップは必ず置いておくようにしましょう。
4.記事タイトルにキーワードを2~3語入れる
次は記事タイトルにキーワードを2~3語入れるようにします。
ブログSEOのためのキーワード選定方法(超初級編)でも解説していますが、Google検索をするとサジェストキーワード(関連キーワード)がたくさん出てきます。
これらのキーワードの中から記事の内容に合ったキーワードを選べばOKです。僕の場合はサジェストを調べた後、必要に応じて検索ボリューム数を調べるようにしています。
尚、キーワードはなるべく内容に合ったものを選びましょう。検索ボリューム数が多いからといってキーワードを無理やり入れ込んでもそれは読者のためにはなりません。あくまで「この内容ならどのキーワードが適切だろうか?」と自分の頭で考えることが大切です。
5.アイキャッチは意図がハッキリ伝わる画像を使う
次はアイキャッチ画像です。
アイキャッチ画像はなるべく意図がハッキリ伝わる画像を使うようにします。
例えばサッカーの記事なのに
パスタのアイキャッチ画像だったら
いくら画像加工でタイトルを入れても「あ、これはパスタに関するコンテンツなんだな」と勘違いされてしまいます。無関係過ぎるアイキャッチ画像はやはり無関係に見えてしまうものです。
出来る限りアイキャッチは
内容と一致していることが好ましいです。
例えば
- サッカー→サッカーに関連する画像
- テニス→テニス選手やテニスグッズなど
- お金→お金が関わるもの(グラフ、¥マーク)
などですね。自分なりの戦略があって使用するなら良いですが、関連性が高い方がユーザーが認識しやすくなります。
6.見出しは目次を見ただけで大まかな内容が読み取れるようにする
次は見出しです。
見出しの一番の役割は「記事のナビゲーション」です。ユーザーに無駄な時間を使わせないように、見出しを見るだけで大まかな内容がわかるようにします。
[aside type=”boader”]細かい見出しの付け方についてはブログの見出しの付け方!読者と検索エンジンに優しい記事を書く方法でも書いていますので読んでみてください。[/aside]
ユーザーはあなたの記事を
最後までじっくり読もうとは思っていません。
あくまで興味があったら読む、というスタンスです。
そんなユーザーに最後まで読んでもらうための第一歩は「まずはどこからでも良いから読んでもらうこと」です。見出しで内容をナビゲートして最後まで読んでもらう工夫をしましょう。
7.CTAはサイトの色に合い、なおかつ目立つ色を使う
最後はCTAです。
CTAはメルマガ登録や問い合わせなどへの導線のことです。
CTAは基本的にサイトの色合いを外さない程度の目立つ色を設置します。
例えばメルマガ登録が最大の目的の場合、
CTAで地味な色を使っていてはメルマガ登録ページへのアクセス数が増えませんよね。CTAは必ず目立つ場所に目立つ色で入れておきましょう。
まとめ
ビジネスとしてブログを運営するためには
SEO対策は必須ですが、ブログはSEO対策のためではなく読者のためにあります。
読者のことを考え抜かれた
コンテンツこそ売上に繋がります(つまり売れやすくなります)。
常に読者を想定してブログを作ることを忘れないようにしましょう。
次は内部リンクって何?SEOで検索上位にするための基礎知識へGO!
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