【実体験】「お金を稼ぐ=悪いこと?」罪悪感を消し去る4つの方法

どうしても「お金を稼ぐ=悪いこと」と考えてしまう人。本当はお金を稼ぎたいはずなのに、お金を稼ぐことに対する罪悪感が消えない人。
そういう人に向けてこの記事を書いています。
僕が個人でお金を稼ごうと思った時、一番の障害になったのは「お金を稼ぐことへの罪悪感」でした。
会社員から独立しようと思っていた時、「相手からお金をもらうことへの抵抗感」に悩まされて極端に価格を下げたり、提案ができないことに悩まされました。
そんな僕の実体験を含めて「お金への罪悪感を消した方法」を書いていきます。
目次
お金を稼ぐことへの罪悪感の正体
僕がスクールやコンサル指導してきた経験を踏まえると「お金を稼ぐ=悪いこと」と感じている人の多くは以下のような状態です。
上記の画像は「お金を稼ぐ」ことに対する一般的なイメージです。
要約するとBさんがAさんから一方的にお金を受け取り、Aさんだけが損をしているという状態です。
つまり自分がお金を稼ぐということは、誰かが損しているのではないか?という思い込みがあり、お金をもらうことができないのです。
お金を稼ぐためにはこのメンタルブロック(先入観や思い込み)を外す必要があります。
お金を稼ぐことに罪悪感がない人のイメージ
では逆に稼ぐことに罪悪感がない人はどういう思考回路なのか?というとこんな感じです。
稼ぐのに躊躇がない人は例外なくこういう考えです。具体例を挙げるとこんな感じですね。
これは「お金と価値の交換の例」の図解です。
簡単に説明すると
- AさんはBさんにお金を支払い、パソコンを得る(通常価格よりも安く得られる)
- BさんはAさんからお金を受け取り、パソコンを渡す(通常価格よりも高く売れる)
となります。
この構図を見ると「どちらも得している」のがわかります。Aさんはパソコンが安く得られて、Bさんはパソコンが高く売れた。
こうしてみると「お金を払うのは損」ではなく「お金を払ったほうが明らかに得している」のです。
これがビジネスの基本です。
つまり
- 価値提供の対価としてお金をもらっている
という訳ですね。
例えば僕だったら、ブログやTwitterなどを通して情報発信をしています。
そこで価値ある情報を提供して信頼を積み重ねたからこそ、オンラインスクールや外部講師の依頼、コンサルに繋がるのです。
「お金を稼ごう!」と思ったらそれだけの価値を提供しないとお金は得られません。
例えば月収30万円を稼ぎたいと思ったら、毎月30万円を得られるだけの価値提供が必要です。
シンプルに言えば
- 1万円分の価値提供=1万円払ってもらえる(オファーをすれば)
- 10万円分の価値提供=10万円払ってもらえる(オファーをすれば)
という感じです。
稼げる人はそれだけの価値提供を行っているということです(詐欺は除く)。
会社員時代はお金をもらうのにビビりまくっていた
ただ僕も会社員からまだ独立できていない時代、お金をもらうのには相当躊躇していました。
コンサル半年15万円で提示したいのにビビって10万円で提示しちゃったり、セミナー価格を3000円にしたり、教材価格を安くしすぎて「逆に価値を感じてくれないよ!」と彼女とか知り合いに怒られたりw
今では価格を聞かれても「3ヶ月40万、半年70万です(ビシ)」と言えるようになりましたが、昔は本当にビビりまくってました。
お世辞でもビジネスセンスはなかったし、少しずつお金のブロックを解除して今の状態へ至りました。
だから「お金を稼ぎたい。でも高額をもらったりするのは怖い」というのはすごいわかります。
でもわかるからこそ抜け出さなきゃいけないんだよって伝えたいんですよね。
お金を稼ぐ罪悪感をキレイサッパリ消す方法
ではどうすればお金への罪悪感を消し去ることができるのか?
僕が実体験を通して重要だと思った4つの方法をお伝えします。
1.価値があると思ったらお金を支払う
まず「これは価値がある!」と思ったら必ずお金を支払ってください。
例えば僕の場合は大好きな漫画だったら音楽だったり、本当に価値を感じるものに関してはお金を払うようにしています。
最近買ったのは
- 東京卍リベンジャーズ
- 約束のネバーランド
- 僕のヒーローアカデミア
- This man
- ゴールデンカムイ(コミック版)
- 魔法使いの嫁(コミック版)
- インベスターZ(コミック版)
です。笑
いずれも全巻買いました。
もちろん買う瞬間「うっ」と抵抗感は未だありますが、価値あるものにはお金を払うようにしています。
誰もが「いざお金を払う」となると最初は嫌な感情になります。
「うわ、お金がなくなる…」
「このお金があったら何ができるか…」
「お金、お金…」
と、お金を払うのを止める呪文が脳に飛び交います。
でもお金が最優先な思考では相手からお金がもらえません。
だから嫌な感情を思いっきり無視して買ってください。価値があるものにはお金を払う癖を付けましょう。
2.お金を払ったら対価を得る癖をつける
ただ、お金をただ支払うだけでは不十分です。それではただの浪費だからです。
せっかくお金を払ったなら、必ず対価(リターン)をとりにいきましょう。例えば漫画だったら、買った瞬間カフェとかに行って全巻一気に読みます。
そのまま漫画を部屋に放置するとかは絶対ダメです。放置した瞬間、支払ったお金が無駄になり、無意識にお金を払う=悪いイメージになります。
買ったらすぐに全巻読んでください。全巻読んだらTwitterでシェアするのもいいですし(ネタバレとかはダメですよ!)、ブログに感想を書くでもいいです。
価値を発信してアクセスを集めたり、発信を通じて漫画好きな人達と繋がってもいいでしょう。
- 価値にお金を払う→対価を取りに行く
というのを繰り返すことで、お金に対する悪いイメージが少しずつ消えていきます。
こうして「お金を払う=気持ちのいいもの」というイメージに書き換えていきます。
3.お金を稼ぐことに罪悪感がない環境に属する
あとできればお金を稼ぐことに罪悪感がない環境に属するのがおすすめです。
いくら自分がお金に対する罪悪感を消そうと思っても
「また怪しいことしてるのか」
「漫画なんか買ってないで勉強しろ」
「お金を稼ぎたいならひたすら働け」とか言われるような環境では絶対に稼ぐことへの罪悪感は消えません。
一番おすすめなのは、すでに個人レベルで稼いでいる人達が属する環境にいくことです。
すでに稼いでいる人達はお金へのメンタルブロックがないので、その思考回路をインストールすれば稼ぐことへの抵抗はなくなります。
※TwitterやFacebookで「会いましょうDM」をしてくるのは十中八九詐欺だから気をつけてね!
普段の人間関係はモロに影響されます。
親、友達、同僚が個人レベルで稼いでないなら、あなたも個人レベルでは稼げません(稀にできる人もいますが)。
本気で稼ぎたいならそれ相応の環境づくりをしたほうが良いです。
4.人生初のマネタイズは全力でおこなう
もし今後、あなたの人生初「お金を相手からもらわなければいけない瞬間」がきたら
気合を入れて、全力で、自信を持って売りましょう。
なんだかんだ対策をしても「一人の個人としてお金をもらう経験」をしないとメンタルブロックは外れません。
初めてお金をもらう時は怖いし、罪悪感があるし、悪いと思ってしまうものです。それくらい小さい頃からお金に対する価値観を刷り込まれているからです。
でもそれはお金をもらった後どうなるか?は自分の行動次第です。
お金をもらった後に何もしなかったら詐欺になりますし、全力で行動して相手の人生が良い方向に向いたら感謝されます。
「お金をもらって感謝される」という経験を積めば必ずお金のブロックは解除されます。
ある意味お金の呪縛から解放されるには
- 勇気を出してお金をもらい、感謝されるくらい価値を提供する
しかないかもしれません(元も子もないけどw)。
まとめ
「お金を稼ぐこと=悪いこと」と罪悪感を感じてしまうのは長年刷り込みされてきた固定概念です。
お金のブロックを解除するには、身体の歪みと一緒で少しずつ凝固まった思考をほぐしていく必要があります。
そのためにもまずは
- 価値あるものにはお金を払う
- お金を払ったら対価を取りに行く
- お金を稼ぐのが当たり前の環境に属する
- 人生初でお金をもらう時は全力でいく
というのを意識してみてください。
上記の4つが習慣になれば少しずつお金に対する考え方が変わっていくはずです。