1万人に読まれるブログ記事の構成と検索ニーズとのマッチングの重要性

ブログ記事の構成と
検索ニーズとのマッチングは、
SEOでアクセスを集めるための重要な要素です。
あなたのブログがより多くの人に読まれ、
信頼でされ、見込み客リストを手に入れるには、記事構成を十分に練り上げる必要があります。
そこで今回は、
僕のブログ内で実際に
1万人のユーザーに読まれた記事の構成をお伝えします。
★こちらの記事を合わせて読むと最高です★
目次
ブログ記事の構成で最も重要な要素とは?
先に結論をお伝えしておくと、
ブログを読ませる上で最も重要視すべきは
検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作ることです。
理由はその方が最終的に
集客が楽になるからです。
短期的なアクセスを狙って、
ひたすらSNSの拡散狙いで
キャッチーな記事を書けば、
短期的にアクセスが集まるかもしれません。
でもそれはたまたま伸びただけで、
読んだ人があなたのことを好きになる訳でもありませんし、集客に繋がるわけでもありません。それより大切なのは、あなたの記事をより多くのユーザーに読んでもらいブログの信頼度を上げることです。
安定した集客を実現するためには、
数字で把握しづらいSNSから
集客をするよりも、
月間検索数が一定以上あり、
あなたの商品を買ってくれると想定される
キーワードを狙った方が明らかに早いです。
まあ僕自身、
数字や根拠(という後ろ盾)がないと
怖いっていうのもあるけど。笑
検索ユーザーのニーズを満たすことが重要な理由
ではなぜそこまで
検索ユーザーニーズを
考えなければならないのか?というと、
検索ニーズとのマッチングによって、
- not read(読まない)
- not belive(信じない)
- not act(行動しない)
を越えられる確率が格段に上がるからです。
書き手が思っている以上に、
ユーザーは記事をクリックしてくれないし、
読み進めてくれないし、信頼もしなければシェアもしてくれません。
しかし、最低限『読まれない』の壁をクリアしなければ『信じる』の壁にも到達できず、また信じたとしても『行動しない』のがユーザーです。
読者は僕らが想像している以上に行動しません。
これからあなたが本気で
読まれる記事を書きたいなら、
・ユーザーはまず読まない。
このことを大前提として
頭に入れておく必要があります。
キーワードリサーチから検索意図を考える
読まない壁を突破するためには、
キーワードを基に『検索ユーザーは何を求めているか?』を
理解できるまでリサーチをします。
キーワードリサーチをする際は
検索結果もそうですが、ヤフー知恵袋、goo質問版、Twitterなども使ってニーズ(ユーザーが解決したいと思っている悩み)を拾えるだけ拾っていきます。ある程度頭の中でニーズが固まるまでリサーチを続けていきます。
記事を書くためのリサーチをする際に
一番重要なのは、
- 主観を入れないこと
- 早急に決めつけないこと
- ニーズ視点で調べること
- 事実を集めること
- 事実から背景を読み取ること
かな。。。
勝手に決めつけた瞬間にユーザーは読む気失せるから、本当にリサーチ大事。— まつ(ブログ屋さん) (@arata0_100) 2017年9月10日
リサーチは面倒ではありますが、
すべては
- not read(読まない)
- not belive(信じない)
- not act(行動しない)
を越える材料を集めるためです。
これらを踏まえた上で
記事を書くようにすると、
ただキーワードを埋め込んで記事を書くよりも遥かに精度が上がります。
自分が思ってるよりも記事って
誰も読んでくれないかんね。
だから僕でも読みたくなるくらいの記事書いてね。
ピヨ三郎
ブログ記事の基本的な構成
ではいよいよ
前置きが終わったところで
記事の構成を解説します。
主にブログ記事を書く上での
基本的な型はこのようになっています。
大きく分けると、
- トップコピー(タイトル&リード文)
- ボディコピー(大見出し&本文)
- ボトムコピー(まとめ&CTA)
の3つです。
これについては
バズ部さんのたった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術を読んでみるとわかりやすいと思います。
基本構成は
バズ部式が最もオーソドックスであり
鉄板の型なので、僕もこちらを利用しています。
基本パターンはこれだと
思ってもらえれば大丈夫です。
ただ、、、
絶対に知っておかなければいけないのは、
いくら型に沿って書いても
検索ユーザーの求める情報とズレていたら
全く機能しないということです。
型の重要性については
どのライティングノウハウでも
言われていることですが、
いかんせん
『検索ユーザーの立場を本気で調べる・考える』
ということについてはあまり言われていませんので、検索意図は何か?という視点を絶対に忘れないようにしましょう。
ではいよいよ構成を
一つ一つ解説してきます。
まずはトップコピーから。
トップコピー:タイトルはとにかく”興味性”重視!!
タイトルを付ける際の基本は、
とにかく興味を惹くということです。
内容が良いのに
タイトルが適当過ぎてアクセスを
逃している記事ってすごく多いです。
そしてすごく勿体ないと感じます。
タイトルはアクセスを集める上で
最重要な部分なので、ここで手を抜くのは内容で手を抜くのと同じです。
絶対に手を抜かないようにしましょう。
尚、タイトルを付ける際に
大まかに気を付けるべきポイントとしては、
主に以下の三点になります。
- 得られるメリットをわかりやすく伝える
その記事を読んだら何が得られるのか?
どんな効果が期待できるのか?をわかりやすく表現することが大切です。例えば今回の記事の場合『1記事で1万人に読まれる』という効果を期待してクリックしてもらうように仕込んでいます。得られるメリットがわかりやすく表現されていると、見た瞬間に興味を惹くことができます。
- 簡潔に表現する
タイトルをクリックさせるためには、難しい言い回しや小説のような文章力は不要です。むしろ出来る限り短く簡潔に表現することを心掛けてください。
- 数字を入れる
タイトルに数字を入れるだけで得られる効果が明確になります。
『飲食店の売上を伸ばす方法』よりも『1カ月で飲食店の売上を2倍に上げた方法』の方が得られる効果がすぐにわかると思います。しかもこの技術は数字に換算できるものならすべてに応用できるので、
『~人』
『~時間』
『~km』
『~kg』
『~回』
『~倍』
『~歳』
など『これは数字で表現出来ないかな?』と考えみることが重要です。
尚、更に詳しい
タイトルの詳しい付け方が知りたい方は
こちらの記事を読んでみてください。
記事を読み進めながら
タイトルを付けていただくだけで、
かなりタイトル力が上がると思います。
リード文:ユーザーを本文まで引っ張り込む役割
次はリード文です。
リード文はユーザーを
本文まで引っ張り込む役割です。
ここで本文を
読んでくれるかどうかが決まるので、
必ず下記のことを意識して書くようにしましょう。
↓
- 悩みへの訴求
まずは検索ユーザーが悩んでいるであろう部分に訴求をします。例えば『iPhone 初心者 使い方』というキーワードであれば『iPhoneを初めて購入したものの、何をどう使えばいいかわからず迷っていませんか?』などと訴求をすると、今まさに悩んでいるユーザーが自然と共感して読み進めてくれます。
- 解決策の提示
ここで悩みに対する解決策を提示します。
訴求した悩みに対する解決策なので、悩みと解決策が上手くマッチングするように書いていきましょう。
例『そこで今回はiPhone完全初心者でもわかる基本機能5つとその使い方をご紹介します!』
など。
- 根拠があれば提示
もしこの解決策に対する根拠があれば提示します。
根拠はダイエットインストラクターだったら痩せた写真、セミナー集客屋さんだったら満員のセミナー写真、料理だったら写真を魅せるなどが根拠になります。
※『使い方の紹介』などのコンテンツは、
それ自体が根拠なのでいりません。
ボディコピー:検索ユーザーに”価値を提供する”パート
タイトルとリード文の次はボディコピーです。
いわゆる『内容』に当たります。
ここでSNSのシェアやはてブ、
また検索エンジンでの評価が決まってくるので、
内容にも100%力を入れて作るようにしましょう。
で、ボディコピーを構成しているのは、
- 大見出し&小見出し
- 本文
となります。
では順番に解説をしていきましょう。
大見出し&小見出し:ユーザーの情報探索を楽にする役割
大見出し&小見出しの役割は、
主に
- ユーザーが情報を探しやすくすること
- 検索エンジンがコンテンツ内容を認識しやすくすること
の2つです。
個人的にはSEOを意識するよりも
ユーザーにとってわかりやすい構成にした方が
良いと思っています。たぶん、人間的に。笑
また見出しは
記事内のナビゲーションと
考えるとわかりやすいと思うので、
理想は流して読んでも理解できるようにすることです。
本文:読みやすさ重視でわかりやすく
本文は小難しい要素は除いて、
読みやすく、わかりやすい内容を書くことが大切です。
また内容がどの程度か?によって
メルマガの登録率や信頼度、離脱率
なども変わっていきますので、内容は出し惜しみをせず伝えるようにしましょう。
(質の高い記事はリストが一気に増えます)。
では具体的に
良い内容とは何か?というと、
下記の三点が意識されている文章です。
- 簡潔にまとめられている
内容は簡潔にまとめられてるのが大切です。
『簡潔に』というと『ざっくりと』と勘違いしそうですが、適当にまとめるのではなく、本当に必要な情報以外を削ってコンパクトにまとめるということです。一文がやたらと長かったり、段落中に右往左往するとどんどん読む気が失せます。書いた文章は、なるべく推敲して短くまとめるようにしましょう。
※ちなみに僕のライティングはこの本から学びました。広告コピーの本だけどこの本のクオリティを越えるライティングの本は今まで読んだコトないです。10回読んでも学べます。
↓
- 具体的でわかりやすい
内容は具体的に表現することが大切です。僕のブログの場合もそうですが、文章だけでは伝わらない部分はなるべく画像を活用して具体的に伝えるようにしています。記事を書くのはかなり手間がかかりますが、後々評価されるのを狙って書いています。
- 抽象から具体へ流れている
これは僕が読みやすいと思っている理論ですが、
記事は抽象的な内容から具体的な内容に流れていくのが最も読みやすいと感じています。
例を見てみましょう。
例:ウケるブログ記事のポイントはまずは読みやすいこと、専門用語が少ないこと、そして簡潔にまとめられていることです。なぜ読みやすいことが大事なのかというと、、、
ポイントがぐちゃぐちゃで整理しづらい…
よりも
例2:ウケるブログ記事を書くためのポイントは
- 読みやすいこと(抽象)
- 専門用語が少ないこと(抽象)
- 簡潔にまとめられていること(抽象)
の3つです。
この3つのポイントが
大事な理由について説明していきます。1.読みやすいこと(抽象)
これが重要な理由はうんにゃらうんにゃら(具体的)
2.専門語が少ないこと
これが重要な理由はうんにゃらうんにゃら(具体的)
3.簡潔にまとまられていること
これが重要な理由はうんにゃらうんにゃら(具体的)
2.1.ウケるブログを書くための5つの手順(更に具体的)etc…
※抽象から具体に流れていくとポイントが整理しやすく、話が伝わりやすい。尚、わかりやすい人の話はもれなくこの構成になっているので注意深く見てみるといいです。
という感じです。
これは完全に僕が今まで
文章を読み書きしてきたことから
わかる感覚ですが、おおよそ当たっていると思います。
読みやすい記事は
ポイントが整理されているので
頭に入りやすく『読まない壁』を容易に突破できます。
割と重要なポイントなので頭に入れておくといいと思います。
ボトムコピー:記事で最も伝えたい部分をもう一度伝える
ボトムコピーはいわゆる
- まとめ
の部分です。
ここで伝えたかった部分を
もう一度伝えることでよりユーザーの記憶に
残るようにします。
例えば今書いているこの記事だったら、
まとめ例:
記事の構成を練り上げるのは少々面倒ですが、
あなたのブログがより多くの人に読まれ、
信頼され、見込み客リストを手に入れるためには必須です。ぜひとも
今回の構成を参考にしながら、
あなたも1万人に読まれる記事を作ってみてくださいね!!
などとまとめれば、
伝えたいことをコンパクトに伝えることが出来ます。
あ、もう書いちゃった。
最後のオチどうしよう。。。笑
まあとにかく、まとめでは
新しいことを言う必要はないので
『最初に言ったこと復習するからわすれないでね!』
くらいの感じで挟んであげるといいです。
ブログマーケターJUNICHIさんも
そんなツイートしてました。
色んな情報があふれている時代だからこそ、「シンプル」に伝える能力を磨く必要がある。
ブログでまず意識したいのは、
「結論」
↓
「理由」
↓
「結論」
って「結論」でサンドイッチすること。
そうすれば、結論に向かって要らない情報が削れる。#シンプルイズザベスト— ブログマーケッターJUNICHI (@Junichi_Santa) 2017年9月8日
CTA:特に意識しなくてOK
CTAを設置する場合ですが、
これはブログの目的によっても違うので、
一概にこうしろとは言えません。
Googleアドセンスのクリックが目的なら
記事の下に並べて貼っておけばいいと思いますし、
メルマガリストの獲得なら登録ページへのバナーをはっておけばいいと思います。
CTAはいわゆる
ブログのゴールは何か?
によって異なりますのでここでは割愛します。
ちなみに僕は記事の下に
こんなバナーを貼っています。
目的に合わせたCTAを
用意しておくのが良いと思います。
まとめ
さて、全体の構成と
意識すべき点について
ざっくりとお伝えしました。
この流れを実践していただくだけでも
ライティングはかなり改善されると思います。
最後にもう一度まとめると
- 検索ニーズとマッチした記事を書く
- トップコピー(タイトル&リード文)は興味性重視!
- ボディコピーは簡潔で読みやすい構成にする
- ボトムコピーはもう一度結論をまとめる
となります。
記事の構成を練り上げるのは少々面倒ですが、
あなたのブログをより多くの人に読んでもらい、信頼され、見込み客リストを手に入れるためには必須です。
ぜひとも
今回の構成を参考にしながら、
あなたも1万人に読まれる記事を作ってみてくださいね!!
ではではこの辺で^^